有馬記念2017の競馬予想分析…スワーヴリチャード、GI制覇への4つの見どころとは?


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3歳馬の勢いそのままに、どこまで戦えるか――。

2017年12月24日、中山競馬場で有馬記念(GI/芝2500m)が行われる。ラストランを迎えるキタサンブラック、JCを制したシュヴァルグラン、サトノクラウン、レインボーラインなどの出走が予定されているが、どのような展開になるのか?

古馬GIで勢いに乗る今年の3歳馬、有馬記念への出走はスワーヴリチャード、サトノクロニクル、ブレスジャーニーの3頭である。特に注目はアルゼンチン国王杯を完勝したスワーヴリチャードだ。

勢いそのままに有馬記念を獲ることができるか?立ちはだかる壁と打開するポイントについて考察していこう。


ポイント① 3歳馬の勢い

当初は弱いと言われた今年の3歳世代だが、古馬と戦ってその評価は逆転した。モズカッチャン、ペルシアンナイトが古馬を退けてGIタイトルを手にした。さらに記憶に新しいJCで2着のレイデオロなど3歳馬の活躍が目立っている。

これらの躍進は世代の強さを顕示しており、その勢いに注目したい。今年の有馬記念にはスワーヴリチャードとブレスジャーニー、サトノクロニクルの3歳馬3頭が出走する。

この中で推したいのはやはりスワーヴリチャードである。日本ダービーでレイデオロと競り合い2着に破れたスワーヴリチャードも、その勝ち馬がJCで2着と善戦したこともあり、ここで力を示す可能性が大いにある。

ポイント② ローテーション

JCを振り返ってみると、連対したのは天皇賞・秋をスキップして臨戦した2頭だった。秋のGI天皇賞・秋からJCを使って有馬記念に出走するローテーションは非常に厳しい。今年は天皇賞・秋が不良馬場での開催となったため、この過程で出走する馬は疲労が懸念される。

スワーヴリチャードはアルゼンチン共和国杯での完勝から有馬記念に臨む。非常にゆとりのあるローテーションで、他馬にとっての不安材料となる疲労面は問題なさそうだ。

天皇賞・秋、JCと使ってきた馬の疲労回復具合をよく観察することも重要なファクターとなる。

ポイント③ 鞍上ミルコ・デムーロ

やはり毎回気になるのがジョッキーである。スワーヴリチャードに跨るのは前走からコンビを組んでいるM. デムーロ騎手である。

GI連続馬券内は残念ながらJCで途切れてしまったが、やはり彼は今もっともGIで信頼のおけるジョッキーの一人だ。ここで彼がスワーヴリチャードに騎乗することはこの馬が善戦するための大きなポイントである。

ポイント④ 右回りの中山

唯一馬券内どころか掲示板からも外れる凡走を見せた中山はこの馬にとって不安材料となる。右回りは新馬戦、未勝利戦と阪神で経験し、いずれも好走しているが、相手の上がった右回りの中山での敗戦は、右回りを不安視する必要性を感じてしまう。

この馬は右のトモの弱さが指摘されており、その結果右回りでは直線でも手前を変えずに走ってしまっていた。夏の休養でどこまで成長できているかがカギとなるが、恐らく皐月賞ほどの右回りへの不安はないと思われる。

右回りの不安について、まだ懸念材料として残すべきか、夏の成長でこの問題は克服したと考えるか、熟考する必要があるだろう。

まとめ

相手が格段に上がる有馬記念、歴戦の古馬相手にどこまでスワーヴリチャードの力が通用するか注目である。グランプリ制覇への道は決して簡単なものではないが、勢いのある3歳馬にM. デムーロ騎手、疲労の少ないローテと好走する要因は揃いつつある。

夏の休養とその成長によって右回りの中山にどこまで対応できるのか。キタサンブラックの引退レース、彼が有終の美を飾るのか、それとも勢いそのままM. デムーロ騎手が空気を読まずに勝利に導くのか。

一年の締めくくりとなるグランプリレースは12月24日15時25分にスタートが切られる。


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