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2019年6月30日、中京競馬場でCBC賞(GⅢ/芝1200m)が行われる。今回は過去のデータやレース傾向を振り返り、当レースの危険な人気馬を予想していく。

馬券を買う上で特に重要なのは「どの馬を買うか」ではなく「どの馬が消しか」を見極めることだ。

人気馬を「買わない」と判断できれば、余った資金を軸馬の買い足しや穴馬の追加購入に回すことができる。そして人気馬が馬券圏外になれば配当が跳ね上がる。

「人気だから押さえようかな」と毎回人気馬を買ってしまうと回収率は落ちていく。だからこそ「買わない人気馬」を見つけることがカギになってくるのだ。

果たして、人気が想定されるレッドアンシェル、アウィルアウェイ、アレスバローズ、セイウンコウセイ、ショウナンアンセムらの中で危険なのはどの馬なのか。しっかり考察していこう。

馬場改修後2012年から2018年まで7年間のデータを参考に予想を進めていく。


CBC賞の人気馬成績

過去7年のデータを見ると、1番人気が勝ったのは1回、2着も3着も1回ずつと、信頼度は高いと言えず、やや苦戦傾向にある。

ハンデ戦ではあるが、2番人気と3番人気が好調、4番人気が2勝と、上位では決まりやすいが、すんなり人気通りで決まるとは言いがたい。

ではここからは注目のデータをピックアップして紹介していこう。

予想参考データ① 狙いは5歳馬

5歳馬(5- 4- 4-22)
勝率 14.3% │ 複勝率 37.1%

3歳馬が過去7年で11頭参戦もすべて着外、4歳馬も11頭参戦したが、2着と3着が1回ずつあるのみ。7歳以上も20頭すべて馬券圏外に沈む中、5歳馬が好調だ。

去年のように6歳勢が席巻するケースもあるが、その前年は5歳馬が独占。ハンデ戦なので軽ハンデの馬も来るが、6歳馬が目立つ。

馬場改修前は3歳勢や4歳勢がチラホラ来ており、7歳以上の馬も来ていたのだが、馬場改修で傾向は大きく変わってしまったようだ。

予想参考データ② 牝馬の取捨選択

牝馬(2- 4- 1-29)
勝率 5.6% │ 複勝率 19.4%

夏は牝馬、短距離戦線は牝馬の動向に注目だが、実は牡馬などと比較してもそこまで差がなく、わずかに牝馬がリードしてるだけというデータになっている。

傾向は2つあり、前走GⅡ以上の距離短縮もしくは距離延長、オープン特別や準オープンでの1着。ここ数年は高松宮記念からの休み明けの馬があまり好走する感じではない。

牝馬はいきなり走るものの、その前に1回叩いているような馬がいいのかもしれない。

予想参考データ③ 500グラムが実力の証

ハンデ戦のCBC賞、特定の斤量が好走すると断言できるほど集中しておらず、分散しており、一見するとここから読み解けない感じがするが、実はそれがある。

55.5キロや57.5キロの馬は合計5頭参戦したが、1頭を除く4頭が3着以内に入っており、2勝を挙げている。2012年のマジンプロスパーと2015年のウリウリ。

ウリウリは牝馬で元々2キロ軽いことを考えれば、57.5キロの信頼度はそれなり。さすがに58.5キロは荷が重く1頭馬券圏外ではあるが、500グラムと刻んだこのハンデ、チェックしておきたい。

2019年の危険な人気馬は?

アウィルアウェイは人気になる見込みだが、3歳勢が不振、前走同距離の葵ステークスで3着と、いまいち強調しにくいデータが並ぶ。ダービージョッキーの浜中俊騎手が51キロで騎乗するが、プロフィール欄にある体重と全く同じで減量がどうなるか、そこの懸念もある。CBC賞の好走条件に合致せず、危険な人気馬の一頭になりそうだ。

また、レッドアンシェルは1つ目の消しデータに合致している。準オープン勝ちながら斤量56キロは見込まれてしまった印象。リステッド競走を制したビップライブリーと斤量が同じなのはどうか。1200メートルで新境地を開拓するであろうという期待は高いが、重賞ではどうか。

反対にアレスバローズは危険なデータに一つも当てはまらない。7歳馬なので正確にやれば不安はあるのだが、他の上位勢も状況が同じとなれば、斤量57.5キロ、サマースプリントシリーズ優勝の実力を評価したい。人気馬の中で最も不安要素が少ないのが、アレスバローズと言えそうだ。

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