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2019年10月19日、東京競馬場で富士ステークス(GⅢ/芝1600m)が行われる。今回は過去のデータやレース傾向を振り返り、当レースの危険な人気馬を予想していく。

馬券を買う上で特に重要なのは「どの馬を買うか」ではなく「どの馬が消しか」を見極めることだ。

人気馬を「買わない」と判断できれば、余った資金を軸馬の買い足しや穴馬の追加購入に回すことができる。そして人気馬が馬券圏外になれば配当が跳ね上がる。

「人気だから押さえようかな」と毎回人気馬を買ってしまうと回収率は落ちていく。だからこそ「買わない人気馬」を見つけることがカギになってくるのだ。

果たして、人気が想定されるアドマイヤマーズ、ノームコア、レッドオルガ、レイエンダ、カテドラル、ロジクライらの中で危険なのはどの馬なのか。しっかり考察していこう。

過去10年間のデータを参考に予想を進めていく。


富士ステークスの人気馬成績

過去10年のデータを見ると、1番人気が勝利したのは3回で、2着は1回、3着はなし。ここでの人気馬は実績があって斤量が重くなる影響があるかもしれない。

1番人気と同じようなデータが残り、混戦モードとみていい。14番人気が3回も馬券に絡んでいるなど、人気で優劣をつけるのは危険だ。

ではここからは注目のデータをピックアップして紹介していこう。

予想参考データ① 前目で粘り切れるか

脚質・先行(4- 3- 5-29)
勝率 9.8% │ 複勝率 29.3%

逃げ馬は全滅、その中ではあるが、前残りがいい。上がり3ハロンの成績を見ても、1位でも差し切れずというケースが目立ち、6位以下でも結構勝てているというのがその証明だろう。

去年のロジクライは4コーナー2番手、上がり9番目のタイムで勝った。といっても33秒台の脚は使っているのだが。33秒台の脚で最後まとめられる先行馬が狙いと言える。

2015年のダノンプラチナみたいに最後方から突っ込んでくるケースもあるが、32秒台の脚を使えればの話。それでも3着が精いっぱいな馬がいることも覚えておきたい。

予想参考データ② 若い人にお任せあれ

この時期になると古馬と3歳馬の対決が注目される。3歳馬は3勝挙げており、無視はできないが、今年から降級の条件が変わり、3歳馬有利の中で戦ってきた経緯からすると、そこまでの信頼はどうか。

4歳馬はそれ以上に結果を残し複勝率は4割に迫る。5歳馬もまずまずの成績を残しており、4歳もしくは5歳で狙うのがいいかもしれない。

6歳馬になると一気に成績が落ちる。38頭出て2着が3頭のみというのは寂しい。7歳より上は20頭出て3着が1回のみ。5歳と6歳の境界線は相当なものなのか。

予想参考データ③ 前走GⅡ以上の距離短縮組がいい

京成杯オータムハンデ組、安田記念組が幅を利かせる中、意外と面白いのは、前走GⅡ以上で距離短縮になる組だ。

例えば毎日王冠、札幌記念、セントライト記念、皐月賞は勝ち馬を出している。特に元々マイラーなのに距離延長に挑戦した馬がマイルに戻る時というのは信頼度がそれなりに高い。

京成杯オータムハンデ組は3着まで、距離短縮組は前走3番人気までに支持されて掲示板から外れるぐらいがちょうどいいかもしれない。

2019年の危険な人気馬は?

レイエンダは人気になる見込みだが、距離短縮といっても新潟記念。GⅢで1秒近い大敗では、57キロを背負う状況だと厳しいか。東京は合うものの、展開次第だろう。富士ステークスの好走条件に合致せず、危険な人気馬の一頭になりそうだ。

また、ロジクライは2つ目の消しデータに合致している。去年の覇者だが、57キロではあまり結果が出ていない。6歳馬もでもあり、鉄砲もそこまで利かないとなると、そこから狙うのはどうか。

反対にアドマイヤマーズは危険なデータに一つも当てはまらない。マイルのGⅠを2勝しており、マイルがベストなのは明らか。デムーロ騎手が変わらず騎乗するというのも大きく、結構な人気だが、このメンバーでは仕方ないだろう。人気馬の中で最も不安要素が少ないのが、アドマイヤマーズと言えそうだ。

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