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2018年12月1日、阪神競馬場でチャレンジカップ(GⅢ/芝2000m)が行われる。天皇賞秋を制したレイデオロの弟レイエンダ、その天皇賞秋で放馬によって除外となったダンビュライト、エアメサイアの子で3連勝中のエアウィンザーなどが出走を予定する。有馬記念への最後の切符は誰が手にするか。

この条件での開催は去年からとなっており、データはその1年分しかない。以前9月に行われた朝日チャレンジカップは2000メートルだったが、12月開催になってからは今年で2回目だ。ちなみに去年は1番人気の3歳馬サトノクロニクルが勝ち、2着はデニムアンドルビーとこの条件なら好走できるというところを見せつけた。

データはやや乏しいが、その中で危険な人気馬を見つけていきたい。去年のデータだけであぶり出せるものはあるはずだ。


データ① 基本的には前有利

阪神と京都の違いは急坂や直線の長さなどだが、内回りで見れば坂がある以外は実はそんなに変わらない。京都2000メートルでの逃げも阪神での逃げも変化は少ない。大阪杯がそうだったが、スワーヴリチャードが早めに動いたから勝てたようなもので最後の末脚に賭けるような馬にはしんどい。なので、なるべく前に行く馬、ここを狙ってみたいものだ。

前に行きたい馬が多い中でレイエンダは後ろからの競馬になりやすい。ただでさえ関西初遠征であまり買う気は起こらないが、展開的に向かない可能性がある。にもかかわらず、レイデオロの弟だからと売れるのであれば全力で嫌いたい。マルターズアポジーが逃げて時計的にはハイペースになるかもしれないが、少し離れた2番手で競馬をされるとレイエンダの期待する展開にはならないだろう。

データ② 北村友一騎手に注意

ルメール騎手が11月終了時点で199勝をマークしている。ついに年間200勝に王手をかけた。リーディング争いは既に決まったが、年間100勝に向けてチャンスがあるのが北村友一騎手だ。11月終了時点で87勝を挙げており、あと13勝で大台に突入する。芝での成績もよく、そこも勝ち星を上乗せできた要因だが、実は小倉競馬場で突出した成績を残しているだけで、関東関西、東日本ローカルの第三場では同じような結果だ。

特に阪神はキャリアハイを感じさせない成績となっている。どうにも勝ち切れないという印象だ。同じ条件で1倍台を飛ばしたこともある。今回はダンビュライトに騎乗するが、テン乗りで御せるのかという不安が残る。距離的には最適だろう。ただ、放馬の影響がどこまで残っているかは未知数で、ましてこの条件では勝ち星程の実力は出せない騎手が乗るとなるとちょっと買いにくいか。

データ③ その他データあれこれ

中山巧者はトリッキーなコースである分、適性がモノを言う。阪神の内回りも中山と形が似ているので阪神の適性は問われやすい。サトノクロニクルは後に阪神大賞典で天皇賞春を制したレインボーラインの2着になった。適性は本当に大事だ。そうなると阪神よりも京都で結果を残すロードヴァンドールはどうか。勝ってはいるが逃げての勝利だ。同型が多く、同じことは出来ないように感じる。

元々チャレンジカップという由来は3歳馬が古馬にチャレンジするという意味合いでつけられたが、12月開催でもはやそれは有名無実化している。それだけこの時期の3歳馬は古馬を凌駕する。それもそのはず、一線級の古馬は有馬記念に向けて調整するからだ。力があればデニムアンドルビーのように7歳でも勝負できるが、そうでない馬、7歳以上のおじさんにはしんどいのではないか。なので7歳以上の馬は消しておきたい。

まとめ

人気馬にそれなりにケチがついたが、ここはステイフーリッシュではないか。1800メートル時代のチャンピオンズカップや12月開催だった鳴尾記念を見ても、菊花賞組が幅を利かせている。これで8戦目だが、これまではしんどい所を使ってきた。ホープフルステークス3着もあり、適鞍は2000メートル、それならばここは勝負だろう。

本来大将格はダンビュライトなんだろうが、天皇賞秋の姿が目に浮かび、ちょっと買いにくい。放馬をした影響は意外と残りやすい。レイエンダも信用できない。うまくスタートを切れればステイフーリッシュでも十分勝負になる。

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