京都記念2019の競馬予想分析!軸決定?3着内率6割超の鉄板データを公開

2019年2月10日、京都競馬場で京都記念(GⅡ/芝2200m)が行われる。今回の予想考察では、過去10年のデータと傾向を振り返って軸馬にふさわしい出走馬を導き出していく。

今年はステイフーリッシュ、パフォーマプロミス、マカヒキ、ノーブルマーズ、タイムフライヤーらが出走する。有力馬の中で過去の好走馬と同じ傾向に該当するのはどの馬なのか?あるいは人気薄の中から台頭してくる馬がいるのか?

過去の歴史を注意深く見ていくと、2019年の当レースで台頭する馬が見えてくる。


目次

【2019年JRA重賞考察】京都記念の予想分析

競馬TIMESでは過去のデータを徹底分析。考察から導き出した予想のポイントをピックアップしていく。

以下が特に注目したい予想のポイントだ。

予想ポイント 高齢馬は苦戦

まずは年齢の傾向から。京都記念は7歳以上の高齢馬は苦戦している。

年齢着別度数勝率複勝率単勝回収値複勝回収値
4歳4- 4- 3- 23/ 3411.8%32.4%6959
5歳5- 1- 6- 19/ 3116.1%38.7%146102
6歳1- 4- 1- 24/ 303.3%20.0%11468
7歳0- 1- 0- 12/ 130.0%7.7%027
8歳0- 0- 0- 5/ 50.0%0.0%00

ご覧の通り、7歳以上の馬はほとんど走っていないのが実情だ。過去10年で4~6歳馬が10勝しており、少なくとも軸馬に関しては4~6歳馬から選ぶのが無難だろう。

予想ポイント 前走距離に注目

次に前走距離別を見てみると、京都記念では短縮組の好走が目立っている。

前走平地距離着別度数勝率複勝率単勝回収値複勝回収値
同距離0- 1- 1- 17/ 190.0%10.5%019
今回延長3- 4- 1- 30/ 387.9%21.1%7058
今回短縮7- 5- 8- 38/ 5812.1%34.5%13186
500m以上延長0- 1- 1- 6/ 80.0%25.0%0121
500m以上短縮1- 3- 1- 6/ 119.1%45.5%95100

過去10年データを見ていくと、同距離組は複勝率も低く回収値も壊滅的で低迷している。延長組は3勝して複勝率もまずまずだが回収値が低い。一方、短縮組は7勝して複勝率も高く回収値も優秀で圧倒的な成績を残している。

軸は短縮組に据えるのがいいだろう。

予想ポイント 極端な脚質は軽視

過去10年の前走脚質を見てみると、先行・差しが圧倒的有利な傾向が出ている。

前走脚質着別度数勝率複勝率単勝回収値複勝回収値
平地・逃げ0- 0- 0- 3/ 30.0%0.0%00
平地・先行6- 2- 0- 27/ 3517.1%22.9%11745
平地・中団2- 5- 7- 25/ 395.1%35.9%11195
平地・後方0- 1- 2- 28/ 310.0%9.7%036
平地・マクリ0- 0- 0- 1/ 10.0%0.0%00

ご覧の通り、逃げ・追込み馬の成績が低迷している。特に追込み馬は31頭中3頭しか馬券圏内に入っていない。先行馬は6勝して複勝率もまずまず。差し馬は2勝だが複勝率が高く回収値も優秀な成績だ。

軸は先行か差し馬を据えるのがいいだろう。

予想ポイント 前走GⅠ組が有利

最後に前走クラス別を見てみると、前走GⅠ組が圧倒的な成績を残している。

前走クラス着別度数勝率複勝率単勝回収値複勝回収値
1600万下0- 0- 0- 6/ 60.0%0.0%00
OPEN特別0- 1- 0- 10/ 110.0%9.1%018
  G32- 2- 1- 17/ 229.1%22.7%8072
  G20- 1- 1- 34/ 360.0%5.6%013
  G16- 5- 7- 18/ 3616.7%50.0%185122

1600万、OP特別からの出走だと未勝利で成績が低迷している。重賞組が好走しており、その中でもGⅠ組の成績が、複勝率5割で単複の回収値も軽く100%を超えていて圧倒的な成績だ。

軸は前走GⅠ組に据えるのがいいだろう。

注目データまとめ

好走データをまとめていくと……

・4~6歳馬

・先行、差し馬

・今回距離短縮

・前走GⅠ組

となる。このデータに合致している馬の過去10年における成績はというと……

着別度数勝率複勝率単勝回収値複勝回収値
5- 2- 6- 7/2025.0%65.0%288168

ご覧の通り、驚異的な成績となっている。

2019年の京都記念軸馬候補は?

今年、このデータに該当する馬を見ていくと……

マカヒキ

軸にするもよし、相手にするもよし。一つだけ言えることは、この馬を馬券から外すことは的中よりも外れに近づいてしまう可能性が高そう、ということだ。

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