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2018年12月9日、シャティン競馬場で香港マイル(GⅠ/芝1600m)が行われる。ペルシアンナイト、ビューティジェネレーション、ヴィブロス、ビューティオンリー、モズアスコットらが出走するが、どんなレースが展開されるのか? 台頭する可能性を秘めた伏兵とは?

当コーナーでは、過去のデータやレース傾向から激走の可能性がありそうな穴馬を探していく。なお、特に明記していない場合、過去10年を対象とし、主に6番人気以下で3着以内に入った11頭を中心に分析する。


データ① 香港馬

6番人気以下で3着以内に入ったのは11頭。その11頭中8頭が香港馬だった。全体で見ても、3着以内に入った30頭中25頭が香港馬と、人気にかかわらず地元勢が強い。

データ② ジョッキークラブマイル組

6番人気以下で3着以内に入った11頭中7頭が、地元のステップレースであるジョッキークラブマイル(前身の国際マイルトライアルを含む)から参戦。優勝馬を見ても、10頭中8頭が該当しており、上位人気でも人気薄でも同レースを叩かれた馬が中心になる。

データ③ 近2走以内に好走

6番人気以下で3着以内に入った11頭中6頭が、近2走以内に連対。残る5頭も近2走で5着以内と好走していた。近走で好走しているにもかかわらず、前走で負けるなどして評価を落としている馬が狙い目になる。

結論

最も大きな魅力があるのは、香港のビューティーオンリー。一昨年のこのレースの優勝馬で、香港ローカルGⅠを含めるとシャティン芝1600mの重賞を5勝しており、実績は上位だ。5歳で優勝した当時と比べるとさすがに衰えが見られるものの、今年も同舞台のチェアマンズトロフィーを勝ち、前走のジョッキークラブマイルで3着と、健在ぶりを見せている。管理するA・クルーズ厩舎は、同馬の他に2003年ラッキーオーナーズ、10年ビューティーフラッシュと、香港マイルを計3勝。底力は侮れず、上位に食い込んでくる可能性は十分にある。

同じ香港のサザンレジェンドは、前走のジョッキークラブマイルでビューティーオンリーとの接戦を制して2着。実績で劣る分、陰に隠れる形になっているが、シンガポールGⅠクランジマイルの優勝馬で、シャティン芝1600mでもクラス1のレースを勝ち、今年のチャンピオンズマイル3着と力を示している。香港のチャンピオントレーナーに3度輝いているC・ファウンズ厩舎が管理し、日本でもお馴染みのダグラス・ホワイト騎手が騎乗するだけに、怖い存在と言える。

ジョッキークラブマイルで2番人気に推されながら4着だったのがシンガポールスリング。2走前のシャティントロフィーでは、今回も最有力視されているビューティージェネレーションの2着と好走している。まだ上がり目が見込めそうで、巻き返しがあっても不思議はない。

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