競馬場デートを成功させる秘訣って?彼女との楽しみ方、必勝法3ステップ

昔に比べれば競馬場はキレイになりました。家族向けイベントが増え、女性やお子さんの姿も目立ちます。青い空、白い雲、緑の芝生、コースを駆ける美しい競走馬――。

大好きな競馬を大好きな彼女に見せたい!

そう思う競馬ファンの男性も多いのではないでしょうか?

しかし、ある会社のWeb調査によれば「94.7%の女子がギャンブル好きの男性はNG」なのだとか(引用:マイナビウーマン)。うかつな誘い方をすればお付き合い自体なくなってしまうかも……。

そこで今回は、彼女との競馬デートを成功させる秘訣を教えちゃいます♪


目次

まずはクリーンさをアピール!

提案するのは「馬券を買わない」競馬デートです。

ギャンブルとしてではなく、あくまで「スポーツ」として「エンターテイメント」として競馬を楽しみ、馬に癒され、競馬場で遊ぶというスタンスを取るのがいいでしょう。

では具体的に見てみましょう。

ステップ① 誘い文句は「馬を見に行かない?」

「鉄板のレースあるから買いに行かない?」は論外だとして、「競馬に行かない?」という誘い文句も導入としては好ましくなりません。残念なことに競馬をしない人は「競馬=ギャンブル」と考える方が少なくないので、敬遠されがちです。「競馬」ではなく「馬」に焦点を当てることでギャンブル感を軽減させます。

「でもお金賭けるんでしょ?」と聞かれたら「いや、見るだけだよ」。そして冒頭のように「最近はキレイになったし、家族や女の人も~」と説明すれば、興味を持ってくれるかもしれません!

さらに次のようにして「競馬場での遊び方」を勧めてみましょう。

ステップ② 競馬場で遊ぶ!ポイントは“開放感”

競馬をしない人にとって競馬場と言えば、馬券を握りしめた人たちが怒鳴りひしめき合うイメージです。混雑しているし、煙草の煙で空気も悪そう。

そこで「競馬場は芝が敷かれていて寝転んだり、ビールを飲んだりできるんだ。ピクニックみたいなもんだよ」と、オープンエアな楽しみ方を提案しましょう。

(C)Yusuke Tsutaya
府中競馬場の庭園 (C)Yusuke Tsutaya

最近は競馬場でグルメフェスやビアガーデンが開催されることも多くなりました。東京競馬場では5月2日(土)から31日(日)まで、なんと5週連続ビアフェス&メガグルメフェスタを開催中。(詳細→JRAのHP『春のスペシャルイベント』へ)

そのほかにもバンド演奏やダンスショー、夏には花火をする競馬場も。変わったイベントも多いので、競馬場ホームページをチェックしてみましょう。

(C)Yusuke Tsutaya
府中競馬場の花火大会 (C)Yusuke Tsutaya

ここでも「馬券を買わない」ことが利いてきます。馬券を買わないので屋内に入る機会はフードコートやお手洗いを利用する最小限に止めることができます。

ステップ③ レースのシンプルな楽しみを知ってもらう

そしてデートのメインイベント、馬を見に行きましょう。オススメはパドックです。スペースが広いので、のんびりゆったりと馬を愛でることができます。

「あの馬は騎手が変わって成績が落ちたんだけど、先月騎手が怪我から復帰したら優勝したんだって。あの馬はずっと待ってたのかもね」など、馬と騎手の絆を感じさせるちょっといい話なんかできるとポイントアップです。

(C)Yusuke Tsutaya
(C)Yusuke Tsutaya

ここで彼女にさりげなく「どの馬が一番になると思う?」と聞いてみましょう。これぐらいならばスポーツ観戦でもすることです。彼女も「あの馬かな」と気軽に答えてくれるので、馬の名前を教えてあげましょう。名前を知ることで彼女も馬に愛着が持てるようになります。

さて、レースが始まる少し前にスタンドに移動します。馬券を買う必要がないので直前で大丈夫。最前列に行って馬のスピードや足音を感じるも良し、後ろの方の席に腰かけてのんびりと観戦も良し。

さっき彼女が一番になると予想した馬に注目して一緒に見ましょう。初めてでも一頭だけならば追うことができます。そしてレース終了。彼女が応援していた馬の着順を確認します。

勝てば嬉しいし、負ければくやしい。

きっと彼女もそう思うはずです。いろんな買い方や予想方法などがありますが、立ち返ってみればレースの楽しみはこれだけ。いたってシンプルなものです。楽しみを知ってもらうことで、「競馬って楽しい!」と思ってもらえたらデートは成功です。

まとめ

先にあげたWeb調査(引用:マイナビウーマン)にも、節度をわきまえていればいい、という意見がありました。

競馬=ギャンブル=浪費・借金地獄

という、強烈なイメージがあるので、競馬を好む男性を好きになれないようです。けれど大半の競馬ファンは節度を持って楽しんでいます。

あなたが彼女に大好きな競馬を知ってほしいと思っているように、彼女もあなたが好きなものを知りたいと思っています。デートを通じて少しずつ競馬の楽しみを知ってもらって、一緒に仲良く楽しんでいけるようになるといいですね。

競馬場デートの“鉄板”とは?

ここからは実戦編。

初めての競馬場デートです。貴方にとっては何度も来ている場所ですが、彼女にとっては初めての場所。ぜひ、良い印象を持ってデートを楽しんでもらいたいですね。競馬場ってゴチャゴチャしているイメージがあると思われがちですが、東京競馬場などは「行ってみたら意外と綺麗だった」なんて感想もちらほら聞きますよ。

土曜開催を狙おう

意気込んで「大きいレースにいこう!」と思いがちですが、まずは土曜であまり混雑していないレースを選択するのが無難です。初めて踏み入れる場所ですから、それなりに彼女も緊張しています。パドックも売店も日曜と比較すると空いているので狙い目ですね。

障害レースを観戦しよう

レースといえば平地、と言いたい所ですが、障害レースも意外と見落とせません。初心者のうちはコースや距離など情報もないままですから、それよりはパッと見、迫力のある障害レースが盛り上がるでしょう。全頭が無事に飛越を終え、ゴールインした後に起こる人馬への拍手に、きっと感動するでしょう。

個人協賛競走は面白い

自然と笑うしかなくなる状況を作ってくれるのが、個人協賛競走の通称『痛レース』。これは協賛金1万円~で個人がレース名をオリジナルでつけることが出来るレースですが、『○○さん結婚おめでとう記念』や『○○さん還暦記念』などのレース名は話のネタになりますよね。彼女から「面白いね~」の一言を引き出せるかもしれませんね。

注意事項

彼女にとっては『初めての競馬』でもありますから、もし貴方が馬券を万単位のお金で購入する方であれば、最初からその光景を見せるのは彼女も驚いてしまいます。買いたい気持ちをぐっと抑えて、彼女と一緒にレースを楽しむ事に集中するのが成功する秘訣ですよ!

しくじらないで!競馬デートで起こりがちな3つの失敗とは?

ここからはありがちな“失敗談”を見ていくことにしましょう。

レース以外にもレジャー施設として人気のある競馬場。楽しいはずの競馬デートが、レースに夢中になってしまって、いつのまにか……なんてならないか、気になりますよね。

高確率でしくじる行動、あるあるパターン3つをご紹介します。

予想に夢中で彼女を放ったらかしに…

競馬に慣れている彼女なら良いですが、初めて競馬場にくる女性は雰囲気に飲まれてしまうという人も少なくありません。

いろいろと彼に聞きたいことがあるのに、その彼がレース予想に夢中では、その後の雰囲気の回復が難しいかもしれません。

彼女の予想に「それはありえないよ」など罵倒したりするのはやめた方が良さそうです。

食べ過ぎ、飲み過ぎにも気をつけて

場内にはたくさんの出店がありますよね。見ているだけでお腹が減ってきてしまいますよね。中でも、時間がない中で片手で食べられるハンバーガー。とっても美味しいですが、服は汚れるわ、口は汚れるわ、美味しいのですが、食べるのが大変です。

無難に場内のレストランで済ませるのが良いでしょう。また当たり前の事ですが、お酒の飲みすぎには気をつけましょう!

前もって「●●●」と連絡を忘れずに

楽しみのデートの日、気合いを入れてヒールの高い靴を履く女性も多いです。ですが、ヒールで広い場内を歩き回るのは、時間が経過するにつれて苦痛なものです。これでは競馬どころではなくなってしまいます。

あらかじめ、「スニーカーやローヒールの靴で来てね」と伝えておくことで、「気が利く人」と女性からの印象もアップするでしょう。

自分の慣れた場所でも、気を抜かずに遊びましょう。

競馬場を「面白い」と思ってもらうために…

以上の3つ行動は周りでもよく聞くお話です。競馬デートにも、普通のデートにも通じる部分がありますね。

せっかく自分の良く知る場所でデートが出来るんですから、「やっぱり面白くないな」なんて思われてしまったら、非常にもったいないですよね。

相手への気遣いを忘れずに、楽しい時間を過ごせるように、配慮するのを忘れないようにしてみてくださいね。

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