マーチステークス2018の競馬予想分析、結果発表!回収率約410のデータ該当馬とは?

2018年3月25日、中山競馬場でマーチS(GⅢ/ダート1800m)が行われる。ロンドンタウン、ハイランドピーク、エピカリス、コスモカナディアン、センチュリオン、ディアデルレイ、アルタイルが出走するが、どんなレースが展開されるのか?台頭する可能性を秘めた伏兵とは?

開催に際し、競馬TIMES編集部では予想の参考になりそうなデータをいくつかピックアップした。では、人気、血統、枠順、ローテーションなどから導き出したデータに合致するのはどの馬なのか?

6つの消しフィルターを通したとき、残る馬を探っていくことにしよう。


目次

消しデータまとめ

今回、ピックアップしたデータは以下だ。

ポイント1 極端な人気薄は消し!
ポイント2 父・ニアークティック系・ネイティブダンサー系は消し!
ポイント3 ノーザンファーム・社台ファーム生産馬は消し!
ポイント4 前走馬体重480kgから520kg以外は消し!
ポイント5 前走1番人気2番人気は消し!
ポイント6 前走後方馬は消し!

※詳細は過去の記事を参照

一つずつ、見ていくことにしよう。

ポイント1 極端な人気薄は消し!

年間で2レースしかないダートのハンデ重賞の一つであるマーチSはハンデ戦らしい混戦となることが多く単勝人気別で見ても1番人気から3番人気まで1勝ずつしかしていないが、それでも、11番人気以下の極端な人気薄は結果をほとんど残していない。

馬名人気予想オッズ
アルタイル721.7
エピカリス23.4
オールブラッシュ11163.1
クインズサターン835.6
コスモカナディアン621.3
サクラルコール13318.2
サンマルデューク12231.1
ジョルジュサンク14422.0
ストロングサウザー15718.9
センチュリオン33.8
ディアデルレイ512.2
ハイランドピーク12.6
ブレスアロット16924.3
メイショウウタゲ995.6
ロワジャルダン10107.8
ロンドンタウン46.0

人気薄・単勝11番人気以下の出走馬は……

オールブラッシュ
サクラルコール
サンマルデューク
ジョルジュサンク
ストロングサウザー
ブレスアロット

まずはこの馬たちが消える。

ポイント2 父・ニアークティック系・ネイティブダンサー系は消し!

血統からポイントを探すと父・ニアークティック系・ネイティブダンサー系出走馬の成績が奮わない。

特にニアークティック系といえば現在の代表種牡馬はトランセンドで、どちらかと言うと「ダート」「中距離」が得意分野ということもあり、マーチSの条件には一見向いていそうであるが、データはイメージを覆す結果となっている。

馬名父・血統分類
アルタイルロイヤルチャージャー系
エピカリスロイヤルチャージャー系
オールブラッシュネイティヴダンサー系
クインズサターンナスルーラ系
コスモカナディアンロイヤルチャージャー系
サクラルコールロイヤルチャージャー系
サンマルデュークロイヤルチャージャー系
ジョルジュサンクロイヤルチャージャー系
ストロングサウザーロイヤルチャージャー系
センチュリオンネイティヴダンサー系
ディアデルレイネイティヴダンサー系
ハイランドピークロイヤルチャージャー系
ブレスアロットネイティヴダンサー系
メイショウウタゲネイティヴダンサー系
ロワジャルダンネイティヴダンサー系
ロンドンタウンロイヤルチャージャー系

父・ニアークティック系・ネイティブダンサー系の馬は……

オールブラッシュ
センチュリオン
ディアデルレイ
ブレスアロット
メイショウウタゲ
ロワジャルダン

ここではこの馬たちが消える。

ポイント3 ノーザンファーム・社台ファーム生産馬は消し!

馬産地について注目をすると、クラシック戦線で中心となる距離になると社台グループが現在の日本競馬界を席巻していて、中小の個人牧場の生産馬が馬券圏内に食い込んでくるのはなかなか難しいが、ダート路線ではその傾向は薄れる。

馬名生産牧場
アルタイル天羽禮治
エピカリス鎌田正嗣
オールブラッシュ社台コーポレーション白老ファーム
クインズサターン佐竹学
コスモカナディアンアイズスタッド
サクラルコール高橋修
サンマルデューク田端牧場
ジョルジュサンク鎌田正嗣
ストロングサウザー社台ファーム
センチュリオン社台コーポレーション白老ファーム
ディアデルレイノーザンファーム
ハイランドピークエスティファーム
ブレスアロット社台ファーム
メイショウウタゲ隆栄牧場
ロワジャルダン社台ファーム
ロンドンタウン松浦牧場

ノーザンファーム・社台ファーム生産馬は……

ストロングサウザー
ディアデルレイ
ブレスアロット
ロワジャルダン

ここではこの馬たちが消える。

ポイント4 前走馬体重480kgから520kg以外は消し

前走馬体重に注目するとスタミナが要求されることが多いダート戦では馬格がしっかりしている馬、馬体重が480kg以上となるような馬が活躍できている。

ただし、馬格がしっかりしすぎても後半でペースが上がったときのスピードが足りず活躍できない結果となっている。

馬名前走馬体重
アルタイル494
エピカリス504
オールブラッシュ500
クインズサターン480
コスモカナディアン496
サクラルコール496
サンマルデューク512
ジョルジュサンク530
ストロングサウザー480
センチュリオン536
ディアデルレイ504
ハイランドピーク468
ブレスアロット470
メイショウウタゲ512
ロワジャルダン513
ロンドンタウン522

前走馬体重480kg未満・520kgを超える馬は……

ジョルジュサンク
センチュリオン
ハイランドピーク
ブレスアロット
ロンドンタウン

ここではこの馬たちが消える。

ポイント5 前走1番人気2番人気は消し

前走単勝1番人気か2番人気に支持された馬は、前走での結果にかかわらず、既に実力が証明されている馬であることが多いことからマーチSでハンデに反映されやすいものの、好走ににつながっているかというとデータ上は見られない。

馬名前走着順
アルタイル5
エピカリス1
オールブラッシュ2
クインズサターン3
ゴールデンバローズ2
サクラルコール5
サンマルデューク12
ジョルジュサンク16
ストロングサウザー16
センチュリオン1
ディアデルレイ2
ハイランドピーク1
ブレスアロット7
メイショウウタゲ12
ロワジャルダン2
ロンドンタウン9

前走単勝1番人気・2番人気の馬は……

エピカリス
オールブラッシュ
ゴールデンバローズ
センチュリオン
ディアデルレイ
ハイランドピーク
ロワジャルダン

ここではこの馬たちが消える。

ポイント6 前走後方馬は消し!

ダートは芝よりも先行馬が有利と言われているが、マーチSも同様に後方からレースを進める馬の結果は奮わない。

馬名前走脚質
アルタイル差し
エピカリス先行
オールブラッシュ中団
クインズサターン差し
コスモカナディアン先行
サクラルコール後方
サンマルデューク中団
ジョルジュサンク中団
ストロングサウザー中団
センチュリオン先行
ディアデルレイ先行
ハイランドピーク逃げ
ブレスアロット後方
メイショウウタゲ中団
ロワジャルダン先行
ロンドンタウン中団

前走後方でレースを進めた馬は……

サクラルコール
ブレスアロット

ここではこの馬たちが消える。

残った激走馬候補とは?

さて、ではいくつかの消しフィルターをくぐり抜け、ここまで残った馬はいるのだろうか? それは……

アルタイル
クインズサターン

今回の激走馬候補は2頭。

馬券の軸にするもよし、相手に加えるもよし。どんな扱いにするにせよ、気にかけてみるのがいいのではないだろうか。

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