ダイヤモンドS2018の予想オッズ・人気と出走予定馬は？伝統の長距離ハンデ戦を展望

2018年2月14日

2018年2月17日、東京競馬場でダイヤモンドステークス（GIII／芝3400m）が行われる。フェイムゲーム、ホウオウドリーム、プレストウィック、レジェンドセラー、ソールインパクトらが出走するが、どんなレースが展開されるのか？　台頭する可能性を秘めた伏兵とは？

競馬TIMES編集部では一週間をかけて当重賞を徹底的に検証していく。血統考察やデータ分析、有力馬の強調材料と不安要素の検証など、多角的な視点から当レースの見どころや注目点を解き明かしていく予定だ。

出走馬のおさらい、予想オッズの展望を振り返っていこう。

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日程・概要

2018年 2月17日(土)　1回東京7日目　18頭　[仮想出馬表]
【１１Ｒ】　第68回ダイヤモンドＳ
４歳以上・オープン・Ｇ３(ハンデ)(国際)[指定]　芝3400m (D)

ハンデ戦だけに斤量は気になるものの、このダイヤモンドSに4回出走し2勝、2着2回の実績を誇るフェイムゲームが人気の中心になりそう。

ハーツクライ産駒らしく長い末脚が魅力の同馬であるが、エンジンのかかりが遅い点、高速馬場に対応ができない点を鑑みると、広いコースながら否が応でもスタミナ勝負で上がりのかかる東京3400mはベストの条件と言える。

休み明け自体は微妙だが、アルバートが出走しない以上この界隈での実績的には断然の存在だ。

敵は相手よりも自分というタイプ。極端なスローだと追走で嫌気がさしてしまったり、上がり勝負に対応できない恐れこそあるものの、大敗は想像しづらいか。

人気は読みにくいが、前走のステイヤーズSでアルバート・フェイムゲームに続く形で３着に食い込んだプレストウィックが次点。

この馬もそこそこスタミナのあるタイプではあるが、スタミナを活かしてというより上がりのかかる条件が合うタイプ。そういった点で長距離に適性が有るようだが、血統的には若干3400mは長い印象も有る。

上がりがかかるのは歓迎だが、極端なスタミナレースになってしまうと若干不安が残るかもしれない。

レジェンドセラーが巻き返しを狙っている。

元来素質を評価されていた同馬であるが、３歳春はもどかしいレースが続いた。

秋以降は成長を見せオープンまで駆け上がったが、まだまだ道中の操作性やキレという面では課題が有る。

前走のAJCCでも現時点では理想的なレースが出来たものの、キレ負けした印象。

素質は間違いなく、距離延長もこなせそうな印象は有るが、現時点で勝ち切るには斤量のワンパンチが必要だろう。

重賞勝ち馬がフェイムゲームしかおらず、実績的にはGⅡ・アルゼンチン共和国杯で２着のあるソールインパクトが次点か。

ディープインパクト産駒にしてはキレがなく、いつも善戦を続けるが勝ちきれない印象。

左回りのほうが道中動ける印象で、距離が課題だがメンバー的には十分勝負になっていい。ただ、勝ち切るイメージは湧かない。

他には良血ホウオウドリーム、前走で長距離適性見せたリッジマン、マイペースの逃げならヤマカツライデン、展開のカギ握るグランアルマダなどが一発を狙っている。

登録馬は以下のとおりだ。