チャンピオンズカップ2017の予想分析…5つの消しで好走率約5割、回収率380超

2017年12月3日、中京競馬場でチャンピオンズカップ(GI/ダート1800m)が行われる。

サウンドトゥルー、アウォーディー、ケイティブレイブ、テイエムジンソク、コパノリッキーらが出走するが、どんなレースが展開されるのか? 台頭する可能性を秘めた伏兵とは?

開催に際し、競馬TIMES編集部では予想の参考になりそうなデータをいくつかピックアップして紹介する。

人気、血統、枠順、ローテーションなど、予想のポイントになりそうなデータとは?


目次

ポイント1 3、4歳&高齢馬は消し!

すでに検証したように、チャンピオンズカップは3、4歳馬の成績が良くない。ダートは脚に掛かる負担が少ないため、長く活躍できるのだ。

もっとも、だからといって歳を重ねすぎていると、どうしても衰えてくる。よって、5、6歳がベストと考えられる。

年齢着別度数
3歳0- 1- 0- 4/ 5
4歳0- 0- 0-12/12
5歳1- 1- 2- 8/12
6歳2- 1- 1- 5/ 9
7歳0- 0- 0- 4/ 4
8歳0- 0- 0- 4/ 4

ポイント2 大外枠は消し!

チャンピオンズカップの傾向を見ていくと、明らかに内枠の馬が好走し、外に行くにつれて成績が下がっていることが分かる。

枠番着別度数
1枠0- 1- 1- 3/ 5
2枠1- 2- 0- 3/ 6
3枠0- 0- 1- 5/ 6
4枠1- 0- 0- 5/ 6
5枠1- 0- 0- 5/ 6
6枠0- 0- 1- 5/ 6
7枠0- 0- 0- 6/ 6
8枠0- 0- 0- 6/ 6

少なくとも8枠に入ってしまった馬は割引したほうがよさそうだ。

ポイント3 前走マイル以下は消し!

前走の傾向を見ていくと、まずはマイル以下を使った馬たちの成績が良くないことが分かる。

前走距離着別度数
1200m0- 0- 0- 1/ 1
1300m0- 0- 0- 0/ 0
1400m0- 0- 0- 0/ 0
1500m0- 0- 0- 0/ 0
1600m0- 1- 0-10/11
1700m0- 0- 1- 1/ 2
1800m1- 1- 1-12/15
1900m0- 0- 0- 0/ 0
2000m1- 0- 1-11/13
2100m1- 1- 0- 2/ 4

基本的には1700m以上を使っていることが好ましい。

ポイント4 前走後方待機組は消し!

中京コースは直線が長いとはいえ、ダートGIということで先行馬のほうが有利な傾向にある。反面、差し馬は成績が芳しくない。

前走脚質着別度数
平地・逃げ0- 0- 0- 4/ 4
平地・先行2- 2- 2-13/19
平地・中団1- 0- 1-13/15
平地・後方0- 1- 0- 6/ 7

ポイント5 前走6着以下は消し!

ダート頂上決戦ということで、前走で大敗しているような馬はなかなかここで復活できない。

前確定着順着別度数
前走1着0- 2- 1- 9/12
前走2着1- 0- 1- 2/ 4
前走3着1- 1- 0- 8/10
前走4着1- 0- 0- 3/ 4
前走5着0- 0- 0- 5/ 5
前走6~9着0- 0- 0- 6/ 6
前走10着~0- 0- 1- 5/ 6

基本的には最低でも掲示板に乗った馬を選んでいくべきだろう。

まとめ 消しデータを取り除くと?

では、ここまで挙げてきた消しデータを取り除くと、どのような成績になるのだろうか。

人気着別度数
指1-18人3- 2- 2- 8/15
勝率複勝率単回値複回値
20.0%46.7%588188

なんと、好走率は47%超、回収率も380%オーバーという極めて優秀な成績となっている。

回収率に関しては12番人気でチャンピオンズカップを勝ったサンビスタが、数字を押し上げている側面がある。もっとも、彼女を外したとしても、10番人気以内の馬に絞れば……

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勝率 複勝率 単回値 複回値 着別度数
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18.2% 54.5% 198 150 2- 2- 2- 5/11
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ご覧の通り、優秀な成績となっている。

今年はこのデータに該当する馬を軸に添えてみても、いいかもしれない。

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