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2018年12月16日、阪神競馬場で朝日杯FS(GⅠ/芝1600m)が行われる。グランアレグリア、アドマイヤマーズ、ファンタジスト、ケイデンスコール、マイネルサーパスらが出走する。

牝馬グランアレグリアが圧倒的な人気を集めそうだが、牡馬の対抗格アドマイヤマーズも無敗でこのレースに挑んでいる。

前走のデイリー杯2歳Sでは逃げる競馬で一旦は交わされる苦しいパターンながらもしっかりと差し返しているように地力は確かな同馬。ここでも通用のチャンスが有ると考える3つの要素について説明していきたい。


期待要素① 鞍上得意のこのレース

アドマイヤマーズに騎乗するM.デムーロ騎手は過去10年(中山施行時代を含めて)で5回このレースに騎乗しているが、3勝を挙げる好成績だ。

その5回について詳しく見てみると……

2010年 グランプリボス 5番人気1着
2012年 ロゴタイプ 7番人気1着
2013年 マイネルディアベル 9番人気4着
2015年 リオンディーズ 2番人気1着
2016年 クリアザトラック 3番人気7着

となっている。これだけでも人気以上の好走が多いことがお分かり頂けるだろうが、「前走でM.デムーロ騎手が騎乗して勝利している」という条件をつけると、2010年のグランプリボスと2012年のロゴタイプが該当する。

アドマイヤマーズはデビュー以来M.デムーロ騎手が騎乗しており、3連勝で前走のデイリー杯2歳Sを制している。ずばりこの条件に当てはまるだろう。

また、単純に人気より上に持ってくるということで考えても、アドマイヤマーズはおそらく2番人気をファンタジストと争う格好になるだろう。となれば必然的に連絡みが見えてくる。ややオカルトめいた傾向ではあるが一考に。

期待要素② 調教師得意のこのコース

阪神芝1600mというのは血統的な特性が出やすいコースであり、特に良血馬(特にディープインパクト産駒)が強い。また、ある程度終盤に力を発揮できる馬作りを意識している厩舎が強いコースでもある。

過去1年分の阪神芝1600mの、今回出走メンバーを管理する調教師を勝率順に並べてみると以下のようになる。(厩舎・勝率・今回の出走馬)

1.友道厩舎(約33%)アドマイヤマーズ
2.安田隆厩舎(約28%)ケイデンスコール
3.安達厩舎(約20%)ニホンピロヘンソン

このように、このコースで勝ち切るという意味では友道厩舎に強みがあるのは事実だ。3回に1回は勝っている計算になる。

また複勝率で比較すると、ディープダイバーの大久保龍厩舎が約75%と驚異的な数字を残している。こちらも頭の片隅にはとどめておきたいデータだ。

期待要素③ 入念な調整具合がメンバー中でも光る

友道厩舎は1週前追い切りでビッシリやって、当週はをそれを維持するような調教をするタイプの厩舎であるが、今回は1週前調教を含めかなり中身の濃い追い切りを行っている。

1週前は栗東CWでM.デムーロ騎手が騎乗し平均的なラップから終い重点の追い切りでラスト1Fは11.7というかなりの好時計。このラスト1F11.7という時計は、他の出走馬の1週前調教はもとより、このレースに至るまでの全調教(時計を取っている調教)においても最速である。

さらに、今週も坂路で一杯に追い切られている。時計面ではそれほど傑出した点こそ無いが、1週前にあれだけの調教をやって、さらに当週に助手を乗せて坂路でビッシリ負荷をかけられるというのは充実の証だろう。

まとめ

以上、アドマイヤマーズの好走が期待できる3つの要素について解説した。

圧倒的人気を集めそうなグランアレグリアがこのレース得意のディープインパクト産駒、さらに1頭だけということもあり人気に拍車がかかっているようではあるが、近年このレースでは牝馬ながらに1番人気に支持されたミスエルテが4着に破れたケースも有り、絶対視はどうか。

そのグランアレグリアの切れ味が発揮できないような展開になった時には、前走で勝負根性に加え持続力を見せたアドマイヤマーズの先行力が活きてきそうで、穴狙いならこちらから入る手もあるだろう。

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