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2018年3月18日、阪神競馬場で阪神大賞典(GⅡ/芝3000m)が行われる。クリンチャー、アルバート、サトノクロニクル、レインボーラインらが出走するが、どんなレースが展開されるのか? 台頭する可能性を秘めた伏兵とは?

競馬TIMES編集部では一週間をかけて当重賞を徹底的に検証していく。血統考察やデータ分析、有力馬の強調材料と不安要素の検証など、多角的な視点から当レースの見どころや注目点を解き明かしていく予定だ。

出走馬のおさらい、予想オッズの展望を振り返っていこう。


日程・概要

2018年 3月18日(日) 1回阪神8日目 12頭 [仮想出馬表] 【11R】  第66回阪神大賞典
4歳以上・オープン・G2(別定)(国際)(指定) 芝3000m・内 (A)

出走予定馬・登録馬

前走京都記念で待望の初重賞制覇を強敵相手に成し遂げたクリンチャーが鞍上込みで人気の中心になりそうだ。

前走はある程度時計を要す馬場状態や展開も噛み合ったが、同世代のクラシックホースであるレイデオロやアルアインを完封した差し脚は見事であった。元来、先行してスタミナを活かすタイプであったが、追ってからの反応もスムーズになり差し脚を活かす競馬も出来るようになってきたのは好印象。

菊花賞で2着があり距離的な不安もない。今回は今後を見越してか藤岡佑介騎手から武豊騎手へのスイッチとなるが、それほど乗り難しいタイプでないことと、何と言っても長距離戦での武豊騎手の強みを考えれば少なくともマイナスに働くのは考えにくい。この阪神大賞典も、既に8勝もしていることがその証明だろう。

現代競馬に於いて異質なほどの名ステイヤー、アルバートが意外にもこの阪神大賞典は初挑戦になる。

有無を言わせない完勝でステイヤーズS3連覇を果たしたように、絶対的なスタミナでは他の追随を許さない同馬。GⅠでは若干決め手を欠いてしまう印象もあるが、GⅡの今回、このメンバーでは力上位だろう。また、休み明けも特に苦にするタイプではなく、中間の動きも悪くないだけにここは好勝負必至と考える。

昨冬のチャレンジCで重賞初制覇を成し遂げた明け4歳馬、サトノクロニクルも怖い存在だ。

前走の有馬記念は流石に相手が強かったものの、2着にはそれほど差のない(コンマ5秒)9着とそれなりにまとめた。相手なりに走るタイプという感じもあるが、坂のあるコースが合うようで阪神コースは2戦して連を外していない。スタミナ勝負になると若干分が悪いかもしれないが、うまく折り合いが付けば差はないだろう。

レインボーラインは久々の長距離戦出走となるが、相手関係からはここでも十分通用の余地がある。

現状GⅠでは決め手不足な印象が拭えないが、不良馬場で上がりを要した天皇賞秋は3着と好走、そういった意味では上がりのかかる長距離戦はスタミナさえ保てばフィットしてもおかしくはないだろう。

他にも、佐賀から果敢の挑戦スーパーマックス、古豪カレンミロティック、単騎逃げなら面白いヤマカツライデンなどが一発を狙っている。

登録馬は以下の通りだ。

馬名S性齢斤量
アルバート牡757
カレンミロティックセ1056
クリンチャー牡456
コウエイワンマン牡756
サイモントルナーレ牡1256
サトノクロニクル牡455
シホウ牡756
スーパーマックス牡455
トミケンスラーヴァ牡856
ムイトオブリガード牡455
ヤマカツライデン牡656
レインボーライン牡556

想定・予想オッズ

2番人気アルバート3.3倍
5番人気カレンミロティック19.7倍
1番人気クリンチャー1.6倍
11番人気コウエイワンマン1270.6倍
10番人気サイモントルナーレ1270.6倍
4番人気サトノクロニクル6.1倍
8番人気シホウ105.7倍
12番人気スーパーマックス1270.6倍
7番人気トミケンスラーヴァ79.2倍
9番人気ムイトオブリガード105.7倍
6番人気ヤマカツライデン45.2倍
3番人気レインボーライン3.7倍
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