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2018年11月10日、京都競馬場でデイリー杯2歳ステークス(GⅡ/芝1600m)が行われる。デイリー杯2歳ステークス過去10年を見ると、三連単の高額配当は2016年の88,490円が最高で、10万円以上になったことは1回もない。過去10年で1万円未満となったのは5回もあり、人気サイドで決まれば馬連220円もある。

単勝オッズは2010年の240円が最低で、最高は2012年の1,560円となっている。単勝10倍以上の馬が勝ったのは2012年のみ。あとは1ケタ台となっている。馬連も過去10年で4回3ケタ配当となっており、万馬券はないが、ちょっとした荒れ方は見せており、そこを信じて狙っていくしかない。

データ的に今年はかなり絞りやすい状況だが、穴馬にもそれなりの傾向がある。そこを見極めて大きな馬券を仕留めていきたい。


データ① 穴を開けるのは逃げ馬

2016年8番人気2着のボンセルヴィーソ、2015年7番人気3着のノーブルマーズ、2012年6番人気1着のテイエムイナズマは逃げもしくは2番手でレースを進めた。現在の成績を見ると勝ち星の割に稼いでいる馬ばかりという共通点も一応あるが、それは余談。いつの時代も人気薄の逃げ馬が残りやすい。同じ脚比べになってしまうと前の馬でも残しやすいものだ。

そもそも今回は逃げ馬不在の状態で難しいが、ヤマニンマヒアか。前走は500万特別で1秒7負け、普通は厳しいが、逃げ馬になるならこの馬ぐらいだ。しかも武豊騎手は逃げが非常にうまく、折り合いをつけるのが名人級である。武豊騎手ならうまく逃がしてうまく粘りこむことは可能ではないか。人気が落ちやすい要素を含んでいる分、ここは狙ってみたい。

データ② 京都1600は和田竜二騎手!

騎手には相性というものがあり、ここなら一定の成績を残せるという傾向がある。回収率の観点から見ていくと単勝回収率も複勝回収率も100円を超えていたのが和田竜二騎手だ。今年宝塚記念で17年ぶりのGⅠ制覇となったが、近年は大変成績が優秀でGⅠ制覇は時間の問題と言われていた。テイエムオペラオーだけという印象の人も多いが、実際はバイプレーヤーとして絶対に無視できない騎手の1人となっている。

今回和田騎手が騎乗するのはシャドウエンペラーだ。サウジアラビアロイヤルカップは1秒負けと相当負けたが、勝ったグランアレグリアが抜けていたこと、位置取りの問題があった。もちろん遠征による影響もあったかもしれない。敗因がはっきりしている中、評価は少し落ちる。ならば、鞍上の相性も加味してここを狙いたい。単勝回収率も複勝回収率も100円を超えるということはそれなりの結果でないとこうはならない。

データ③ 前走1200からでも大丈夫!

距離延長組の中で前走1200メートルだった馬は実はそんなに成績がいいわけではない。過去21頭が出て、1勝2着2回3着1回で着外は17頭いる。どこが大丈夫だ!とお思いだろうが、実は3着以上の馬はいずれも小倉2歳ステークスに出た馬だった。しかも前走1着か2着。それなりの結果を出していればそれなりの結果を出せる。そんなことを印象付ける。

ハッピーアワーはオープン特別のすずらん賞を制した。地方馬が6頭いた中、ハッピーアワーはスタートで後手を踏み、中団での競馬を余儀なくされるが、鞍上の秋山真一郎騎手は落ち着いており、地方馬3頭が作ったやや速い流れが功を奏して最後は差し切って見せた。距離延長が不安ではあるが、オープン特別の実績を信じてみたい。

まとめ

ヤマニンマヒア、シャドウエンペラー、ハッピーアワーを推したいが、ここではヤマニンマヒアか。ヤマニンマヒアはディープインパクト産駒だが、今回では唯一のディープ産駒だ。引っかかるところを見せているのがどうかだが、完璧な馬がいるわけではなく、今回は混戦である。うまく転ぶことを信じてみたい。

デイリー杯2歳ステークスはここ最近活躍馬を出し、エアスピネルやサングレーザーなども走っている。朝日杯を考えるとここがステップレースとしてはいい。長い歴史ではクセ馬が勝っていることが多い。また笠松のレジェントハンターが勝つなど夢を見させてくれた年もある。いわゆる平成最後のデイリー杯2歳ステークスというやつだが、最後を締めくくるのは本命馬か、それとも穴馬か。

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