プロキオンS2020の競馬予想分析!3つのデータから導く危険な人気馬
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2020年7月12日、阪神競馬場でプロキオンステークス(GⅢ/ダート1400m)が行われる。今回は過去のデータやレース傾向を振り返り、当レースの危険な人気馬を予想していく。

馬券を買う上で特に重要なのは「どの馬を買うか」ではなく「どの馬が消しか」を見極めることだ。

人気馬を「買わない」と判断できれば、余った資金を軸馬の買い足しや穴馬の追加購入に回すことができる。そして人気馬が馬券圏外になれば配当が跳ね上がる。

「人気だから押さえようかな」と毎回人気馬を買ってしまうと回収率は落ちていく。だからこそ「買わない人気馬」を見つけることがカギになってくるのだ。

果たして、人気が想定されるサクセスエナジー、サンライズノヴァ、レッドルゼル、ラプタス、スマートダンディーらの中で危険なのはどの馬なのか。しっかり考察していこう。

今年は阪神開催のため、阪神で行われた2010年までのデータを参考にしていく。


プロキオンステークスの人気馬成績

過去10年のデータを見ると、1番人気は2勝、2着3着もともに2回。比較的人気の信頼度は高いが、どちらかといえば、5倍台から9倍台までの信頼度の方がよさそう。

単勝万馬券の馬が勝ったこともあるが、レアケースと考えた方がいいほど、単勝1ケタ台の馬がほとんど連対まで占めている。しかし、今年は阪神開催、どう変化するか。

ではここからは注目のデータをピックアップして紹介していこう。

予想参考データ① 斤量を克服した馬

同時期に開催されていた阪神時代のプロキオンステークスは2007年から2010年までの4回。その中で、58キロや59キロを背負って3着以内に入ったのは3頭いる。しかし、中京開催では8年でわずか1頭しかいなかった。

つまり、重い斤量を背負っても阪神開催なら持ちこたえられる可能性がある、そんな見方ができる。傾向を見ると、既に背負っていた斤量を克服し、交流重賞などで馬券圏内に入っていた。

今年該当するのはサンライズノヴァだけ。しかし、去年の武蔵野ステークスは59キロで完敗。58キロでオープン特別連対はあるが、59キロの重賞ではどうか。

予想参考データ② 求められる阪神1400実績

では、07年から10年までの勝ち馬から傾向を見ると、阪神1400、プロキオンステークスの舞台で前に勝っている馬が、ここでも勝ちやすい。

ポイントは2勝以上しているか阪神1400のオープン特別で勝っていること。主に1000メートルを走っていたヴァンクルタテヤマは違ったが、他の3頭はこれに該当した。

サクセスエナジーは微妙に足らず、サンライズノヴァは未勝利、ラプタスの場合は1戦1勝。なかなかの上位馬がこのファクターで消える可能性がある。

予想参考データ③ 環境が激変した馬は凡走?

人気だった馬が負けたケースを探っていくと、前走と比べて環境が大きく変わった馬が、本来やりやすいフィールドに戻ったにもかかわらず、負けることがある。

グロリアスノアのように前走が安田記念、芝だった馬、シルクビッグタイムのように初めての古馬との対戦だった馬、オフィサーのように関西馬なのに関西でのレースが1年ぶりだった馬など、特異な状況だった馬が人気で負けやすい傾向にあった。

阪神自体3年ぶりの出走となるサンライズノヴァがこの中だと怪しい。どちらかといえばマイルに強いだけに、色々と環境が変わるここで激走できるかどうか。

2020年の危険な人気馬は?

サンライズノヴァは人気になる見込みだが、やはり59キロが厳しい。地方交流G1では勝ってるが、中央の実績は56キロで勝った武蔵野ステークスぐらいで、少し背負われるとどうか。色々と克服しないといけない。プロキオンステークスの好走条件に合致せず、危険な人気馬の一頭になりそうだ。

また、サクセスエナジーは2つ目の消しデータに合致している。オープン特別、リステッド競走と連勝していて、斤量も克服した馬に死角はなさそうだが、阪神での実績が微妙に足りない。コーラルステークス2着で十分という見方もできるだろうが、過去の傾向を見るにもう少し欲しいところ。

反対にラプタスは危険なデータに一つも当てはまらない。ダートで負けたのは左回りだけ、あとはきっちり勝っている。同型がいないわけではないが、控えても勝っており、柔軟性はある。中央での勝ち方は結構ギリギリだが、勝ち切る競馬ができるのが魅力である。人気馬の中で最も不安要素が少ないのは、ラプタスと言えそうだ。

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