根岸S2018の競馬予想分析…過去の血統と種牡馬、明確な共通点とは?

2018年1月28日、東京競馬場で根岸ステークス(GⅢ/ダート1400m)が行われる。昨年の1・2着馬であるカフジテイクやベストウォーリアが今年もこのレースから始動するが、明け4歳となるサンライズノヴァが世代交代に名乗りを挙げるか、注目の一戦である。

今回、好走血統は過去10年、コース・距離別種牡馬成績は2011年以降のレースより集計を行った。


目次

過去10年好走馬血統

着順人気種牡馬母父馬
11プリサイスエンドスキャン
23マジェスティックウォリアーMr.Greeley
34ヨハネスブルグシンボリクリスエス
11ヘニーヒューズDistorted Humor
26TapitGlitterman
310マンハッタンカフェジャッジアンジェルーチ
11Discreet CatAfternoon Deelites
22アジュディケーティングスキャン
315キングカメハメハサンデーサイレンス
14ネオユニヴァースNureyev
28アグネスタキオンMachiavelian
35ゴールドアリュールアルワウーシュ
15アドマイヤマックススキャン
21ネオユニヴァースSilver Deputy
310エイシンサンディサウスアトランティック
14ゴールドアリュールアルワウーシュ
29クロフネフジキセキ
35TapitConcern
12エイシンサンディサウスアトランティック
23シンボリクリスエスオジジアン
310クリプティックラスカルマグニテュード
111プリサイスエンドジェイドロバリー
21タイキシャトルウエスタンウインド
34ゴールドアリュールLear Fan
14Touch GoldCapote
25フサイチコンコルドChief's Crown
37War ChantSir Ivor
11ブライアンズタイムサンデーサイレンス
25サクラバクシンオーヘクタープロテクター
33アドマイヤボスジェネラス

解析・分析:注目血統は?

ダート短距離路線ということもあり、外国産馬を含めた多彩な血統の馬が上位に来ていることが特徴である。しかし、それでもゴールドアリュールを筆頭にダートに強いサンデーサイレンス系も昨年と2015年を除くと近年はほぼ毎年3着以内には絡んでいるので無視はできない。

母系にミスタープロスペクター系やボールドルーラー系を含む馬達がより好走している傾向にあるのでこれらも注目すべきポイントと言える。

出走予定馬・種牡馬コース成績

種牡馬着別度数勝率複勝率
ウォーエンブレム3-6-0-239.4%28.1%
ゴールドアリュール32-22-17-2679.4%28.1%
プリサイスエンド9-21-18-1504.5%28.8%
シスターミニスター8-15-10-638.3%34.4%
ダノンシャンティ5-1-2-2913.5%21.6%
アドマイヤオーラ1-1-2-135.9%23.5%
トワイニング2-3-1-503.6%10.7%
ノボジャック2-4-0-335.1%15.4%
ダイワメジャー22-17-12-1779.6%22.4%
マジェスティックウォリアー0-1-0-00%100%
オレハマッテルゼ4-2-2-665.4%10.8%
アグネスデジタル11-9-9-1157.7%19.6%

集計期間:2011.1. 1 ~ 2017. 12. 28

解説・分析:注目血統は?

サンデーサイレンス系ではゴールドアリュールがやはり安定した成績を残しているのがわかる。しかし、それに匹敵するのがダイワメジャーであり今回注目したいところである。また、出走頭数が少ないもののダノンシャンティも安定した成績を残しており今後も見逃せない。

非サンデーサイレンス系ではシスターミニスターが複勝率34.4%と優秀な数字を残している他に、勝率は見劣りするものの過去に2頭の勝ち馬を輩出しているプリサイスエンドも複勝率では第2位と安定した成績を残している。

おすすめの記事