京都金杯2021の競馬予想分析!3つのデータから導く危険な人気馬
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2021年1月5日、中京競馬場で京都金杯(GⅢ/芝1600m)が行われる。今回は過去のデータやレース傾向を振り返り、当レースの危険な人気馬を予想していく。

馬券を買う上で特に重要なのは「どの馬を買うか」ではなく「どの馬が消しか」を見極めることだ。

人気馬を「買わない」と判断できれば、余った資金を軸馬の買い足しや穴馬の追加購入に回すことができる。そして人気馬が馬券圏外になれば配当が跳ね上がる。

「人気だから押さえようかな」と毎回人気馬を買ってしまうと回収率は落ちていく。だからこそ「買わない人気馬」を見つけることがカギになってくるのだ。

果たして、人気が想定されるシュリ、ピースワンパラディ、タイセイビジョン、サトノアーサー、レッドガランらの中で危険なのはどの馬なのか。しっかり考察していこう。

今年は中京開催のため、中京唯一のマイル重賞である中京記念を中心に参考にしていく


京都金杯の人気馬成績

京都開催だった過去10年のデータを見ると、1番人気は3勝、2着は1回、3着も1回。内枠だけ買っていればいい時代もあったが、ここ最近はそれもバレ、しかも舞台は中京になった。

中京のマイルはなかなか前が止まりにくい。間違いなく傾向は変わっていく中で、取捨選択はとても大事になる。

ではここからは注目のデータをピックアップして紹介していこう。

予想参考データ① 中京記念の傾向からわかること

中京記念のデータを見ると、まず逃げ馬は壊滅的で、なかなか前残りになりずらい。それは後方待機策で4勝を挙げており、上がり最速の脚でなんとかなる現状がそうさせる。

距離短縮の馬はほとんど来ておらず、狙い目は同距離か1400メートルからの距離延長。中京記念もハンデ戦だが、斤量1キロ増の馬が狙い目。ただ夏場のため、3歳馬が参戦することを考慮すると、軽ハンデの馬は中京マイル重賞のトレンドとは呼びにくい。

前走別ではオープン特別で勝った馬が熱かった。それを考慮するとシュリやピースワンパラディはデータ的に該当するといってもいいだろう。

予想参考データ② 穴馬から見えてくること

こちらも中京記念を参考に、穴馬の傾向から勝ち馬を探っていきたい。穴馬の傾向として目立つのは元々GⅠで活躍した馬の巻き返し。2014年7番人気1着のサダムパテックはマイルチャンピオンシップでの勝利以降2年近く不振だったが、久しぶりのGⅢで勝利した。これは2012年10番人気3着のトライアンフマーチにも当てはまるが、オープン特別で確実に勝つなど、やはり格がある馬は人気薄でも飛び込んでくる。

なぜか中京記念だけで人気薄で激走するミッキードリームもいるが、こちらは阪神1800メートルでの良績が目立っていた馬。これは2016年7番人気1着のガリバルディにも当てはまる。

軽ハンデで激走した馬は2015年13番人気2着のアルマディヴァンだが、左回りでの良績が目立つ馬だった。このことから、GⅠ戦線で活躍しその後不振となった馬の巻き返し、阪神1800メートル実績、左回り実績の3つがポイントとなりそうだ。

予想参考データ③ それぞれの馬の前走レベル

シュリが勝ったリゲルステークスだが、ここ数年の勝ちタイムを見る限りではわずかだが速い。リステッド競走ということもあり、メンバーはそれなりで、この勝ちタイムであれば普通に面白い。ただ3着だったレッドガランが斤量1キロ減で出るため、タイム的にはほぼ同じ状況となる。

ピースワンパラディが勝ったキャピタルステークスは、勝ちタイム的には平均的。ただ頭数が普段の年より若干少ないことを考慮すると、これでも十分といえば十分。富士ステークスのタイムはそこまで凄いタイムではない。ヴァンドギャルドが本番で完敗したことからもそれくらいの水準だったと言える。ケイアイノーテックを物差しにすると、サトノアーサーもタイセイビジョンも厳しい。

マイルチャンピオンシップの勝ちタイムは上々で、素晴らしいタイムである。ただタイセイビジョンは1秒以上の負け。ケイアイノーテックも同じだ。そのケイアイノーテックは中京記念でコンマ1秒差の4着。2年ぶりに藤岡佑介騎手に手が戻るのがどうか。

2021年の危険な人気馬は?

タイセイビジョンは人気になる見込みだが、ケイアイノーテックを物差しにした時、明らかに状況は厳しくなり、世代的な位置づけも微妙。実績こそあるが、まだまだ未知数な部分があり、少しアテにしにくい。京都金杯の好走条件に合致せず、危険な人気馬の一頭になりそうだ。

また、サトノアーサーは3つ目の消しデータに合致している。相当ハンデが見込まれたが、そこまでの存在とは言い難い。オープン特別で勝ち切れているわけではなく、その中でトップハンデではしんどい。

反対にシュリは危険なデータに一つも当てはまらない。中京マイルでの実績がしっかりとあり、前走の勝ちタイムも重賞で通用するようなレベルだった。出走歴は少ないが、ダメだったのは馬場が渋った時だけ。あとは堅実に勝っており、間隔が短くても結果を出している。相性は人気馬の中で最も不安要素が少ないのが、シュリと言えそうだ。

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