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復活なるか――。

2018年2月25日、阪神競馬場で阪急杯(GⅢ/芝1400m)が行われる。高松宮記念の前哨戦として多くの関西馬が集まる。しかし距離が1400mということもあり、マイルをこなす馬も出走するなどなかなか一筋縄ではいかないレースだが、勝ち馬が高松宮記念に向かう場合は好走率が高く本番を占う意味でも注目されるレースである。

今回注目したい馬がシュウジだ。かつて短距離での活躍が期待されたが気難しい気性もあって思うように活躍できていない。それでも暮れの阪神Cでは上がり3ハロン最速をマークするなどしっかりと溜めて爆発できればここで勝ってもなんら不思議はない。

シュウジは得意の舞台で復活できるのか?過去のデータから紐解いていこう。


データ① 年齢

過去10年のデータを見ると4歳と5歳馬が好成績をあげている。特に5歳馬が7勝するなど圧倒的である。

年齢別の成績を見ていこう。

年齢着別度数勝率連対率複勝率
4歳2- 3- 7- 20/326.3%15.6%37.5%
5歳6- 3- 1- 31/4114.6%22.2%24.4%
6歳1- 3- 1- 38/432.3%9.3%11.6%
7歳以上1- 1- 1- 39/422.4%4.8%7.1%

集計期間:2008年~2017年

5歳を境に高齢馬になると成績が落ちているのがわかる。1番人気になるであろうレッドファルクスには良いデータとはいえない。逆に復活を期待するシュウジは5歳ということもあり、これ以上ないデータだ。本命馬がこければチャンスもあるのではないだろうか?

データ② 脚質

短距離重賞ということもあり、逃げ先行が良い成績を残しているが、差しが決まるレースでもある。

脚質別の成績を見ていこう。

脚質着別度数勝率連対率複勝率
逃げ3- 1- 0- 6/1030.0%40.0%40.0%
先行2- 2- 3- 31/385.2%10.5%18.4%
差し4- 6- 4- 44/586.8%17.2%24.1%
追込1- 1- 3- 47/521.9%3.8%9.6%

集計期間:2008年~2017年

逃げには警戒が必要だが差しが安定して好成績をあげている。追込まで下がってしまうと絶望的な数字であり、位置取りが重要なレースである。シュウジも溜める競馬が出来れば良さを引き出すことも出来るし差し切りが決まることも難しくないだろう。もし抑えきれないようなら思い切り行かせてしまうのも手だ。手綱を握る福永騎手の手腕に注目だ。

データ③ 前走

前走が阪神Cや香港スプリントなど12月の重賞だった馬が好成績をあげている。それ以外ではシルクロードS、東京新聞杯などの年明けの重賞を使ってきた馬が良い。そして意外なことにスプリンターズS、マイルCSから直行の馬は3着が1回のみと大苦戦している。前走1600万下やOP特別の馬の苦戦している。間隔が開きすぎても詰めすぎても好走するのは難しいといえる。シュウジは阪神Cの後2戦しており、OP特別である点からこのデータでは割引が必要だ。

まとめ

いかがだっただろうか? 年齢、展開などは向きそうだが、ローテーションで見れば暗雲が立ち込める。OP特別2戦ともに結果が出ていないことが何より気がかりだ。とはいえ一昨年に阪神Cを勝っているなど得意な舞台であることは間違いなく、新たに手綱を握る福永騎手と手が合えば復活しても不思議はないだろう。素質馬の復活に期待したい。

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