(C)ritajulius

2019年7月28日、新潟競馬場でアイビスサマーダッシュ(GⅢ/芝1000m)が行われる。今回は過去のデータやレース傾向を振り返り、当レースの勝ち馬候補を予想していく。

レースを楽しむ上でも馬券を買う上でも、勝ち馬の予想は欠かせない要素だ。明らかな傾向や注目のデータから、主役候補を導き出していこう。

人気が想定されるカッパツハッチ、ダイメイプリンセス、ライオンボス、ラブカンプー、レッドラウダなどは過去の好走馬のデータと合致しているのだろうか?

なお、特に明記していない場合は過去10年のデータを対象とする。


アイビスサマーダッシュの勝ち馬傾向

過去10年のデータを見ると、1番人気が6勝と強い。一方で、勝ち馬10頭中3頭が7、8番人気と、中穴の活躍も目立つ。

ではここからは注目のデータをピックアップして紹介していこう。

予想参考データ① 芝1200mの重賞勝ちか、千直V実績が必要

まず距離実績に目を向けると、勝ち馬全10頭が芝1200m以下で勝ち、うち7頭が新潟芝1000mで勝っていた。残る3頭のうち、2頭は新潟芝1000m未経験で、もう1頭は前年のアイビスサマーダッシュで4着だった。

さらにオープン実績を見ると、勝ち馬10頭中8頭が芝1200m以下の重賞、もしくは新潟芝1000mのオープン特別を勝っていた。例外の2頭は格上挑戦での優勝。舞台実績があれば、オープン実績に欠ける馬でも通用する。

予想参考データ② 夏競馬から参戦する馬が中心

前走のクラス別成績は以下の通り。

1000万下(0-0-2-5)
勝率 0.0% │ 連対率0.0% │ 複勝率28.6%

1600万下(1-1-2-20)
勝率 4.2% │ 連対率8.3% │ 複勝率16.7%

オープン特別(2-7-3-56)
勝率 2.9% │ 連対率13.2% │ 複勝率17.6%

GⅢ(7-2-2-40)
勝率 13.7% │ 連対率17.6% │ 複勝率21.6%

GⅡ(0-0-0-2)
勝率 0.0% │ 連対率0.0% │ 複勝率0.0%

GⅠ(0-0-0-5)
勝率 0.0% │ 連対率0.0% │ 複勝率0.0%

また、前走着順は以下の通り。

前走1着(1-1-5-14)
勝率 4.8% │ 連対率9.5% │ 複勝率33.3%

前走2着(1-3-1-8)
勝率 7.7% │ 連対率30.8% │ 複勝率30.8%

前走3着(2-2-0-9)
勝率 15.4% │ 連対率30.8% │ 複勝率30.8%

前走4着(3-0-1-9)
勝率 23.1% │ 連対率23.1% │ 複勝率30.8%

前走5着(0-2-0-7)
勝率 0.0% │ 連対率22.2% │ 複勝率22.2%

前走6~9着(1-2-1-38)
勝率 2.4% │ 連対率7.1% │ 複勝率9.5%

前走10着以下(1-0-2-44)
勝率 2.1% │ 連対率2.1% │ 複勝率6.4%

勝ち馬10頭中7頭が夏競馬からの参戦で、うち6頭の前走がサマースプリントシリーズの重賞(CBC賞4頭、函館スプリントS2頭)。

予想参考データ③ 4、5歳が主力

年齢別成績は以下の通り。

3歳(0-2-1-10)
勝率 0.0% │ 連対率15.4% │ 複勝率23.1%

4歳(3-1-1-7)
勝率 25.0% │ 連対率33.3% │ 複勝率41.7%

5歳(4-6-4-33)
勝率 8.5% │ 連対率21.3% │ 複勝率29.8%

6歳(1-1-3-35)
勝率 2.5% │ 連対率5.0% │ 複勝率12.5%

7歳(2-0-1-30)
勝率 6.1% │ 連対率6.1% │ 複勝率9.1%

8歳以上(0-0-0-14)
勝率 0.0% │ 連対率0.0% │ 複勝率0.0%

予想参考データ④ 牝馬が活躍

牡・騸馬(4-6-5-77)
勝率 4.3% │ 連対率10.9% │ 複勝率16.3%

牝馬(6-4-5-52)
勝率 9.0% │ 連対率14.9% │ 複勝率22.4%

予想参考データ⑤ 関西馬が優勢

美浦(2-6-3-31)
勝率 2.8% │ 連対率11.1% │ 複勝率15.3%

栗東(8-4-7-68)
勝率 9.2% │ 連対率13.8% │ 複勝率21.8%

2019年の主役候補は?

どの馬も一長一短ある感じだが、中心になるのは牝馬のダイメイプリンセス。昨年のこのレースを含めて、新潟芝1000mで3戦全勝。前走がオープン特別で8着というのはやや不満だが、連覇の可能性は十分。

ビップライブリーは京阪杯2着の実績がある。主要ステップであるCBC賞で5着からの参戦と、臨戦過程もいい。

カイザーメランジェは前走の函館スプリントSで重賞初制覇。ここも勝てばサマースプリント王者に大きく前進する。

ライオンボスは邁進特別、韋駄天Sと、新潟芝1000mで連勝中。前走の勝ちタイム53.9は優秀で、引き続き期待できる。

ミキノドラマーは昨年のオープン特別・ルミエールオータムダッシュを含めて新潟芝1000mで3勝を挙げており、一発の魅力を秘める。2010年ケイティラブ、17年ラインミーティアと、格上挑戦だった馬で2勝している西田雄一郎が騎乗する点も見逃せない。

おすすめの記事