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2018年3月31日(日本時間24時40分)、メイダン競馬場でドバイターフ(GI/芝1800m)が行われる。ヴィブロス、リアルスティール、ネオリアリズム、ランカスターボンバーらが出走するが、どんなレースが展開されるのか? 台頭する可能性を秘めた伏兵とは?

競馬TIMES編集部では一週間をかけて当重賞を徹底的に検証していく。血統考察やデータ分析、有力馬の強調材料と不安要素の検証など、多角的な視点から当レースの見どころや注目点を解き明かしていく予定だ。

出走馬のおさらい、予想オッズの展望を振り返っていこう。


出走予定馬・登録馬

ドバイターフは前身レースであるドバイデューティーフリー時代を含め、日本馬も数回制している相性のいいレースだ。今年は日本馬が大挙5頭の出走で、国際レーティング的にも上位を占めており、戴冠の可能性は十分だ。そんなこのレースを昨年、豪快な末脚で差し切ったヴィブロスが連覇を狙っている。

前走の中山記念はペースが合わず着外に敗れてしまったものの、もとから春の大目標はこのレースであり、多少余裕がある仕上げだったのは否めない。去年も中山記念の敗退からこのレースで巻き返しており、ローテーション的な不安はない。

左回りで直線が長く、若干時計のかかるメイダンの馬場が合っている印象で、昨年このレースを制してからはピリっとしない競馬が続いているが、合わない条件を地力だけでこなしていた可能性がある。条件的にはここが間違いなくベスト。連覇の可能性は十分だ。

一昨年のこのレースの覇者、リアルスティールも捲土重来の一戦となる。一昨年のこのレースで悲願のGⅠ制覇を果たしたが、その後の勝利は昨年の毎日王冠のみと、その力を考えれば若干物足りない内容である。

ただ、左回りの1800m―2000mがベストなのは間違いなく、前走の天皇賞秋でも不得手の不良馬場ながら4着と健闘。今回は間隔が空いての一戦となるが、もともと休み明けは苦にしない馬。初騎乗のバルザローナ騎手がどう乗るかが注目される。

国際レーティングトップは日本のネオリアリズム。昨年のクイーンエリザベス2世Sの勝利が評価されてのものだが、今回のレースはその時の鞍上だったモレイラ騎手を手配できた。前走の香港カップでもこのコンビで3着と好走しており、手が合うのは間違いない印象。どちらかというと右回りでコースをまる一周するようなレース(2000m)が合う印象もあるが、地力で押し切る可能性は十分にある。

海外馬では日本でもおなじみのムーア騎手、そしてA.オブライエン厩舎のコンビが送るランカスターボンバーが侮れない。レーティングもヴィブロス、リアルスティールに並ぶ117を持っている。

GⅠ勝ちこそないものの、昨年のBCマイルとウッドバインマイル2着、3歳時にはセントジェイムズパレスSの2着があり、レベル的には遜色がない。前走の香港マイルでも小差の5着と好走しており、馬場を問わず自分のタイムだけはきっちり走る印象がある。成績を見ると今回の1800mは1F長いような気がしないでもないが、そこはムーア騎手がカバーしてくれるだろう。日本馬のライバルはこの馬か。

他にも日本のディアドラ、クロコスミア、デットーリ騎手が乗るモナークスグレン(英国)、フランスの名門ファーブル厩舎が送り込むトレスフリュオース(仏国)などが一発を狙っている。

登録馬は以下の通りだ。

出走予定馬・登録馬

ウォーディクリー牡4へファナ騎手オブライ厩舎
クロコスミア牝5岩田康誠騎手西浦勝一厩舎
ジャヌービ牡5クローリ騎手デコック厩舎
チャンピオンシップセ7デソウサ騎手ハルマシ厩舎
ディアドラ牝4ルメール騎手橋田満厩舎
トレスフリュオース牡4シュミノ騎手ファーブ厩舎
ネオリアリズム牡7モレイラ騎手堀宣行厩舎
ブレアハウスセ5ビュイッ騎手アップル厩舎
プロミシングラン牝5コスグレ騎手スルール厩舎
ベンバトル牡4マーフィー騎手スルール厩舎
モナークスグレンセ4デットー騎手ゴスデン厩舎
ランカスターボンバー牡4ムーア騎手オブライ厩舎
リアルスティール牡6バルザロ騎手矢作厩舎
レシュラー牡4スミヨン騎手スルール厩舎
ヴィブロス牝5C.デム騎手友道康夫厩舎

想定・予想オッズ

12番人気ウォーディクリー76.7倍
10番人気クロコスミア41.2倍
14番人気ジャヌービ179.1倍
13番人気チャンピオンシップ119.4倍
6番人気ディアドラ14.3倍
7番人気トレスフリュオース21.3倍
2番人気ネオリアリズム3.5倍
8番人気ブレアハウス26倍
15番人気プロミシングラン1075.8倍
4番人気ベンバトル7.1倍
9番人気モナークスグレン28.9倍
5番人気ランカスターボンバー12.5倍
1番人気リアルスティール2.5倍
11番人気レシュラー63.1倍
3番人気ヴィブロス3.7倍
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