菊花賞2018の競馬予想分析!3つのデータから導く穴馬候補
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2018年10月21日、京都競馬場で菊花賞(GⅠ/芝3000m)が行われる。菊花賞過去10年を見ると、三連単の高額配当は2017年の559,700円が最高で、10万円以上になったのは4回とまずまずの荒れ方だ。1万円以下で終わったケースは1回しかなく、人気サイドで決まる可能性は高くない。

単勝オッズは2011年と12年の140円が最低で、最高は2010年の2,320円となっている。3年連続単勝1倍台の馬が勝つなど抜けた強さの馬はそのまま勝つが、それ以外はしんどい競馬になりがちだ。去年のように戦前の競馬のようなタイムでは求められるものが違ってしんどいことになるが、それを差し引いても人気馬がすんなり来ない。

伏兵馬の台頭が目立つ菊花賞において、どんな馬が穴馬として来るのか、そのあたりをチェックし、馬券を仕留めたいところだ。


データ① 上がり馬は出来る限りの着差を

2009年8番人気1着のスリーロールスは野分特別をコンマ7秒差をつけて圧勝している。2013年3着のバンデは1秒差の圧勝、ゴールドアクターやポポカテペトルはコンマ2秒差と1馬身以上の差をつけて勝っている馬、出来れば圧勝した馬を狙いたい。古馬に差を付けられる馬はそれだけ強い。

ここではアフリカンゴールドを推したい。兵庫特別の勝ちタイムは神戸新聞杯より1秒遅いが、これは前半1000メートルがスローで流れ、神戸新聞杯よりも1秒遅かったことも影響している。距離が長ければ長いほど輝くタイプであり、スタミナもスピードも求められるところで結果を出した。決め手を持っており、前目で粘りこみを図れる。狙うならここか。

データ② 権利取りからの巻き返し

圧倒的に神戸新聞杯組が強く、無視することは出来ない。ただ、意外なことに神戸新聞杯で権利を取りながらも人気がそこまで伸びず、結果的に穴馬になったケースは多い。2010年7番人気1着のビッグウィークは神戸新聞杯5番人気3着だった。神戸新聞杯で権利をとったのに人気を落とした。これは2009年6番人気3着のセイウンワンダーも同様である。他のトライアル組などの参戦でそうなるにしても、ここは狙いたい。

メイショウテッコンはまさにそんな馬である。ラジオNIKKEI杯を勝つなど本来もっと有力視されるべき存在だが、目立たない。神戸新聞杯は終始逃げて3着に粘りこみ、エタリオウとはアタマ差だ。十分価値のある3着だが、エタリオウの人気は上がり、メイショウテッコンはあまり変わらずというのは少々おかしい。松山弘平騎手は年々成長を続け、今年はリーディングトップ10に入る。人気の盲点になるはずだ。

データ③ 「成長分」はいらない!

休み明けの馬はプラス10キロ以上の体重増になることがある。こうした場合、成長分を捉えられ肯定的な見方をされるが、過去10年の菊花賞の勝ち馬を見ると新馬戦と体重が10キロ差もないような馬が目立った。ビッグウィークのように新馬戦がキャリアで最も重い部類だった馬もいるが、夏の成長分というものは菊花賞を勝つにあたってそこまで必要ではないということか。

モレイラ騎手が騎乗するグロンディオーズはこれまでほとんど体重の変化がない。マイナス4キロがマックスで後はプラス2キロが2回続き、信濃川特別では新馬戦と同じ532キロになった。菊花賞はどうなるか分からないがここまで変わらないのも珍しい。ダービー前日に行われた東京2400メートルの500万下では34秒2で駆け抜けるなど強さを見せた。キャリア4戦、初関西など厳しい面はあるが、マジックマンのモレイラが一発決めたい。

まとめ

アフリカンゴールド、メイショウテッコン、グロンディオーズを狙い目に挙げたが、この中ではメイショウテッコンか。春先にオープン勝ち、夏場にGⅢ勝ちと着実に実績は積み重ねた。ワグネリアン相手にコンマ1秒差は大健闘だろう。肉薄しただけでもメイショウテッコンには収穫だった。それでも人気が上がらないならここから狙うのが筋だろう。

アフリカンゴールドはいかにもな上がり馬だが、意外と人気がない。それならば買い目に入れていいだろう。グロンディオーズはネガティブなデータがあるが、スケールの大きさで乗り越えられるか。穴馬で飛び込んだ馬は天皇賞春や有馬記念で結果を出している。訳の分からない馬が来るというよりは未来の天皇賞馬や有馬記念馬を探す感覚で見つけていきたい。

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