フェアリーSの競馬予想分析…ライレローズ、桜花賞に向けた第一歩に?


(C)Ko-Mei

桜へのステップレース、どこまで力が通用するか――。

2018年1月7日、中山競馬場でフェアリーS(G3/芝 1600m)が行われる。3歳牝馬クラシック桜花賞のステップレースだが、荒れる重賞として知られている。新馬・未勝利戦または500万下、重賞と様々な路線からの臨戦が想定される。そのため力量を比較するのが難しく、予想が非常に困難である。

ライレローズは新馬戦2着、未勝利戦1着でここに挑むことになる。想定オッズでは2桁人気が予想される本馬だが、荒れるレースであればここで狙ってみるのも面白い。ライレローズの期待について考察して行こう。


期待① ディープブリランテ

フェアリーSが荒れる重賞であることは何度も記述したが、それには関西馬の不振やディープインパクト産駒の苦戦が起因している。後者に関しては人気を背負っても結果を残し切れていないのが現状である。

そこであまり知られていないが、中山芝1600mでディープブリランテ産駒の好成績だ。牝馬に限定してもこの条件を得意としており、ライレローズの好走に期待できる。

中山芝1600mのディープブリランテ産駒の成績は勝率20%、複勝率30%、牝馬限定の成績は2-0-2-11で勝率13.3%、複勝率26.6%である。ディープインパクト産駒のレッドベルローズ、プリモシーンの人気が予想されるが、産駒成績が芳しくない本レース、狙い目はこっちか?

期待② 逃げ先行有利

基本的には下りを有効的に使った逃げ・先行によって、ゴールになだれ込む形が多い。逃げ馬はサヤカチャンとジーナスイートあたりだろうか。ジーナスイートは新馬戦にありがちなドスロー前残り勝利だが、サヤカチャンはある程度流れたペースでも逃げ残っているため力があるのは明確だ。

ライレローズは2戦ともに好位につけて最後に抜け出す中山向きの競馬。2戦目はスローで勝ち上がってきたわけではなく、多少流れても追走を苦にするようなことはない。

前目に付ける有力馬が多いのも事実だが、中盤に緩むようなことがあれば前が止まらず一団でゴール板を通過ということも考えられる。この人気であれば前残りに賭けてみるのも面白い。

期待③ 北村宏司

昨年は60勝で16位に終わった北村宏司。期待としてこの鞍上を取り上げるのは如何なるものかとも考えたが、近年のフェアリーSの成績を振り返ってみよう。

昨年は出遅れながらも内でロスなく進み、11番人気ながらハナ差4着と惜しい競馬になった。2010年のフェアリーSまでの成績を見てみると、0-1-2-3/6という結果である。複勝率50%は期待できる数字と言っていいだろう。

2011年の2着は7番人気を持ってきており、ここでも人気薄を馬券内へと誘う可能性もある。デビュー戦からここまで継続騎乗していることもあり、北村宏司のエスコートに期待しよう。

まとめ

ライレローズはもう少し評価されてもいいにも関わらず、想定オッズでは2桁人気に留まっている。こういう時は不安要素を取り払い、期待したい部分にフォーカスして考察したいものだ。

すると、ディープブリランテ産駒の成績や逃げ先行有利の中山、そしてデビューからコンビを組む北村宏司が期待する点として挙げられた。前目に付けたい馬が多く、前激化の展開も予想できるがそこは目を瞑って、ヒモに加えるのも面白いのではないか。

桜花賞に向けて新年早々良いスタートを切るのはどの馬になるのか。注目のフェアリーSは1月7日15時35分、桜花賞への大きな一歩が踏み出される。


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