京王杯2歳ステークス2017の予想データ分析…5つの消しで好走率4割超、回収率240超

2017年11月4日、東京競馬場で京王杯2歳ステークス(GII/芝1400m)が行われる。開催に際し、競馬TIMES編集部では予想の参考になりそうなデータをいくつかピックアップして紹介する。

人気、血統、枠順、ローテーションなど、予想のポイントになりそうなデータとは?


目次

ポイント1 牝馬は消し!

京王杯2歳ステークスは牝馬の成績が極端に悪いレースだ。

牡馬(10−8−10−92)
牝馬(0−2−0−27)

ご覧の通り、牝馬は30頭近く走って馬券圏内に入ったのが2頭のみ。昨年はレーヌミノルが2着になったが、1番人気に応えて勝つことはできなかった。

基本的に牝馬は軽視していくこととしよう。

※以降、牡馬のみで集計

ポイント2 馬体重の軽い馬は消し!

ファンタジーステークスと同じく、1400mの短距離戦ということで基本的に馬格のある馬のほうが有利だ。

馬体重着別度数
~399kg0- 0- 0- 0/ 0
400~419kg0- 0- 0- 0/ 0
420~439kg0- 0- 0- 4/ 4
440~459kg2- 1- 1- 22/ 26
460~479kg3- 4- 5- 21/ 33
480~499kg2- 1- 3- 28/ 34
500~519kg2- 2- 1- 15/ 20
520~539kg1- 0- 0- 2/ 3
540~0- 0- 0- 0/ 0
馬体重勝率複勝率単回値複回値
~399kg
400~419kg
420~439kg0.0%0.0%00
440~459kg7.7%15.4%19162
460~479kg9.1%36.4%81207
480~499kg5.9%17.6%20078
500~519kg10.0%25.0%9087
520~539kg33.3%33.3%216103
540~

集計期間:2007.11.10 ~ 2016.11. 5

460キロを一つのボーダーラインと考えていこう。

ポイント3 差し馬は消し!

京王杯2歳ステークスの特徴は、とにかく前向きな馬と相性がいいということ。前走の脚質別の成績を見てみると……

前走脚質着別度数
平地・逃げ2- 0- 2- 14/ 18
平地・先行5- 6- 7- 26/ 44
平地・中団2- 2- 1- 34/ 39
平地・後方1- 0- 0- 17/ 18
平地・マクリ0- 0- 0- 1/ 1
前走脚質勝率複勝率単回値複回値
平地・逃げ11.1%22.2%380252
平地・先行11.4%40.9%107153
平地・中団5.1%12.8%4828
平地・後方5.6%5.6%19142
平地・マクリ0.0%0.0%00

集計期間:2007.11.10 ~ 2016.11. 5

逃げ、先行馬が圧倒的。反対に中団以降につけた馬は散々な成績となっている。

ポイント4 遅生まれは消し!

2歳重賞ということで、基本的には早生まれが有利になりやすい。

生月着別度数
1月生1- 1- 1- 4/ 7
2月生4- 1- 2-14/21
3月生2- 2- 2-33/39
4月生3- 1- 4-29/37
5月生0- 2- 1-11/14
6月生0- 1- 0- 1/ 2
生月勝率複勝率単回値複回値
1月生14.3%42.9%90168
2月生19.0%33.3%478130
3月生5.1%15.4%48103
4月生8.1%21.6%11893
5月生0.0%21.4%069
6月生0.0%50.0%0390

集計期間:2007.11.10 ~ 2016.11. 5

1、2月の成績がよく、それ以降は下がっている。今回は5月以降の馬を対象外とし、集計していこう。

ポイント5 前走ダート出走馬は消し!

1400mの重賞はダート馬が走りやすいが、京王杯2歳ステークスとは相性が悪い。

前走ダート(0−0−0−11)

芝を使った馬を選んでいこう。

まとめ 消しデータを取り除くと?

では、ここまで挙げてきた消しデータを取り除くと、どのような成績になるのだろうか?

人気着別度数
指1-18人7- 4- 7-24/42
勝率複勝率単回値複回値
16.7%42.9%275223

集計期間:2007.11.10 ~ 2016.11. 5

なんと、好走率は42%超、回収率も200%オーバーという極めて優秀な成績となっている。

今年はこのデータに該当する馬を軸に添えてみても、いいかもしれない。

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