古豪が強い金沢競馬!ケージーキンカメが出走も…。世代交代が出来そうな馬は現れるのか?

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先日の百万石賞でのジャングルスマイルとナムラダイキチのライバル対決は非常に盛り上がりました。あの2頭の対決はいつも白熱します。しかし、金沢競馬の若い馬の中からこの2頭を王者の座から引きずり下ろす事が出来る馬の存在が少ないという事が気になります。ジャングルスマイルは9歳、ナムラダイキチは7歳。ファンとしては長年地元で活躍してくれている古豪の活躍ぶりには奮い立つものがあると同時に抱く不安もあると思います。それが、この2頭に次ぐ後継馬の存在といえるでしょう。

そんな中、世代交代を期待できる存在が昨年の年代表馬でありジャングルスマイルを北國王冠、中日杯で破ったケージーキンカメ。昨年は名古屋へ遠征し東海ダービーまで制した程の馬でもあります。そのケージーキンカメが本年度中に1度も出走することがなかった為に出走権利がなく百万石賞での3強対決が実現しなかったのは残念でした。未だにジャングルスマイル、ナムラダイキチ、ケージーキンカメの3強直接対決が実現していないので早く見てみたいものではありますが。

そのケージーキンカメは百万石賞の一つ前のレース(古九谷修古祭特別A-2)に出走。昨年12月以来の出走でありましたが力のあるところを見せつけてほしいところではありました。

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レースはシンカンイチコがハナに立つとケージーキンカメは2番手追走。向正面からケージーキンカメはハイタッチと共に動き出しシンカンイチコに並びかけるもシンカンイチコがここから再びリードを広げると直線でも差が縮まる事なく最後は3馬身差をつけて逃げ切りました。ケージーキンカメは2番手追走から直線伸びず後続にかわされ5着という結果となりました(レース後、青柳騎手が下馬したとの事なので何かアクシデントがあったと思います)。アクシデントがどれほどなものかは解りませんが大事に至らないで欲しいものです。

それにしても、ここでケージーキンカメが離脱するとなれば世代交代はまだ先のように感じます。個人的には3歳、4歳世代から世代交代が出来そうな馬の出現を期待したいものでもありますが…。

このレースには今年の北日本新聞杯を制したエムティサラも出走。

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3歳牝馬で初の古馬との対決となったエムティサラは直線追い込み勝ち馬とは離れたものの接戦で4着。A-2クラスの古馬相手に考えれば内容的には今後も楽しみな走りだったといえます。

また、金沢競馬では現在の3歳馬で注目したい一頭もいます。現在デビューから3連勝中のライブザドリーム。父・シニスターミニスター、母・トレトレジョリ、母の父・オジジアンという血統。デビュー戦は1.8秒、2戦目3.8秒、3戦目2.5秒と後続につけて圧勝続き。未だ古馬との対決はないので未知数。そして、1500m戦以外は未経験で1500m戦の最も早いタイムが1.36.3。馬場状態やペースなどにもよりますが、タイム的にも悪くなく走りもまだ真面目に走っておらず伸びしろもあり大物になれる可能性がある馬といえます!!

地元デビュー馬でもあるので、この馬がこのまま順調に成長してもらいたいものです。この3歳馬2頭が夏のMRO金賞、秋のサラブレッド大賞典でも地元代表馬として成績を残したらその先が非常に楽しみな存在になると思います。

近年の金沢競馬はジャングルスマイルが現れナムラダイキチが移籍、そしてナムラダイキチが休養している間にサミットストーン(南関東へ移籍後、昨年NAR年度代表馬を獲得)が移籍してきて活躍し、ケージーキンカメの台頭と地元のファンの方々なら他地区でも活躍を期待できる存在が現れ続けていて良い流れになっていると思います。その流れを途切れさせない為にも若い世代から新たな馬の登場を期待したいところです!3強+脇役勢に加え若い馬の台頭となればますます盛り上がりそうですからね。

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この記事を書いた人

兵庫県生まれ。スポーツカメラマン。もともとは競馬、馬の魅力に惹かれて撮り始めたことで今のスポーツカメラマンになるきっかけに。競馬撮影は10年以上。最近は地方競馬に惹かれ(中でも地元園田競馬が最も好き)、全国の競馬場を巡り残す地方競馬場は水沢と帯広を残すのみ。ここ2年地方競馬の2歳戦全レース、3歳戦の主要レースはチェックしブログで掲載中。雑誌・「競馬最強の法則」のナムラダイキチの記事にて写真掲載される事もあり

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