フィリーズレビュー2019の競馬予想分析!3つの注目点で回収率100超達成?

2019年3月10日、阪神競馬場でフィリーズレビュー(GⅡ/芝1400m)が行われる。今回はフィリーズRの予想データから、好走する可能性が高い注目馬を導き出していく。

過去10年のフィリーズレビューのデータを見ていくと、明確な傾向が出ていることがわかる。その傾向を組み合わせていくことで、シンプルながら驚異的な回収率を叩き出すファクターを導き出すことができるのだ。

今回の競馬予想で注目するのは3つのデータ。早速見ていくことにしよう。


目次

注目予想データ 単勝50倍以内

 

まずは単勝50倍以内の馬に絞っていく。

フィリーズレビューは大番狂わせが多いレースとして知られているが、単勝オッズを見てみると30倍以上の馬はほとんど来ていない。

30.0~49.9倍 ( 0- 0- 1- 18/ 19 )
勝率 0.00% │ 単勝回収値 0
複勝率 5.30% │ 複勝回収値 47

50.0~99.9倍 ( 0- 0- 1- 23/ 24 )
勝率 0.00% │ 単勝回収値 0
複勝率 4.20% │ 複勝回収値 92

100.0倍~ ( 0- 1- 0- 35/ 36 )
勝率 0.00% │ 単勝回収値 0
複勝率 2.80% │ 複勝回収値 153

3頭好走しているとはいえ、かなりの少数派と言っていいだろう。

フィリーズレビューは例年混戦になるため、オッズが割れて極端な人気薄が少なくなる。単勝30倍以内に収まっている程度の穴馬から狙うのがいいわけだ。

今回は範囲を広めにとって、50倍を対象として話を進めていく。

※以降のデータから単勝100倍以上を除外

注目予想データ 前走1400m以上

続いて前走の距離に注目してみよう。

阪神芝1400mは、1400m戦にしてはとてもタフなコースだ。

阪神の芝質は重く、最後の直線に坂がある。

よって、距離以上のスタミナ量が求められる傾向にあるのだ。

だから前走1200mからフィリーズレビューに進んでくる馬はほとんど結果を出せていない。

同距離 ( 3- 3- 4- 39/ 49 )
勝率 6.10% │ 単勝回収値 108
複勝率 20.40% │ 複勝回収値 79

今回延長 ( 0- 0- 0- 15/ 15 )
勝率 0.00% │ 単勝回収値 0
複勝率 0.00% │ 複勝回収値 0

今回短縮 ( 7- 6- 6- 49/ 68 )
勝率 10.30% │ 単勝回収値 102
複勝率 27.90% │ 複勝回収値 108

前走1400m未満のローテーションで好走した馬はゼロ。また同距離より距離短縮馬の成績がいいことからも、スタミナが重要なレースであることが伺い知れるだろう。

注目予想データ 父・母父非サンデー系

(C)minafl

最後に注目していくのが血統だ。

フィリーズレビューは「短い直線」「直線の急坂」「重たい芝質」「道中でペースが緩まない1400m」というように、日本の主流レースとは外れる特徴を持っている。

よって、日本の主流血統であるサンデーサイレンス系の力が発揮されない傾向にあるのだ。

父サンデーサイレンス系 ( 3- 7- 2-40/52 )
勝率 5.80% │ 単勝回収値 67
複勝率 23.10% │ 複勝回収値 66

母父サンデーサイレンス系 ( 1- 2- 2-12/17 )
勝率 5.90% │ 単勝回収値 22
複勝率 29.40% │ 複勝回収値 73

いずれも低調な成績だ。一方、父非サンデー系の成績はというと……

父非サンデー系 ( 7- 2- 8-63/80 )
勝率 8.80% │ 単勝回収値 109
複勝率 21.30% │ 複勝回収値 97

非常に優秀な成績を残している。単複をベタ買いしても回収率は100%を超える計算だ。

3つの注目予想データを合わせると?

以上の3つのデータに該当する馬の成績はというと……

( 6- 0- 6-40/52 )
勝率 11.50% │ 単勝回収値 161
複勝率 23.10% │ 複勝回収値 126

ご覧の通り、たったこれだけのファクターで回収率は大幅に100を超えている。

まだどの馬が出走してくるかわからないものの、今回の3つのファクターをすべて満たす馬がいた場合、重い印を打つのがベターだろう。

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