阪急杯2020の競馬予想分析!3つのデータから導く危険な人気馬
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2020年3月1日、阪神競馬場で阪急杯(GⅢ/芝1400m)が行われる。今回は過去のデータやレース傾向を振り返り、当レースの危険な人気馬を予想していく。

馬券を買う上で特に重要なのは「どの馬を買うか」ではなく「どの馬が消しか」を見極めることだ。

人気馬を「買わない」と判断できれば、余った資金を軸馬の買い足しや穴馬の追加購入に回すことができる。そして人気馬が馬券圏外になれば配当が跳ね上がる。

「人気だから押さえようかな」と毎回人気馬を買ってしまうと回収率は落ちていく。だからこそ「買わない人気馬」を見つけることがカギになってくるのだ。

果たして、人気が想定されるダイアトニック、フィアーノロマーノ、ステルヴィオ、マイスタイル、クリノガウディーらの中で危険なのはどの馬なのか。しっかり考察していこう。

過去10年のデータを参考に予想を進めていく。


阪急杯の人気馬成績

過去10回のデータを見ると、1番人気が2勝、2着が2回、3着は1回。1倍台の信頼度はあまり高くなく、2倍台は未勝利。人気馬が勝ち切りやすいわけではない。

伏兵馬が来やすく、オッズだけで特に信用できるゾーンはなく、どこからでも狙える。3連単で手広く買っても黒字になりそうなレースだ。

ではここからは注目のデータをピックアップして紹介していこう。

予想参考データ① 阪神カップ組の取捨選択

前走阪神カップ (3- 3- 3-17)
勝率 11.5% │ 複勝率 34.6%

同距離同コースの重賞を使った組の成績がいいのは必然に思えるが、やはり傾向は見ておきたいところだ。

阪神カップで人気になりながら裏切った馬、人気に関係なく馬券圏内に入った馬、この2つが傾向として浮かび上がる。ただ裏切ったといっても、コンマ4秒から6秒負けのゾーンだ。

2番人気13着だったマイスタイルは1秒6負け、2着だったフィアーノロマーノはコンマ8秒負け。額面通りに受け取るなら、ちょっと敬遠したいが果たして。

予想参考データ② 逃げと追い込み

逃げ馬は過去10年で3勝しているが、14年、16年、18年と1年おきに勝っている。そうなると今年がその番だが、最近の傾向は、開幕週ながら最後方から追い込んでくる馬の存在。

ハイペースで流れればより決まりやすくなるが、今年はどうしても逃げたい馬がおらず、スローになる可能性も。そうなると前目で決まりやすいかもしれない。

後ろからの競馬を強いられるのはダイアトニックか。スワンステークスがあまりにも鮮やかだったが、そこまでの鮮やかさをここでも出せるかどうか。

予想参考データ③ 牝馬の取捨選択

短距離となれば牝馬の存在は外せない。連対率などは牡馬を上回っており、一定の成績は出せている。

不思議な話だが、実は馬券圏内に絡んだ牝馬の多くが前走馬券圏外だった馬。要するに前走からの巻き返しに成功した馬しか来ない。

今年は牝馬の参戦が少ないが、来年にも使えるデータなので、積極的に覚えておきたいところだ。

2020年の危険な人気馬は?

ステルヴィオは人気になる見込みだが、初めての1400メートル、長期休養明けなど、少し狙いにくく、まして人気となれば、嫌うのは普通。ここを叩いてどこかを使う感じなのが自然か。阪急杯の好走条件に合致せず、危険な人気馬の一頭になりそうだ。

また、フィアーノロマーノは1つ目の消しデータに合致している。外国人騎手が3回乗って2勝2着1回と良績を残す一方、その次は大敗。いずれも川田将雅騎手が騎乗している。川田騎手とのコンビで3勝しており、相性が悪いわけではない。ただそこが気になる。阪神カップ2着とはいえコンマ8秒負け、いくらなんでもか。

反対にクリノガウディーは危険なデータに一つも当てはまらない。11戦して7戦が関東でのレース、前走の東京新聞杯でようやく3着になったが、他は着外。中京を含めた4戦はどれも優秀、マイルチャンピオンシップ7着も健闘の部類。初の1400メートルがどうかだが、森裕太朗騎手とは手が合っており、チャンスはある。人気馬の中で最も不安要素が少ないのが、クリノガウディーと言えそうだ。

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