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2019年7月7日、中京競馬場でプロキオンステークス(GⅢ/ダート1400m)が行われる。今回は過去のデータやレース傾向を振り返り、当レースの危険な人気馬を予想していく。

馬券を買う上で特に重要なのは「どの馬を買うか」ではなく「どの馬が消しか」を見極めることだ。

人気馬を「買わない」と判断できれば、余った資金を軸馬の買い足しや穴馬の追加購入に回すことができる。そして人気馬が馬券圏外になれば配当が跳ね上がる。

「人気だから押さえようかな」と毎回人気馬を買ってしまうと回収率は落ちていく。だからこそ「買わない人気馬」を見つけることがカギになってくるのだ。

果たして、人気が想定されるマテラスカイ、サンライズノヴァ、ミッキーワイルド、ウインムート、サクエスエナジーらの中で危険なのはどの馬なのか。しっかり考察していこう。

馬場改修後の2012年以降7年間のデータを参考に予想を進めていく。


プロキオンステークスの人気馬成績

過去7年のデータを見ると、1番人気が勝ったのは2回、2着3着も2回ずつと信頼度は高いが、アタマも鉄板は言い過ぎか。

2番人気も成績が良く、上位人気はすんなりいきそうだが、5番人気が2勝するなど、そこが狙い目か。

ではここからは注目のデータをピックアップして紹介していこう。

予想参考データ① 前走地方馬の取捨選択

前走地方出走馬(2- 3- 0-20)
勝率 8.0% │ 複勝率 20.0%

ダートの短距離戦でめぼしい重賞がこの時期は少なく、地方の短距離重賞やかしわ記念からの距離短縮を狙う馬がチラホラ。

地方だと対戦相手が限られるため、その中で2着以内には入っておきたい。距離短縮なら掲示板ぐらいは最低限は確保したいが、優先すべきは2着以内。

求められるものが地方と中央では違うが、それでも地方でそれなりの結果は残しておきたい。前走さきたま杯4着のサンライズノヴァにはどうか。

予想参考データ② 直線だけではどうにも

ダートは基本前残りではあるが、同じ距離の根岸ステークスのようにやたら追い込みが決まるレースもある。このレースに関しては基本前目でいい。

上がり3ハロンのタイムを見ると、1位の馬は複勝率25%しかなく、ちょっと悪い。上がりの脚があればいいことはいいが、直線だけで何とかするのはどうか。

今回マテラスカイがおり、逃げるのは濃厚。わざわざ危険を冒してペースを乱す馬も少なそうで、前での決着で考えるのが筋か。

予想参考データ③ リピーターレース

2年連続で走る馬は結構おり、アドマイヤロイヤル、ベストウォーリア、キョウワダッフィィー、キングズガードが該当する。7年で4頭もいる時点でリピーターレースである。

面白い傾向としてこのうちの3頭は翌年人気を落としている。つまり、結果を出しつつ人気を落とす馬が狙い。

マテラスカイの人気は濃厚なので、58キロが嫌われそうなウインムートが狙いということになりそうだが、どうか。

2019年の危険な人気馬は?

サンライズノヴァは人気になる見込みだが、後ろからの競馬が目立ち、さきたま杯も立ち遅れ。まして今回1キロ斤量増で、前走より状況は厳しくなるがどうか。プロキオンステークスの好走条件に合致せず、危険な人気馬の一頭になりそうだ。

また、マテラスカイは3つ目の消しデータに合致している。実は休み明けに弱く、3か月以上の間隔を空けると着外が多い。使い詰めの方がいいタイプと言える。ドバイのゴールデンシャヒーンでは大健闘を見せたが、1400メートルは本質的に長い。去年勝ちはしたが、大敗しているのも1400メートルだ。

反対にサクエスエナジーは危険なデータに一つも当てはまらない。さきたま杯は2着、黒船賞は1着、この距離の交流重賞では存在感を見せ、フェブラリーステークスも大健闘。リステッド競走で1着もあり、ウインムートの斤量を考えれば面白そうだ。人気馬の中で最も不安要素が少ないのが、サクセスエナジーと言えそうだ。

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