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2018年5月6日、東京競馬場でNHKマイル(GⅠ/芝1600m)が行われる。タワーオブロンドン、ケイアイノーテック、テトラドラクマ、カツジ、ギベオン、プリモシーン、ミスターメロディ、パクスアメリカーナ、ルーカスらが出走するが、どんなレースが展開されるのか?台頭する可能性を秘めた伏兵とは?

配当傾向を過去10年で見てみると、単勝1番人気が6勝しているものの2011年を除き三連単はすべて万馬券、2009年と2013年は100万円を超える配当、昨年も単勝2番人気→13番人気→6番人気の組み合わせで296,160円と高配当になっている。

2018年も従来の傾向通りの荒れた決着となるのか、2011年のように一転して人気サイドの決着となるのか。

開催に際し、競馬TIMES編集部では予想の参考になりそうなデータをいくつかピックアップして紹介する。人気、血統、枠順、ローテーションなど、予想のポイントになりそうなデータとは?(対象データ:2008年~2017年に行われたNHKマイル)


ポイント1 極端な人気薄は消し!

上記でも触れたように三連単の配当で見ると荒れる年のほうが圧倒的に多いのがNHKマイルの特徴だ。ただし、それでも、人気別に集計した場合、単勝11番人気以下になるような極端な人気薄の馬の成績は奮わない。

人気着別度数
11-18人気0- 2- 5- 73/ 80
人気勝率複勝率単回値複回値
11-18人気0.0%8.8%0129

なお、過去10年の結果から見ると、単勝1番人気が6勝しているものの2着3着は1回もなく残りの4回はすべて4着以下と極端な結果となっているのも特徴となっている。

※以降、10番人気以内を対象に集計

ポイント2 父・ロイヤルチャージャー系以外は消し!

血統からポイントを探すと父・ロイヤルチャージャー系のみが活躍しているといっても過言ではない。ディープインパクトやステイゴールド、オルフェーヴルに代表されるように現在の日本種牡馬界の王道とも言えるロイヤルチャージャー系の成績は、クラシックで活躍するようなマイルから中距離で特に目立ちNHKマイルも絶好の舞台と言える。

父系統着別度数
ロイヤルチャージャー系以外3- 3- 1-37/ 44
父系統勝率複勝率単回値複回値
ロイヤルチャージャー系以外6.8%15.9%3842

昨年2017年の勝馬アエロリット、2015年の勝馬クラリティスカイが共にニアークティック系種牡馬のクロフネ産駒(鞍上も共に横山典弘騎手)だが、2016年は1着から3着まですべてロイヤルチャージャー系となっている。

ポイント3 前走馬体重は460-519kg以外は消し!

前走の馬体重に注目すると、マイル戦で一見スピードが求められそうだが身軽さだけでは活躍できない結果となっている。スピードだけでなくスピードを持続させるスタミナもある程度要求されていることがわかる。

前走馬体重着別度数
460-519kg以外0- 2- 0-27/29
前走馬体重勝率複勝率単回値複回値
460-519kg以外0.0%6.9%017

2008年の2着馬ブラックシェルと2016年の2着馬ロードクエストのみが該当馬となっていて馬体重が軽い馬、重い馬共に消しと判断していいだろう。

ポイント4 前走後方脚質は消し!

前走で後方待機策を取った馬はNHKマイルでは活躍できない傾向にある。NHKマイルはハイペースで進みやすいレースとしても知られてはいるものの東京競馬場の1600mのコース条件ではスタートからゴールまで高いレベルのスピードと末脚の持続力が必要になるため後方からは届きにくくなることが主な要因であると考えられる。

前走脚質着別度数
後方1- 1- 1-16/19
前走脚質勝率複勝率単回値複回値
後方5.3%15.8%3033

逃げ馬や逃げ馬を目標に前につけられる先行馬・レース展開により自在に位置を変えやすい中団馬を検討の際には優先的に考え、それ以外の馬は思い切って消しと判断していいだろう。

ポイント5 前走中山・阪神以外出走馬は消し!

NHKマイルへ向けてのステップレースは中京競馬場のGⅢ・ファルコンSなどいくつも用意はされているものの中山競馬場と阪神競馬場以外のレースを経てNHKマイルに出走した馬の成績は奮わない。

前走場所着別度数
中山・阪神以外0- 1- 0-14/15
前走場所勝率複勝率単回値複回値
中山・阪神以外0.0%6.7%034

2013年の2着馬インパルスヒーローのみが唯一前走中京競馬場のGⅢ・ファルコンS(1着)からのステップで馬券圏内に入った馬となっている。

ポイント6 レース間隔3週以下は消し!

最後にレース間隔からポイントを探すとNHKマイルの前、4週以上の間隔を空けて出走した馬のほうが優秀な成績を残している。はじめからNHKマイルに挑戦することを大目標として陣営がスケジュールを立てじっくりと調整を進めてきた実力馬が結果を出せていることがわかる。

レース間隔着別度数
3週以下1- 2- 1-14/18
レース間隔勝率複勝率単回値複回値
3週以下5.6%22.2%3551

過去10年、レース間隔3週以下で3着以内に入ったことのある4頭はすべて前走GⅠ・皐月賞となっているが今年は皐月賞組は1頭もいない。

まとめ 消しデータを取り除くと?

では、ここまで挙げてきた消しデータを取り除くと、どのような成績になるのだろうか?

着別度数
7- 3- 3-13/26
勝率複勝率単回値複回値
26.9%50.0%341189

なんと、好走率は5割、回収率も約270%を弾き出し極めて優秀な成績となった。

今年はこのデータに該当する馬を軸に添えてみても、いいかもしれない。

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