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2018年9月9日、中山競馬場で京成杯オータムハンデ(GⅢ/芝1600m)が行われる。中山競馬場で行われた過去10回の覇者を見ると、ロードクエストやグランシルクなどの名前が出てくるが、GⅠ戦線ではなかなか勝負になりにくい馬が揃う。走破タイム自体は悪くないが、求められるものは特殊なのか。

はっきり言って傾向がつかみにくく、明確な方向性はあまり見られない。その中で勝ち馬の傾向を見つけることは大変だが、必ずそのヒントとなるものはあるはずだ。関屋記念組はこの10回で1回も勝っていないなどネガティブなデータもあるが、ここではポジティブなデータを揃えて、勝ち馬を見つけたい。


データ① 切れ味抜群な馬を探せ!

中山競馬場は改修工事の影響で2014年のこのレースは新潟で開催された。改修工事以降の中山競馬場はエアレーションと呼ばれる芝生を柔らかくする作業などをしたことで、追い込みがききやすくなっている。その結果、上がり3ハロン最速のタイムを出した馬がそのまま優勝することが増えた。これまでは差し届かずというのが多く、勝つか着外かという極端さもあった。

これに該当する馬を見ていくと、ワントゥワンが浮かぶ。ワントゥワンはこれまでに23戦しているがすべてのレースで上がり3ハロンのタイムが3位以内と末脚の確実さが光る。この中で15回上がり3ハロンのタイムが最速というのを経験している。まさに今の中山にぴったりな馬である。今回は乗り替わりや初の中山が不安視されるが、末脚を爆発させれば十分に勝ち切るだけの力はある。

データ② オープン特別以下は勝ってナンボ

他のサマーマイルシリーズとの相性が悪いこともあるが、例えば前走で重賞を制した馬がここも勝つことはこの10回ではない。逆にオープン特別や準オープンを勝ってその勢いでここも勝つことはこれまでに5回ある。半分がそれならそこから狙うのが筋というものだ。該当する馬は2頭しかいないというのもいい。

ミッキーグローリーがこの中では有力だ。ミッキーグローリーは準オープンの阿武隈ステークスを勝った。今回は距離短縮で鞍上にルメール騎手を迎える。540キロを超える巨漢馬だが、斤量が今回1キロ減の55キロになる。馬体重が重ければ斤量の影響はそれだけ小さくなるが、それに加えて1キロ減となる。ディープインパクト産駒はこのコースで強い。1年半の休み明けを経験するなど苦労が多い馬だが、ここでその苦労を報いたい。

データ③ 充実の5歳馬を狙え!

5歳馬が過去10回で5勝している。ミッキーグローリーも5歳馬であるため、ここでも推奨したいところだがそれでは面白くない。5歳馬の中でも充実している馬を見つけたいところだ。

狙い目はロードクエストだ。関屋記念組はアタマで狙いにくいのはデータを見れば明らかだが、もしアタマで来るとすればその可能性が最も高いのはロードクエストだ。2年前に1番人気で勝っているのも大きいが、今やGⅠとなったホープフルステークスで2着、スプリングステークスで3着とまずまずの結果を出している。さすがにオーシャンステークスでは勝負にならなかったが、それ以外ではそれなりの結果を中山で残している。

ここ最近は三浦皇成騎手が騎乗しているが、穴馬をよく重賞で馬券圏内に持ってくる。この馬のことも分かっており、得意の中山で一発狙いをするだけの価値がある。

まとめ

ワントゥワン、ミッキーグローリー、ロードクエストを勝ち馬候補に挙げたが、不安要素が少ないのはミッキーグローリーか。準オープン勝ちの身分だがどれだけの人気になるか読めない。10倍を切る存在になるのは確実で、あとどこまで見込まれるか。10倍に近ければ近いほど非常においしい馬券になりそうだ。

ロードクエストもそこそこの人気になるのでアタマで狙っても悪くない。データ的にはやや微妙だが、データを壊すのであればこの馬だろう。ワントゥワンは騎手次第、中山の適性次第、すべてはそこだろう。

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