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2018年3月10日、中山競馬場で中山牝馬S(GⅢ/芝1800m)が行われる。フロンテアクイーン、トーセンビクトリー、マキシマムドパリ、ワンブレスアウェイ、カワキタエンカ、ゲッカコウ、エテルナミノルらが出走するが、どんなレースが展開されるのか?台頭する可能性を秘めた伏兵とは?

マキシマムドパリは愛知杯、マーメイドSと重賞を2勝。3歳時には秋華賞で3着の実績もある実力馬だ。今回のメンバーでも中心的存在になる。

6歳春の繁殖入りを前に、ラストランを勝利で飾ることができるか。重賞3勝目へ向け、クリアすべきポイントを探っていく。


ポイント① トップハンデ

ハンデはメンバー中でトップタイの56kg。背負い慣れている斤量とはいえ、結果が出ていない。

連覇を狙った前走の愛知杯でも、同じくトップハンデとなる56kgを課せられ、1番人気に支持されながら3着に敗れた。斤量56kgを背負ったレースでは③⑨④③着と4戦して連対なし。もともと大崩れはしないものの2、3着が多いタイプだけに、重いハンデが最後の伸びに大きく影響する懸念がある。

ポイント② 距離とコース

オープンに昇格後は、芝2000m以上を中心に使われており、重賞2勝はいずれも芝2000mで挙げた。逆に芝1800mでは、大阪城Sが2番人気で13着、クイーンSが3番人気で1秒以上離された7着と結果が出ていない。

さらに、中山コースは3歳1月以来、約2年2か月ぶり2回目となる。今春で引退のため、今回は適性より番組に合わせたレース選択である可能性が高い。

また、昨年6月のマーメイドSは4番手から早めに進出して押し切り、その後も好位からの競馬を続けてきたが、前走はスタートダッシュがつかず後方からの競馬となり、3着まで追い上げるのが精一杯だった。年齢を重ねてズブい面が出てきているのかも知れない。

オープンで実績のない芝1800mと、器用さが求められる中山コースに対応し切れるか。

ポイント③ 状態面

昨秋は、大目標だったエリザベス女王杯に目一杯の仕上げで臨んだ後、1か月間隔で重賞を2戦した。前走後は放牧でひと息入れ、約1か月前に帰厩したが、激戦の疲れが残っているためか、これまでの休み明けと比べて良化がスローに映る。その分、強い負荷をかけて調子を上げてきたが、上がり目を望むのは厳しいか。

まとめ

牝馬同士のGⅢなら地力上位は間違いないマキシマムドパリ。トップハンデを克服し、有終の美を飾ることができるか。

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