アメリカジョッキークラブカップ（AJCC）2019の競馬予想分析！軸決定？好走率約5割の鉄板データを公開

2019年1月19日 2019年1月19日

2019年1月20日、中山競馬場でアメリカジョッキークラブカップ（AJCC）（GⅡ／芝2200m）が行われる。今回の予想考察では、過去10年のデータと傾向を振り返って軸馬にふさわしい出走馬を導き出していく。

今年はサクラアンプルール、ジェネラーレウーノ、ダンビュライト、フィエールマン、メートルダールらが出走する。有力馬の中で過去の好走馬と同じ傾向に該当するのはどの馬なのか？　あるいは人気薄の中から台頭してくる馬がいるのか？

過去の歴史を注意深く見ていくと、2019年の当レースで台頭する馬が見えてくる。

【2019年JRA重賞考察】AJCCの予想分析

競馬TIMESでは過去のデータを徹底分析。考察から導き出した予想のポイントをピックアップしていく。

以下が特に注目したい予想のポイントだ。

まずは人気の傾向から。AJCCは権威ある古馬の中距離重賞（GII）だ。よほどのことがない限り、大波乱の結果になることはない。

人気	着別度数	勝率	複勝率	単勝回収値	複勝回収値
１番人気	2- 2- 0- 6/ 10	20.0%	40.0%	33	47
２番人気	3- 2- 2- 3/ 10	30.0%	70.0%	146	137
３番人気	1- 1- 3- 5/ 10	10.0%	50.0%	60	100
４番人気	2- 0- 1- 7/ 10	20.0%	30.0%	208	84
５番人気	1- 1- 0- 8/ 10	10.0%	20.0%	90	62
６番人気	0- 1- 1- 8/ 10	0.0%	20.0%	0	82
７番人気	1- 1- 2- 6/ 10	10.0%	40.0%	147	225
８番人気	0- 0- 1- 9/ 10	0.0%	10.0%	0	68
９番人気	0- 1- 0- 9/ 10	0.0%	10.0%	0	55
10番人気	0- 0- 0- 10/ 10	0.0%	0.0%	0	0
11番人気	0- 1- 0- 36/ 37	0.0%	2.7%	0	24

ご覧の通り、二桁人気馬はほとんど走っていないのが実情だ。少なくとも軸馬に関しては一定の人気を集める実力馬とするのが無難だろう。

※以下、10番人気以内を対象に集計

アメリカジョッキークラブカップでは、前走短縮組の単勝回収値が圧倒的な成績を残している。

前走平地距離	着別度数	勝率	複勝率	単勝回収値	複勝回収値
同距離	0- 0- 1-11/12	0.0%	8.3%	0	17
今回延長	4- 6- 7-39/56	7.1%	30.4%	39	97
今回短縮	6- 3- 2-21/32	18.8%	34.4%	145	91

延長組の複勝回収値は優秀。短縮組は５００ｍ以上だとさらに期待値は高まる。

軸は単軸なら短縮組、連軸なら延長組を据えるのがいいだろう。

枠順を見てみると、明らかに３枠から６枠の中枠が有利という傾向が出ている。

枠番	着別度数	勝率	複勝率	単勝回収値	複勝回収値
１枠	0- 0- 2- 8/10	0.0%	20.0%	0	57
２枠	1- 0- 2- 6/ 9	11.1%	33.3%	55	62
３枠	3- 1- 0- 6/10	30.0%	40.0%	144	64
４枠	1- 1- 2-10/14	7.1%	28.6%	105	65
５枠	1- 3- 2- 9/15	6.7%	40.0%	38	102
６枠	4- 2- 0-10/16	25.0%	37.5%	178	108
７枠	0- 1- 2-12/15	0.0%	20.0%	0	139
８枠	0- 1- 0-10/11	0.0%	9.1%	0	50

過去10年で3枠から6枠で9勝。他は2枠が1勝のみで最内と大外枠は勝っていない。

中枠以外が全く駄目な訳ではないが、少なくとも3枠から6枠に入った馬を対象とするのがいいだろう。

次に注目したいのが前走クラスだ。

前走クラス	着別度数	勝率	複勝率	単勝回収値	複勝回収値
1600万下	1- 0- 1- 13/ 15	6.7%	13.3%	26	23
OPEN特別	0- 2- 2- 10/ 14	0.0%	28.6%	0	75
Ｇ３	1- 3- 3- 21/ 28	3.6%	25.0%	25	110
Ｇ２	3- 0- 2- 9/ 14	21.4%	35.7%	177	97
Ｇ１	5- 4- 2- 18/ 29	17.2%	37.9%	112	95