2019年5月26日、東京競馬場で日本ダービー(GⅠ/芝2400m)が行われる。世代ナンバーワンを決定する競馬の祭典で気になるのは馬場コンディションだ。
週中の火曜日には大量の雨が降ると予想されている。それ以降は晴天が続く予報が出ていて、水はけの良い東京競馬場で行われることを考慮すれば良馬場で行われる可能性が高い。
ただし、NHKマイルカップのように雨(ひょう)の影響が残るケースも考えられる。
では、馬場が渋ったときに台頭してくる馬とは、どんな馬なのか? 強調できる血統を分析していくことにしよう。
出走予定馬の重馬場実績は?
リオンリオン ( 1- 2- 0- 0/ 3 )
勝率 33.30% │ 単勝回収値 350
複勝率 100.00% │ 複勝回収値 186
メイショウテンゲン ( 1- 1- 0- 0/ 2 )
勝率 50.00% │ 単勝回収値 1955
複勝率 100.00% │ 複勝回収値 445
ナイママ ( 1- 0- 0- 1/ 2 )
勝率 50.00% │ 単勝回収値 510
複勝率 50.00% │ 複勝回収値 90
$ヒーリングマインド ( 1- 0- 0- 0/ 1 )
勝率 100.00% │ 単勝回収値 890
複勝率 100.00% │ 複勝回収値 250
ヴェロックス ( 1- 0- 0- 0/ 1 )
勝率 100.00% │ 単勝回収値 150
複勝率 100.00% │ 複勝回収値 110
ニシノデイジー ( 0- 1- 0- 1/ 2 )
勝率 0.00% │ 単勝回収値 0
複勝率 50.00% │ 複勝回収値 255
ランフォザローゼス ( 0- 1- 0- 0/ 1 )
勝率 0.00% │ 単勝回収値 0
複勝率 100.00% │ 複勝回収値 150
シュヴァルツリーゼ ( 0- 1- 0- 0/ 1 )
勝率 0.00% │ 単勝回収値 0
複勝率 100.00% │ 複勝回収値 600
サトノルークス ( 0- 1- 0- 0/ 1 )
勝率 0.00% │ 単勝回収値 0
複勝率 100.00% │ 複勝回収値 130
アドマイヤジャスタ ( 0- 1- 0- 0/ 1 )
勝率 0.00% │ 単勝回収値 0
複勝率 100.00% │ 複勝回収値 140
レッドジェニアル ( 0- 0- 1- 1/ 2 )
勝率 0.00% │ 単勝回収値 0
複勝率 50.00% │ 複勝回収値 65
マイネルサーパス ( 0- 0- 1- 0/ 1 )
勝率 0.00% │ 単勝回収値 0
複勝率 100.00% │ 複勝回収値 110
ダノンチェイサー ( 0- 0- 0- 1/ 1 )
勝率 0.00% │ 単勝回収値 0
複勝率 0.00% │ 複勝回収値 0
カフジジュピター ( 0- 0- 0- 1/ 1 )
勝率 0.00% │ 単勝回収値 0
複勝率 0.00% │ 複勝回収値 0
実績がひかるのがリオンリオンとメイショウテンゲンだ。
リオンリオンは前走、稍重の青葉賞を逃げ切ってダービーへの切符を手にした。青葉賞も含めて道悪では(1−2−0−0)とパーフェクト連対を誇る。
血統的にも道悪は問題ない。同じルーラーシップ産駒のキセキは不良馬場の菊花賞を制し、サンリヴァルは稍重の皐月賞で9番人気ながら2着の実績がある。ルーラーシップ自身も道悪成績は(2−0−1−0)で重賞2勝の実績を誇っている。
メイショウテンゲンは道悪の弥生賞で大外一気を決めたのが記憶に新しい。
道悪になった際はもちろん、良馬場発表であったとしても時計がかかる馬場状態であった場合はこの2頭の台頭に注意が必要そうだ。
道悪で強調できる種牡馬は?
ハービンジャー ( 18- 20- 24-146/208 )
勝率 8.70% │ 単勝回収値 109
複勝率 29.80% │ 複勝回収値 104
ハーツクライ ( 14- 20- 18-151/203 )
勝率 6.90% │ 単勝回収値 62
複勝率 25.60% │ 複勝回収値 79
ディープインパクト ( 13- 20- 36-244/313 )
勝率 4.20% │ 単勝回収値 56
複勝率 22.00% │ 複勝回収値 70
キングカメハメハ ( 8- 16- 17-150/191 )
勝率 4.20% │ 単勝回収値 30
複勝率 21.50% │ 複勝回収値 57
ヴィクトワールピサ ( 6- 6- 7- 60/ 79 )
勝率 7.60% │ 単勝回収値 111
複勝率 24.10% │ 複勝回収値 70
ルーラーシップ ( 5- 9- 7- 78/ 99 )
勝率 5.10% │ 単勝回収値 49
複勝率 21.20% │ 複勝回収値 61
オルフェーヴル ( 3- 8- 3- 38/ 52 )
勝率 5.80% │ 単勝回収値 60
複勝率 26.90% │ 複勝回収値 66
アイルハヴアナザー ( 3- 2- 4- 32/ 41 )
勝率 7.30% │ 単勝回収値 228
複勝率 22.00% │ 複勝回収値 104
キングズベスト ( 3- 2- 0- 23/ 28 )
勝率 10.70% │ 単勝回収値 133
複勝率 17.90% │ 複勝回収値 39
ダノンバラード ( 3- 0- 0- 6/ 9 )
勝率 33.30% │ 単勝回収値 780
複勝率 33.30% │ 複勝回収値 168
ロードカナロア ( 2- 3- 2- 24/ 31 )
勝率 6.50% │ 単勝回収値 99
複勝率 22.60% │ 複勝回収値 96
クロフネ ( 1- 4- 7- 44/ 56 )
勝率 1.80% │ 単勝回収値 28
複勝率 21.40% │ 複勝回収値 76
ジャスタウェイ ( 1- 0- 2- 14/ 17 )
勝率 5.90% │ 単勝回収値 41
複勝率 17.60% │ 複勝回収値 28
Tanino Gimlet ( 1- 0- 0- 0/ 1 )
勝率 100.00% │ 単勝回収値 890
複勝率 100.00% │ 複勝回収値 250
モンテロッソ ( 0- 1- 0- 3/ 4 )
勝率 0.00% │ 単勝回収値 0
複勝率 25.00% │ 複勝回収値 170
トーセンラー ( 0- 1- 0- 1/ 2 )
勝率 0.00% │ 単勝回収値 0
複勝率 50.00% │ 複勝回収値 330
※牡馬・セン馬
※芝1600m以上
※3番人気〜単勝100倍未満が対象
※やや重、重馬場、不良馬場開催が対象
※長期休み明けなど、明らかなマイナス要素を持つ馬は除外
ハービンジャー産駒の台頭が目立つ。
昨年の有馬記念(稍重)をブラストワンピースが勝ったことを筆頭に、GIや重賞での実績も多数だ。重たい馬場状態になったときにパフォーマンスを上げてくる可能性は高い。
一番人気が予想されるサートゥルナーリアの父ロードカナロアも成績がいい。単複回収値は100に近く、自身も日本より馬場の重たい香港で生涯最高のパフォーマンスを披露した過去を持っている。
ヴェロックスの父ハーツクライや、ダノンキングリーの父ディープインパクトは道悪より良馬場を好むため、3強の父の比較でいけば「サートゥルナーリアに分がある」と言えそうだ。