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世代の頂点へ――。

2018年2月11日、京都競馬場で京都記念(GⅡ/芝2200m)が行われる。春のGⅠに向けての叩き台、近年ではドバイ国際競争の前哨戦という位置づけであり有力馬が多数出走してくる。また過去10年の勝ち馬のうち4頭がその年にG1を制しているなど、有力馬たちの始動戦の中でも他のレースよりも非常に重要な1戦である。

今年は登録段階でわずか10頭と小頭数の戦いとなるが昨年G1を制した同世代馬4頭が一挙に集結し非常に楽しみなレースになりそうだ。

そのなかで注目は昨年の皐月賞馬アルアインだ。皐月賞以来勝ち星に恵まれていないが新コンビを組むことに川田騎手とともにどんなレースをしてくれるのか? そしてダービー馬レイデオロに勝つことは出来るのか? 過去のデータから紐解いていこう。


根拠① 年齢

京都記念の過去10年のデータを見ると4歳馬と5歳馬の成績が圧倒的に良い。

過去10年の年齢別の成績を見ていこう。

年齢着別度数勝率連対率複勝率
4歳4- 3- 2- 24/3312.1%21.2%27.3%
5歳5- 1- 6- 20/3215.6%18.8%37.5%
6歳1- 5- 1- 24/313.2%19.4%22.6%
7歳以上0- 1- 1- 23/250.0%4.0%8.0%

集計期間:2008年~2017年

4歳、5歳の成績が圧倒的に良く、6歳になると馬券にはなるが勝つのは難しく、7歳以上は好走も難しいという結果になっている。

アルアイン、レイデオロともに今年4歳でありデータ的にも勝ち負けの可能性が極めて高い。

根拠② 関西馬

京都記念はほとんどが関西馬の出走であり、当然関西馬の成績が良い。関東馬も頭数は少ないがそれなりに結果を残している。

過去10年の所属別の成績を見ていこう。

所属着別度数勝率連対率複勝率
美浦2- 2- 0- 21/258.0%16.0%16.0%
栗東8- 8- 10- 70/968.3%16.7%27.1%

集計期間:2008年~2017年

このデータを見れば関西馬がわずかに良積を残している程度であり、関東馬不利とは言えない。しかし、この連対している関東馬は全て堀厩舎なのだ。今年の関東馬はレイデオロ1頭のみであり藤沢厩舎である。データどおりならばレイデオロには厳しいデータであり、アルアインにとってはこれ以上ないデータだ。

根拠③ 前走

過去10年の3着内馬を見てみると30頭中29頭が前走でGⅠや重賞である。

過去10年の前走重賞以外の成績を見ていこう。

前走着別度数勝率連対率複勝率
OP特別0- 1- 0- 11/120.0%8.3%8.3%
条件戦0- 0- 0- 7/70.0%0.0%0.0%

集計期間:2008年~2017年

その年の主役を務めるであろう馬達の始動戦ということもあり、格下の馬達では厳しいということだろう。

今年は全馬が前走重賞であるが、前走重賞よりもGⅠのほうがさらに良い結果を残している。アルアインは前走菊花賞であり他の出走馬達より期待出来る。

まとめ

いかがだっただろうか? 今後古馬の主役になるためにも前哨戦とはいえレイデオロには負けられない。アルアインに有利なデータはほとんどがレイデオロにも当てはまっているが、堀厩舎以外の関東馬、乗り替わりなどレイデオロにとって今回は万全な体制とは言えず、まさにアルアインにとってチャンスである。

果たしてアルアインはこのチャンスを活かしレイデオロを破ることが出来るのか? 皐月賞馬の復活を期待したい。

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