阪神大賞典2018の競馬予想分析...過去の血統と種牡馬、明確な共通点とは?

2018年3月18日、阪神競馬場で阪神大賞典(GⅡ/芝3000m)が行われる。春の天皇賞を見据えた馬達が出走を予定しており、武豊騎手と初コンビを組むクリンチャーや3連覇したステイヤーズS以来の出走となるアルバートが登場する。

開催に際し、どのような血統の馬がいい成績を残しているのか、同コースでどのような血統の馬が台頭しているのか、過去のデータをもとに見ていくことにしよう。

今回、好走血統は過去10年、コース・距離別種牡馬成績は2008年以降のレースより集計を行った。


目次

過去6年好走馬血統

着順人気種牡馬母父馬
11ディープインパクトOrpen
22ディープインパクトMachiavellian
35ハービンジャーフジキセキ
11ディープインパクトMachiavellian
24ゼンノロブロイStuka
33アドマイヤドンサンデーサイレンス
11ステイゴールドメジロマックイーン
27ディープインパクトキングカメハメハ
32ディープインパクトティンバーカントリー
11ステイゴールドメジロマックイーン
25ハーツクライエリシオ
33AuthorizedPriolo
11ステイゴールドメジロマックイーン
23ネオユニヴァーストニービン
35ダンスインザダークトニービン
13ハーツクライFabulous Dancer
21ステイゴールドメジロマックイーン
35ヤマニンセラフィムサクラショウリ
13ヤマニンセラフィム/td>サクラショウリ
21King's BestSadler's Wells
36シンボリクリスエスラストタイクーン
15エルコンドルパサーSilver Hawk
24ステイゴールドSadler's Wells
31フレンチデピュティSadler's Wells
12ホワイトマズルサンデーサイレンス
26ジャングルポケットサンデーサイレンス
34ヤマニンセラフィムサクラショウリ
14フレンチデピュティリアルシャダイ
25サッカーボーイサンデーサイレンス
31エリシオサンデーサイレンス

解析・分析:注目血統は?

サンデーサイレンス系ではディープインパクト、そしてゴールドシップで3連覇を果たしたステイゴールドとこれに次いでハーツクライも相性が良いレースであることがわかる。

その他の種牡馬ではサドラーズウェルズ系統を中心とした二アークティック系種牡馬やミスタープロスペクター系種牡馬がサンデー系種牡馬と共に好走している傾向だ。中でもトーセンバジル(ハービンジャー×母父フジキセキ)やアドマイヤデウス(アドマイヤドン×母父サンデーサイレンス)のように母父サンデー系種牡馬の好走傾向が近年みられるので注目したい。今年の出走予定馬ではアルバートやムイトオブリガードが該当する。

出走予定馬・種牡馬コース成績

キングカメハメハ0-0-0-40.0%0.0%

種牡馬着別度数勝率複勝率
アドマイヤドン0-0-1-00.0%100.0%
ハーツクライ2-2-0-425.0%50.0%
ディープスカイ0-0-0-10.0%0.0%
ジャングルポケット0-1-0-80.0%11.1%
リーチザクラウン0-0-0-00.0%0.0%
タイキシャトル0-0-0-00.0%0.0%
ルーラーシップ0-0-0-00.0%0.0%
シンボリクリスエス0-0-1-10.0%0.0%
ステイゴールド3-2-0-242.9%71.4%

集計期間:2008.1. 1 ~ 2017. 12. 28

解説・分析:注目血統は?

実質、阪神大賞典での成績ということになるが今回はディープインパクト産駒の出走がなく、ステイゴールド・ハーツクライ産駒の成績が目立つ形となった。

その他は新種牡馬や出走回数の少ない種牡馬が並ぶが、昨年の菊花賞で産駒が長距離適正を示したルーラーシップ産駒やディープスカイ産駒などの走りにも注目してみたい。

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