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2019年4月7日、阪神競馬場で桜花賞(GⅠ/芝1600m)が行われる。ダノンファンタジー、グランアレグリア、クロノジェネシス、フィリアプーラ、ノーワンらが出走するが、どんなレースが展開されるのか? 台頭する可能性を秘めた伏兵とは?

開催に際し、どのような血統の馬がいい成績を残しているのか、過去のデータをもとに見ていくことにしよう。

今回、好走血統は過去10年より集計を行った。


過去10年好走馬血統

1着 アーモンドアイ
父ロードカナロア 母父サンデーサイレンス

2着 ラッキーライラック
父オルフェーヴル 母父Flower Alley

3着 リリーノーブル
父ルーラーシップ 母父クロフネ

1着 レーヌミノル
父ダイワメジャー 母父タイキシャトル

2着 リスグラシュー
父ハーツクライ 母父American Post

3着 ソウルスターリング
父Frankel 母父Monsun

1着 ジュエラー
父ヴィクトワールピサ 母父Pistolet Bleu

2着 シンハライト
父ディープインパクト 母父Singspiel

3着 アットザシーサイド
父キングカメハメハ 母父アグネスタキオン

1着 レッツゴードンキ
父キングカメハメハ 母父マーベラスサンデー

2着 クルミナル
父ディープインパクト 母父Candy Stripes

3着 コンテッサトゥーレ
父ディープインパクト 母父トニービン

1着 ハープスター
父ディープインパクト 母父ファルブラヴ

2着 レッドリヴェール
父ステイゴールド 母父Dixieland Band

3着 ヌーヴォレコルト
父ハーツクライ 母父スピニングワールド

1着 アユサン
父ディープインパクト 母父Storm Cat

2着 レッドオーヴァル
父ディープインパクト 母父Smart Strike

3着 プリンセスジャック
父ダイワメジャー 母父Afleet

1着 ジェンティルドンナ
父ディープインパクト 母父Bertolini

2着 ヴィルシーナ
父ディープインパクト 母父Machiavellian

3着 アイムユアーズ
父ファルブラヴ 母父エルコンドルパサー

1着 マルセリーナ
父ディープインパクト 母父Marju

2着 ホエールキャプチャ
父クロフネ 母父サンデーサイレンス

3着 トレンドハンター
父マンハッタンカフェ 母父ブライアンズタイム

1着 アパパネ
父キングカメハメハ 母父Salt Lake

2着 オウケンサクラ
父バゴ 母父リアルシヤダイ

3着 エーシンリターンズ
父キングカメハメハ 母父キャロルハウス

1着 ブエナビスタ
父スペシャルウィーク 母父Caerleon

2着 レッドディザイア
父マンハッタンカフェ 母父Caerleon

3着 ジェルミナル
父アグネスタキオン 母父Double Bed

良馬場で行われた過去5回の桜花賞を見ていくと、5番人気以下で穴を開けた馬の父はディープインパクト、キングカメハメハ、ハーツクライというクラシックに強いリーディング上位種牡馬だった。(例外はダイワメジャー産駒のプリンセスジャックのみ)

特にディープインパクトとキングマンボ系は桜花賞と相性がいい。

過去10年、父がディープインパクトかキングマンボ系だった馬が10番人気に支持された場合、回収率は単複ともに140を超える。ベタ買いしても大幅にプラスになるわけだ。

今年も有力馬のほとんどがディープインパクトとキングマンボ系だ。

彼女たちを中心にレースが回っていくことになるだろう。

ディープインパクト×母系の重厚さ

ディープインパクト産駒についてさらに掘り下げていくことにしよう。

過去の好走馬を振り返っていくと、特に近年は母系に重厚な血統を持っている馬が多くいることが分かる。

例えば2015年に人気薄ながら2、3着になったクルミナルとコンテッサトゥーレだ。

クルミナルの母父はキャンディストライプス。その父ブラッシンググルームは凱旋門賞馬のレインボウクエストを送り出している。欧州3冠馬のラムタラ、日本ではテイエムオペラオーやマヤノトップガンの母父としても有名だ。

そしてコンテッサトゥーレの母父トニービンも凱旋門賞馬である。

他にもシンハライトの母父はサドラーズウェルズ系のシングスピール。ハープスターの母父はサドラーズウェルズの全兄弟ファルブラヴである。

ディープインパクト産駒にとっては母系が鍵になってきそうだ。

キングマンボ系はターントゥとの組み合わせ

一方のキングマンボ系はというと、母系にサンデーサイレンスなどのターントゥ系の血を持っていた。

昨年の1着馬アーモンドアイの母父はサンデーサイレンス。3着のリリーノーブルも母母父がサンデーサイレンスだった。

人気薄ながら穴を開けたアットザシーサイド、レッツゴードンキも母父サンデー系。そして2010年のエーシンリターンズは母父キャロルハウス。父系を辿ると、サンデーサイレンスと同じターントゥに行き着く。

キングマンボ系種牡馬は母系の良さを引き出すのが特徴だ。

桜花賞ではサンデーに代表されるターントゥ系との相性を重視していくのが良さそうだ。

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