フィリーズレビュー2018の予想オッズ・人気と出走予定馬は？桜花賞トライアルを展望

2018年3月11日、阪神競馬場でフィリーズレビュー（GII／芝内回り1400m）が行われる。ラテュロス、モルトアレグロ、アマルフィコースト、アリア、アルモニカらが出走するが、どんなレースが展開されるのか？　台頭する可能性を秘めた伏兵とは？

競馬TIMES編集部では一週間をかけて当重賞を徹底的に検証していく。血統考察やデータ分析、有力馬の強調材料と不安要素の検証など、多角的な視点から当レースの見どころや注目点を解き明かしていく予定だ。

出走馬のおさらい、予想オッズの展望を振り返っていこう。

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日程・概要

2018年 3月11日(日)　1回阪神6日目　27頭　[仮想出馬表]
【１１Ｒ】　 第52回報知杯フィリーズレビュー
３歳・オープン・Ｇ２(馬齢)(牝)(国際)(指定)　芝1400m・内 (A)

出走予定馬・登録馬

毎年、チューリップ賞に比べると本番への直結度は薄いステップレース。スプリンター寄りの馬が出て来ることも多く、難解な一戦となっているが、今年もそのスプリンター寄りの実績馬アンヴァルが人気になりそう。

デビュー戦こそ破れたものの、その後は３連勝で前走の福島2歳Sを完勝した。追って味のあるスプリンタータイプで、馬場を問わずしっかりと末脚を伸ばしているレース振りには安定感が感じられる。

今回は初の1400mとなるが、それほど折り合いに難があるタイプではなく、極端に揉まれなければ対応は可能だろう。血統的にもある程度完成の早そうなタイプで、このメンバーなら上位は必至か。

同じくオープン勝ち(中京2歳S)のあるアマルフィコーストが久々の出走で戴冠を狙っている。

こちらはマイルまでの勝鞍があり、この阪神1400mというコースへの不安は特になさそうだ。問題は仕上がり。前走後若干順調さを欠いたという報道もあり、そこを上手く立て直して出走できればメンバー的には上位争いだろう。極端なキレはないがレースセンスが高い馬なので、状態さえまとめてくれれば連軸はこの馬か。

オルフェーヴルの全妹、デルニエオールも出てくるようなら人気を集めそうな1頭。

勝利した新馬戦と前走の500万下は1400mであり、マイルの白菊賞(500万下)では負けているものの、本質的には距離が伸びて良いタイプだろう。ただ、折り合いの問題と、ある程度相対的に上がりのかかる非根幹距離ということで、現状は1400mの方が良いのかもしれない。血統からもお分かりかもしれないが、とにかく折り合いと気分が乗るかどうかという部分にかかっている。そういった面では、相手が強くなるのは好材料かもしれない。

前走エルフィンSでは強気の競馬で勝負に出るも最後失速、距離短縮でトロワゼトワルが巻き返しを狙う。

勝ちきれないレースが続いていたので前走は早めに勝負に出たが、残り１Fで足が上がって4着に敗れてしまった。戦ってきたメンバーを考えると粘っても良かったように思うが、距離的な面もあったのかもしれない。ロードカナロア産駒ということで距離が短くなるのは好材料、武豊騎手の継続騎乗で一発があるか。

他にも、キレ味ならメンバー随一のアンコールプリュ、マイペースならしぶといコーディエライト、芝で新味見せたイサチルルンルン、前走1400mで500万下を制したアリア、アルモニカなどが続く。

登録馬は以下の通り。

想定・予想オッズ