2019年2月17日、東京競馬場でフェブラリーステークス(GⅠ/ダート1600m)が行われる。JRAは開催に際し、出走馬と枠順を確定した。
今回は発表された出走馬と枠順・馬番の一覧を見ていく。また、過去のデータを振り返り、有利な枠や不利な枠の傾向を探っていこう。
果たしていい枠を引いたのは? 枠順に泣く有力馬はいるのか? 枠順発表の結果、浮上してくる穴馬とは?
なお、特別な注釈がない限り、データは過去10年のものとする。
目次
2019年:フェブラリーSの出走馬・枠順
1枠1番 クインズサターン 牡6 / 57kg 四位 洋文騎手 野中 賢二厩舎
2枠2番 ユラノト 牡5 / 57kg 福永 祐一騎手 松田 国英厩舎
3枠3番 ゴールドドリーム 牡6 / 57kg C.ルメール騎手 平田 修厩舎
3枠4番 メイショウウタゲ 牡8 / 57kg 北村 宏司騎手 安達 昭夫厩舎
4枠5番 サクセスエナジー 牡5 / 57kg 松山 弘平騎手 北出 成人厩舎
4枠6番 インティ 牡5 / 57kg 武 豊騎手 野中 賢二厩舎
5枠7番 サンライズノヴァ 牡5 / 57kg 戸崎 圭太騎手 音無 秀孝厩舎
5枠8番 モーニン 牡7 / 57kg 和田 竜二騎手 石坂 正厩舎
6枠9番 ワンダーリーデル 牡6 / 57kg 柴田 大知騎手 沖 芳夫厩舎
6枠10番 サンライズソア 牡5 / 57kg 田辺 裕信騎手 河内 洋厩舎
7枠11番 コパノキッキング セ4 / 57kg 藤田 菜七子騎手 村山 明厩舎
7枠12番 ノボバカラ 牡7 / 57kg F.ミナリク騎手 森 秀行厩舎
8枠13番 ノンコノユメ セ7 / 57kg 内田 博幸騎手 加藤 征弘厩舎
8枠14番 オメガパフューム 牡4 / 57kg M.デムーロ騎手 安田 翔伍厩舎
過去の枠順傾向は?
枠番 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収値 | 複勝回収値 |
---|---|---|---|---|---|
1枠 | 1- 0- 1-10/12 | 8.30% | 16.70% | 55 | 31 |
2枠 | 3- 2- 1- 7/13 | 23.10% | 46.20% | 67 | 133 |
3枠 | 0- 1- 3- 9/13 | 0.00% | 30.80% | 0 | 102 |
4枠 | 0- 1- 0- 9/10 | 0.00% | 10.00% | 0 | 12 |
5枠 | 0- 1- 4- 7/12 | 0.00% | 41.70% | 0 | 90 |
6枠 | 2- 0- 1-11/14 | 14.30% | 21.40% | 101 | 41 |
7枠 | 1- 4- 0-10/15 | 6.70% | 33.30% | 34 | 68 |
8枠 | 2- 1- 0- 8/11 | 18.20% | 27.30% | 408 | 122 |
2019年のレース展望
武豊騎手とともにGI制覇を狙うインティは4枠6番、一昨年の覇者ゴールドドリームは3枠3番、藤田菜七子騎手との参戦が注目されるコパノキッキングは7枠11番に入った。
東京ダート1600mは芝スタートのため外枠有利な傾向にある。
フェブラリーSだけ見ると2枠が3勝を上げるなど、決して内枠が顕著に不利というわけではないが、コースの傾向としては外がやや有利というのは覚えておきたいところだ。
特に内枠の馬がスタートを失敗した場合、外から被せられてポジションを悪くして挽回するのがかなり厳しくなる。
インティやゴールドドリームといった有力馬はスタートで細心の注意を払いたいところだ。
反対にオメガパフュームやコパノキッキングといった有力馬は申し分ない枠順を引いたと言っていいだろう。