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2019年2月17日、東京競馬場でフェブラリーS(GⅠ/ダート1600m)が行われる。今回は日程や出走時間などのレース概要、注目の出走馬(出走予定登録馬)、想定される人気と予想オッズを見ていく。

インティ、コパノキッキング、ゴールドドリーム、オメガパヒューム、サンライズノヴァらが出走するが、どんなレースが展開されるのか? 台頭する可能性を秘めた伏兵とは?

なお、競馬TIMESでは今後、当重賞を徹底的に検証していく。データ分析、有力馬の強調材料と不安要素の検証など、多角的な視点から当レースの見どころや注目点を解き明かしていく予定だ。

まずは1週前の出走予定馬の一覧と、勢力図(想定オッズ・人気)を確認していこう。


フェブラリーS2019の日程・時間・賞金

2019年2月17日 発走時間:15:40
1回東京8日目 4歳上 サラ4歳上オープン
本賞金:10000、4000、2500、1500、1000万円

注目の出走予定馬(登録馬)

フェブラリーSの1週前展望では、前哨戦別に出走予定馬の展望をしていきたい。今回は根岸S、東海S、東京大賞典の3レースに注目した。

【根岸S】

1着のコパノキッキング、2着のユラノト、3着のクインズサターン、4着のモーニン、8着のサンライズノヴァが出走予定だ。特に、勝ったコパノキッキングが藤田菜七子騎手がこの馬でGⅠ初騎乗を果たす点に最大の注目が集まっている。

勝ったコパノキッキングは後方から差し込む競馬が板に付いてきた印象で、1400mの重賞でもしっかりと結果を出したのは脚質に幅が出てきた成果だろう。レース後のマーフィー騎手のインタビューでは距離延長に対して「厳しい」というニュアンスの回答ではあったが、以前のように抑えても抑え切れないということはなく、純粋なスタミナが保つかどうか。

ユラノトはダートでは底らしい底を見せておらず、根岸Sでもソツのない競馬で2着でしっかりと賞金加算に成功しての出走になる。1400mよりは1600mの方が向いていそうで、ここでも相手なりに走りそうだ。

クインズサターンも自分の末脚はしっかりと使った印象。この馬も1400mよりはマイル以上のレースが合っていそうなだけに、末脚が活かせる流れなら十分に今回も上位進出の芽がありそう。根岸Sは内枠で少し窮屈な追走になってしまったので、芝スタートの今回はなおさら外枠が欲しい。

モーニンは一昨々年のフェブラリーSを勝っているように、やはりベストはマイルぐらいの距離ではないか。スランプ時期は砂を被ると進まなかったり気難しい面があったものの、近走は海外遠征(コリアスプリント)、忙しい1200mの流れでも追走できるようになってきており上昇ムード。引き続き和田騎手の騎乗で一発。

この根岸Sで圧倒的な1番人気を集めながら8着と破れてしまったサンライズノヴァも巻き返しを狙っている。根岸Sでもいつものようにノッソリとしたスタートから、直線はいつものように外に出してあとは伸びるだけ……というパターンだったが反応が今ひとつ。東京のD1400―1600mであれば崩れることのなかった同馬だけに、ちょっと気になる敗戦ではあった。

【東海S】

圧巻の逃げ切りを見せたインティと、思わぬ大敗(11着)を喫したアンジュデジールが出走予定だ。

5連勝の勢いそのままに東海S(GⅡ)までクリアしてしまったインティ。時計的なパフォーマンスはさておき、各々の条件でかなりのハイラップ、強気の先行策を取りながらも直線でまったく勢いが衰えないスピードの持続力は脅威だ。おそらくここでも1番人気を集めそう。

こういったタイプの先行馬に乗せたら右に出る者はいない武豊騎手が完全に手の内に入れている印象で、キャリアこそ浅いがここも待ったなしの圧勝劇があっても不思議ではないだろう。唯一気になるのは、マイル戦の流れと芝スタートだろう。こればかりはやってみないとわからないが、逆に言えばそこさえクリアしてしまえば死角らしい死角はなく、人気に応える可能性は高いと見る。

昨年のJBCレディスクラシックを制して続くチャンピオンズCでも逃げて差のない4着好走したアンジュデジール。

この東海Sでも人気を集めていたが、勝負どころから全く反応ができず大敗してしまった。牝馬だけに急な惨敗のダメージは若干気になるところだが、能力全開なら一線級の牡馬相手でもそれほど差がないのはチャンピオンズCのパフォーマンスでも証明済みで、中間の気配を注視したい。

【東京大賞典】

勝ったオメガパヒュームと2着のゴールドドリームが出走予定で、どちらも人気を集めそうだ。

大将格のルヴァンスレーヴをはじめとして、ダートでもハイレベルの評価がある明け4歳世代のオメガパヒューム。

デビューから掲示板を外していない安定感が強みで、強い相手と戦ってさらに力をつけてきた印象。前走はゴールドドリームとケイティブレイブといった強豪古馬を撃破しての初GⅠタイトルであり、勢いそのままにここでも好勝負が期待できそうだ。

一昨年のフェブラリーS覇者で、昨年は惜しくも2着だったゴールドドリームも出走する。

交流グレードを含めるとジーワン4勝の実績はこのメンバーでも断然で、特に左回りのマイルに限れば、大きく出遅れた一昨年のマイルCS南部杯(5着)を除いては連対を外していない適性の高さは魅力。ここ2走(チャンピオンズC、東京大賞典)はそれぞれルヴァンスレーヴとオメガパヒュームという勢いのある3歳馬の後塵を拝してしまったものの、得意のマイル戦に戻れば復権の可能性は十分にある。

1週前の特別登録馬は以下の通り。

アンジュデジール 牝5 横山典騎手 昆厩舎
インティ 牡5 武豊騎手 野中厩舎
オメガパフューム 牡4 Mデムー騎手 安田翔厩舎
クインズサターン 牡6 四位騎手 野中厩舎
コパノキッキング セ4 藤田菜騎手 村山厩舎
ゴールドドリーム 牡6 ルメール騎手 平田厩舎
サクセスエナジー 牡5 松山騎手 北出厩舎
サンライズソア 牡5 田辺騎手 河内厩舎
サンライズノヴァ 牡5 戸崎圭騎手 音無厩舎
ナムラミラクル 牡6 ○○騎手 杉山厩舎
ノボバカラ 牡7 ミナリク騎手 森厩舎
ノンコノユメ セ7 内田博騎手 加藤征厩舎
メイショウウタゲ 牡8 ○○騎手 安達厩舎
モーニン 牡7 和田騎手 石坂正厩舎
ユラノト 牡5 福永騎手 松田厩舎
レッツゴードンキ 牝7 ○○騎手 梅田厩舎
ワンダーリーデル 牡6 ○○騎手 沖厩舎
ヴェンジェンス 牡6 石川騎手 大根田厩舎

想定人気・予想オッズ

11番人気 アンジュデジール 69.4倍
1番人気 インティ 2.1倍
3番人気 オメガパフューム 4倍
10番人気 クインズサターン 44.6倍
4番人気 コパノキッキング 7.9倍
2番人気 ゴールドドリーム 3倍
13番人気 サクセスエナジー 186.3倍
7番人気 サンライズソア 25.1倍
5番人気 サンライズノヴァ 20倍
14番人気 ナムラミラクル 291.3倍
15番人気 ノボバカラ 474.4倍
8番人気 ノンコノユメ 26.2倍
17番人気 メイショウウタゲ 3174.7倍
9番人気 モーニン 36.9倍
6番人気 ユラノト 23.6倍
12番人気 レッツゴードンキ 133.8倍
18番人気 ワンダーリーデル 3616.7倍
16番人気 ヴェンジェンス 2826.9倍

文=場末太郎(競馬TIMES編集部)

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