鳴尾記念2020の競馬予想分析!3つのデータから導く危険な人気馬
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2020年6月6日、阪神競馬場で鳴尾記念(GⅢ/芝2000m)が行われる。今回は過去のデータやレース傾向を振り返り、当レースの危険な人気馬を予想していく。

馬券を買う上で特に重要なのは「どの馬を買うか」ではなく「どの馬が消しか」を見極めることだ。

人気馬を「買わない」と判断できれば、余った資金を軸馬の買い足しや穴馬の追加購入に回すことができる。そして人気馬が馬券圏外になれば配当が跳ね上がる。

「人気だから押さえようかな」と毎回人気馬を買ってしまうと回収率は落ちていく。だからこそ「買わない人気馬」を見つけることがカギになってくるのだ。

果たして、人気が想定されるラヴズオンリーユー、サトノルークス、エアウィンザー、レッドガラン、レッドジェニアルらの中で危険なのはどの馬なのか。しっかり考察していこう。

2012年からの過去8年のデータを参考にする。


鳴尾記念の人気馬成績

過去8年のデータを見ると、1番人気は2勝、2着は3回、3着はなし。2倍台でも勝ちきれないというのが傾向としてあり、一筋縄ではいかないレースと言えるだろう。

それでも2倍台、3倍台のスコアがよく、あとはバラバラ。軸は定まりやすく、あとは伏兵馬探しという感じでいいかもしれない。

ではここからは注目のデータをピックアップして紹介していこう。

予想参考データ① 格上からの参戦

オープンを勝利し、満を持して重賞挑戦、もしくはGⅢで一定の成績を残した馬がここでもどうかという感じで参戦するが、やっぱり競馬は格、GⅡ以上からの参戦が良績ばかり。

GⅠに関しては天皇賞春、ここでコンマ7秒までの負け。他は去年のステイフーリッシュのように明らかに家賃が高すぎた馬たちの巻き返しといったところか。

GⅡで絞ると、2000メートルからかけ離れたところで負けた馬が目立つ。ただ、ここ数年のトレンドにGⅡ組はない。新潟大賞典の1人気か掲示板、ここが最新のトレンドである。

予想参考データ② 前目で勝負!

例年少頭数だが、今年は16頭、珍しくメンバーがそろった鳴尾記念、逃げ馬、先行馬に有利に働きやすい。多頭数の時も前に行った馬が勝っており、この傾向は頭数に関係ない。

開幕週ながら時計勝負にならない事が多いのも鳴尾記念の特徴。その分、一瞬の切れ味で馬券圏内に入ることもあるので、上がりの脚は意識すべきだろう。

予想参考データ③ 牝馬の取捨選択

オークス馬の参戦に衝撃が走ったが、前走ヴィクトリアマイルに参戦し、2着に入っているスマートレイアーのケースもあるので、同じ路線ということも考えてもないわけではない。

しかし、牝馬で鳴尾記念に絡んだのはスマートレイアーのみ、そもそもあともう1頭しかおらず、サンプルが少ないというのが真実。

ラヴズオンリーユーはかなり人気を裏切っており、これが予定だったとは思えない。予定でなかったとするならば、スマートレイアーとの比較をしても、ちょっと弱く思える。

2020年の危険な人気馬は?

ラヴズオンリーユーは人気になる見込みだが、引っかかるのはヴィクトリアマイルでの大敗。上がりの脚はキャリアハイだが、みんなが速い脚を出しやすい環境では、見劣りするのが実情。さすがにこの中ならわからないが、出遅れ癖のあるデムーロ騎手、また後手を踏む可能性も否定できないので、1倍台2倍台になれば軸として推しにくい。鳴尾記念の好走条件に合致せず、危険な人気馬の一頭になりそうだ。

また、サトノルークスは2つ目の消しデータに合致している。末脚があるわけでなく、タフネスな環境で好走を続けただけという可能性がある。実力を測りかねるし、人気になるようだと危険だろう。

反対にレッドガランは危険なデータに一つも当てはまらない。相性のいい北村友一騎手に手が戻るという時点でプラス、あとは前走は位置的に何にもできず、力負けという印象よりかは乗り方の問題だったと言える。相手がそこまで強いわけではなく、一発があってもなんら不思議ではない。人気馬の中で最も不安要素が少ないのが、レッドガランと言えそうだ。

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