金鯱賞2019の競馬予想分析!完切り?2つの消しデータを発表

2019年3月10日、中京競馬場で金鯱賞(GⅡ/芝2000m)が行われる。今回のJRA重賞予想考察では“消しデータ”にフォーカス。過去10年の当該レースを振り返り、好走馬が全く出ていない条件を導き出していく。

予想をしていくとどの馬も魅力的に見えてなかなか切ることができないというのが馬券ファンの悩みのタネだ。しかし、今回の消しデータと自分の予想を照らし合わせていけば、買う馬を絞ることもできるはずだ。

今年はエアウィンザー、ダノンプレミアム、アルアイン、リスグラシュー、ペルシアンナイトらが出走する。果たして、この中で消しデータに該当している馬とは? 過去を振り返ることで2019年の好走馬が見えてくる。


目次

2019年JRA重賞考察:金鯱賞の競馬予想分析

(C)Ko-Mei

データの対象年数:過去7年

※大幅にレースの施行条件が変わった場合は対象外とする場合あり

予想消しデータ 極端な人気薄は消し

まずは人気から。金鯱賞では極端な人気薄がほとんど走っていない。

11~人気 ( 0- 0- 1-23/24 )
勝率 0.00% │ 単勝回収値 0
複勝率 4.20% │ 複勝回収値 45

24頭走って馬券圏内に入ったのは1頭のみ。連対馬は一頭も出ていない。

なお、唯一馬券に絡んだスズカデヴィアスは前走の白富士ステークスで勝っていた。

直前で高いパフォーマンスを示した馬に関しては人気にかかわらず注意が必要と言えそうだが、原則としてはあまり手を広げすぎるのは得策ではない。

ある程度実績のある実力馬の中から選んでいくのがいいだろう。

※以下、10番人気以内を対象に集計

予想消しデータ 前走6着以下&6番人気以下は消し

金鯱賞はあまり「このデータに当てはまったら完全に消し!」という項目がない。

その中で挙げるとするなら、コレだろう。

・6番人気以下
・前走6着以下

この条件に両方該当している馬はほとんど走っていない。

まず前走6着以下の成績の馬に関しては(2−3−3−33)。完全に消しというわけではないものの、成績が良くないことも確かだ。

この成績を抽出し、今走の人気というフィルターを通すと、傾向は明らかになる。

1~5番人気 ( 2- 2- 2-14/20 )
勝率 10.00% │ 単勝回収値 82
複勝率 30.00% │ 複勝回収値 55

6番人気以下 ( 0- 1- 1-19/21 )
勝率 0.00% │ 単勝回収値 0
複勝率 9.50% │ 複勝回収値 37

ご覧の通り、6番人気以下の馬に関してはほとんど走っていない。

要するに、前走人気を裏切って凡走したものの、今走も人気に支持されるような実力馬に関しては巻き返してくる可能性がそこそこあるということだ。

反対に今回も人気に支持されない馬に関しては巻き返しを望むのが難しい。

消しデータまとめ

(C)MAZIMICKEY

消しデータをまとめていくと……

・11番人気以下の超人気薄
・前走6着以下&6番人気以下

となる。今年もこの条件に合致してしまっている馬は注意が必要だ。

おすすめの記事