土曜日の午後という楽園のような時間に、競馬ファンはむさ苦しい顔面と絵に描いたようなク●を見なければならない。
ああ、なんてことだろう。。。
原良馬さんの優しい笑顔と鷲見玲奈アナウンサーのむっちりボディで辛うじてプラマイゼロになっているが、芸人2人にむさ苦しさしか感じない方も多いはずだ。
しかし、だからといってなぜか嫌いになれない。むしろ彼ら、いや、歯並びの悪い借金まみれの方は置いておいて、彼を単なるむさ苦しい芸人としてしか見ていないとしたら、実にもったいない。
というのも、彼の予想はガチガチのガチなのだ。「何色の、何!?」(©スッキリ)のようなテンションで書いてしまったが、彼の予想はそんじょそこらの評論家とは比べ物にならないほど、ガチで価値がある。
今回はそんなジャングルポケット斉藤慎二さんに迫っていこう。
連敗を馬鹿にしているキミこそ負け組
ジャンポケ斉藤さんの予想は本当に面白い。競馬ファン、特に穴党のあなたなら、毎回「わかるぅー!」と唸っているのではないだろうか?
斉藤さんはほとんど人気馬を軸にしない。軸にしたとしても人気薄とのワイドや3連単、3連複の2頭軸流しの相手としてはめ込むくらいだ。
常に買い目に穴馬を組み込む。10倍以上つく穴馬の単勝はもはや当たり前。二桁人気馬の複勝なんてのも基本。時には超人気薄2頭のワイドなんて買ってみたりする。
馬鹿だ、本当に馬鹿だ。
そんな馬券、当たるはずないのだ。番組内で「何十連敗」を売りにしているが、当たり前なのだ。そんな馬券が毎週当たっていたら、競馬新聞はいらなくなる。東スポの虎石さんも、岡本さんも、番組を降板しなければいけない。
ただし、じゃあ無鉄砲な予想かといえば、決してそうじゃない。「連敗」というだけで馬鹿にしているそこのキミは、正座してから読み進めるといい。
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