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2018年11月4日、京都競馬場でJBCクラシック(JpnⅠ/ダート1900m)が行われる。JBCクラシック過去10年を見ると、三連単の高額配当は2010年の44,360円が最高だったことから分かるように、基本的にそこまで荒れない。三連単250円や560円の年もあるなど、堅くてどうしようもない時が多いのも特徴だ。

単勝オッズは2011年の120円が最低で、最高は2010年の1,610円となっている。1番人気が飛べばそれなりの配当になるが、今年はどうか。今年は16頭フルゲート、その多くが中央馬なので堅くてどうしようもないことにはなりにくい。しかも、中央での実績が上位馬にそこまであるわけではないので、なんとも読みにくい。

これまでのJBCクラシックの傾向とは少し離れたところで予想を行い、穴馬をあぶり出した方がいいかもしれない。ここで仕留めておくとJBCレディスクラシックがもっと楽しめる。


データ① 問われる中央実績

去年のJBCクラシックで7番人気3着のミツバ、2010年7番人気3着のアドマイヤスバル、過去10年で唯一の5番人気での勝ち馬ワンダーアキュートはいずれもオープン特別での勝ち鞍があった。ワンダーアキュートの場合には重賞実績もあるが、前走の京都と川崎では求められるものが違う。そうなると勢いなどは二の次、最後は力量勝負ということになる。中央での実績は欲しい。

ここはセンチュリオンを狙いたい。オープン特別で2勝、マーチステークスも勝ち、力量でいえばこの中でもまずまず戦える。白山大賞典では2着に敗れたが、休み明けもあるが金沢が合わなかっただけかもしれない。阪神の方が合っただろうが、人気の盲点になるならここから狙いたい。休み明け2走目の成績は3戦2勝。後は輸送が鍵になるが、そこはなんとかするだろう。

データ② ゴールドアリュール産駒で一発

京都ダート1900メートルの傾向を見ると、なんとここでもキングカメハメハ産駒が好成績だ。さすがにディープインパクトはいないが、芝で活躍した種牡馬が名を連ねる。その中で単勝や複勝の回収率で大変優秀だったのがゴールドアリュール産駒だ。ゴールドアリュール自体はJBCクラシックに縁遠かったが、エスポワールシチー、スマートファルコン、コパノリッキー、去年はララベルが活躍した。活躍馬を多く出している。

この中で該当するのはクリソライトだ。JBCクラシックのタイトルにはなかなか届かないが、ジャパンダートダービーやコリアカップを制している。1年2か月の休み明けが非常に気になるが、長期休養明けの成績は優秀だ。年齢の衰えというのはあるかもしれないが、上位がそこまで抜けた存在とは言い切れない。鞍上の武豊騎手とも相性が良く、長期休養明けを嫌うここで勝負をかけたい。

データ③ 前走違う条件での惨敗馬が買い

前走エルムステークス組はチラホラおり、アドマイヤスバルもそうだった。3番人気5着、コンマ7秒差だったが、札幌のダート1700メートルと船橋の1800メートルでは左回りと右回りの違いを含め、条件が違う。人気を背負ったにもかかわらず、惨敗した馬は少なくとも下馬評は高かった。それが明らかに適鞍ではなかったところで惨敗をしたとなれば狙わないわけにはいかない。

テーオーエナジーは明らかに適鞍ではなかった。兵庫チャンピオンシップを勝ってダービーに出ることはある種のステータスのようなものだが、1800メートル以上の実績がある。それなのに前走はダート1400メートル。これでは負けも仕方ないか。テーオーエナジーには運もある。元々除外対象だったが、ミツバの回避で出走が叶った。得てしてそういう馬が穴を開けるものだ。

まとめ

センチュリオン、クリソライト、テーオーエナジーが穴馬として馬券を荒らす可能性がある。おそらくどれが来てもそこそこな荒れ方になるだろう。テーオーエナジーは勢いがすごい3歳勢の中の1頭だ。オメガパフュームに目が向くのは仕方ないが、この馬も春の時点ではそれなりの位置にいた。勝つときはいつも圧倒的な差をつけた。軽視は禁物だ。

今までのJBCクラシックを見ると、地方開催では中央馬で固まり、地方馬が置いていかれるようなレースが目立った。しかし、今年は中央開催だ。流れも今までとは違うだろう。こういう時に穴は空きやすくなる。ここは勝負でいいだろう。

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