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初タイトルなるか――。

2018年2月18日、小倉競馬場で小倉大賞典(GⅢ/芝1800m)が行われる。様々な路線から出走馬が集まってくること、ハンデ戦ということもあり毎年のように荒れる重賞である。今回注目されるのが、現在条件戦を連勝中であり、初重賞制覇が期待されるトリオンフだ。ハンデも54kgと他の有力馬よりも軽く、どんな馬にもチャンスがあるレースであることから、その勢いを買われ今回勝ち負けが期待される。

果たしてトリオンフは3連勝で初重賞制覇をを成し遂げられるのか?

過去10年のデータから期待できるのか見ていこう。


不安要素① ハンデ

ハンデ戦ということもあり、斤量が軽ければ軽いほど有利と思われるが、54kg以下の馬は勝ち馬はおろか複勝率も0%と全く結果を残せていない。そして意外なことに57~58kgのトップハンデを背負った馬が好成績をあげている。こういった事情も荒れやすい要因だろう。今回トリオンフは54kgであり、データを見る限り好走するのは厳しいと言わざるを得ない。ハンデ重賞とはいえOP以上でも戦える実力、実績両方を兼ね備えている必要があるようだ。

不安要素② 前走人気

ハンデが軽い馬は好走出来ていないが、前走条件戦だった馬でも勝ち馬はいる。しかし結果を残しているのは1番人気に支持されていた馬であり、クラスは違えどファンに1番人気に支持されるだけの実力が必要ということだろう。前走1600万下ではエアウィンザーに次ぐ2番人気であった。エアウィンザーは良血ゆえに過剰人気気味であるが、それでもトリオンフがファンに実力が支持されなかったのは引っかかる。連勝中ではあるがクラスが上がるここでは過度な期待は禁物だろう

不安要素③ GⅠ出走歴

現在、小倉大賞典は3走以内にG1に出走した経験の馬が4連勝している。好走している必要はなく、出走していれば条件クリアとなる。前述の2つのデータが示すように当日に人気に関係なく、重賞以上で戦えるだけのポテンシャルを秘めた馬でなくては勝てないレースということだろう。ローカルのハンデ重賞程度なら勝てるかもしれないという意欲で出走してくる陣営は厳しいといえる。トリオンフの陣営はここを本気で勝ちに来ているのかどうか?まだまだ力不足ではないだろうか。

まとめ

いかがだっただろうか? 連勝の勢い、充実しつつあることからチャンスは十分あると思われるが、データを見れば勝ち負けするのは厳しいように感じる。とはいえ楽しみな逸材に変わりはなく陣営が本気で勝ちに来ているようならあっさり勝っても不思議ではないし、そうなればもっと上を目指すことも可能だろう。トリオンフが秘める無限の可能性に期待したい。

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