阪神JF2020の競馬予想分析!3つのデータから導く危険な人気馬
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2020年12月13日、阪神競馬場で阪神ジュベナイルフィリーズ(GⅠ/芝1600m)が行われる。今回は過去のデータやレース傾向を振り返り、当レースの危険な人気馬を予想していく。

馬券を買う上で特に重要なのは「どの馬を買うか」ではなく「どの馬が消しか」を見極めることだ。

人気馬を「買わない」と判断できれば、余った資金を軸馬の買い足しや穴馬の追加購入に回すことができる。そして人気馬が馬券圏外になれば配当が跳ね上がる。

「人気だから押さえようかな」と毎回人気馬を買ってしまうと回収率は落ちていく。だからこそ「買わない人気馬」を見つけることがカギになってくるのだ。

果たして、人気が想定されるソダシ、サトノレイナス、メイケイエール、インフィナイト、オパールムーンらの中で危険なのはどの馬なのか。しっかり考察していこう。

過去10年のデータを参考にする。


阪神ジュベナイルフィリーズの人気馬成績

過去10年のデータを見ると、1番人気は4勝、2着は1回、3着も1回。1倍台でも2倍台でも負ける時は負ける、3倍台は未勝利だ。

去年馬連万馬券が飛び出したように、伏兵馬がやってくることがそれなりにある阪神ジュベナイルフィリーズ、取捨選択をしておきたい。

ではここからは注目のデータをピックアップして紹介していこう。

予想参考データ① トライアル組の取捨選択

前走ファンタジーステークス(3- 2- 1-34)
勝率 7.5% │ 複勝率 15.0%

前走アルテミスステークス(2- 3- 2-21)
勝率 7.1% │ 複勝率 25.0%

主にトライアルとして利用されるのがファンタジーステークスとアルテミスステークスだが、今年はファンタジーステークスが阪神開催となっており、参考程度でいいだろう。

一応の傾向を見ると、ファンタジーステークス組は1番人気もしくは1着、いなければ3着まで。アルテミスステークス組はこちらも1番人気もしくは1着といったところか。負けてても掲示板までだ。

ソダシもメイケイエールも1番人気1着なので、外すイメージはない。一方、前走6番人気以下だった馬は1着になった馬しか絡んでいないため、オパールムーンには少々厳しい。

予想参考データ② 関東馬の取捨選択

実は成績的に関東馬が数字的には良く、意外と無視できない存在となっている。ここでチェックしたいのは東京中山以外を使っていたかどうかだ。

去年2着だったマルターズディオサは新潟の新馬戦を使っていた。マウレアは札幌の新馬戦、穴をあけたウインファビラスは福島の未勝利戦などを使っている。もちろんメジャーエンブレムみたいに使っていない馬もいるのだが、これは規格外だったからの一言で済むだろう。

サトノレイナスは東京と中山のみ、これは今年の関東馬では唯一だ。国枝厩舎は以前は栗東留学を行っていたが、サトノレイナスは通常通り美浦での追い切り。輸送に耐えられるかどうか。

予想参考データ③ それぞれの馬の前走レベル

ソダシが勝ったアルテミスステークスのタイムは言ってしまえば平凡レベルだが、これはスローペースゆえの話。実は前半3ハロンが36秒台だったアルテミスステークスの勝ち馬にはリスグラシューやリアアメリアがいる。決してレベルが低かったと断言するのは難しい。

サトノレイナスが勝ったサフラン賞のタイムもまた平凡だが、こちらはペースも普通で上がりも平凡。あまり強調するような材料がない。阪神開催のファンタジーステークスだが、実は同じ日の2歳未勝利戦で勝ちタイムからコンマ3秒遅れただけの結果が出ている。イレギュラー開催の開幕週ではあったが、時計が出やすかった可能性もある。

不良馬場開催だったサウジアラビアロイヤルカップだが、同条件のレースと比較しても勝ちタイム的には微妙。20年以上前の未勝利戦などよりも勝ちタイムは遅い。しかもインフィナイトはコンマ5秒負け、狙いにくさがある。

2020年の危険な人気馬は?

サトノレイナスは人気になる見込みだが、初遠征というのが2歳牝馬には酷か。サフラン賞自体がずば抜けたレベルではないため、ここで狙うまでもないか。阪神ジュベナイルフィリーズの好走条件に合致せず、危険な人気馬の一頭になりそうだ。

また、インフィナイトは3つ目の消しデータに合致している。これまでが不良馬場の開催、さすがにそこまでの悪化はなく、真の実力が問われる。少し未知数の部分があり、狙いにくい。

反対にソダシは危険なデータに一つも当てはまらない。白毛馬の目新しさとは関係なく、普通にこの中なら勝ち負けになりそう。内枠に入り、すんなり先行できるのもプラスだ。敵は、エイシンヒテンか。人気馬の中で最も不安要素が少ないのが、ソダシと言えそうだ

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