AJCC2018の予想オッズ・人気と出走予定馬は?ゴールドアクターが武豊騎手と参戦

2018年1月21日、中山競馬場でAJCC(GⅡ/芝2200m)が行われる。ゴールドアクター、ミッキースワロー、ダンビュライト、ブラックバゴらが出走するが、どんなレースが展開されるのか? 台頭する可能性を秘めた伏兵とは?

競馬TIMES編集部では一週間をかけて当重賞を徹底的に検証していく。血統考察やデータ分析、有力馬の強調材料と不安要素の検証など、多角的な視点から当レースの見どころや注目点を解き明かしていく予定だ。

出走馬のおさらい、予想オッズの展望、過去の傾向(上位馬)を振り返っていこう。


目次

日程・概要

2018年 1月21日(日) 1回中山7日目 12頭 [仮想出馬表] 【11R】  第59回アメリカジョッキーCC
4歳以上・オープン・G2(別定)(国際)[指定] 芝2200m (C)

出走予定馬・登録馬

ここはグランプリホース・ゴールドアクターが復帰戦、その鞍上に武豊ジョッキーを迎えるということで一番の注目を集めそうだ。

4連勝で2015年グランプリ・有馬記念を制してからはGⅠ勝ちこそないものの、一線級相手に差のないレースを続けてきた同馬。

前走の宝塚記念では、横山典弘騎手が末脚を活かす新味をレースで引き出し、2着に食い込んだ。サトノクラウンには届かなかったものの、ミッキークイーンやレインボーライン、本調子ではなかったかもしれないが――キタサンブラックやシュヴァルグランには差をつけており、地力の高さを伺わせた。

今回は古馬王道戦線で特に現時点ではお手馬の居ない、武豊ジョッキーとの初コンビである。新年早々に32年連続重賞勝利を決めた名手の腕ゆえに、コンタクトの不安はなさそうで、スムーズなレースができればここは好勝負必至である。

休み明けに一抹の不安はあるが、もともとは有馬記念出走も視野に入れており、その乗り込み量は豊富である。最有力の1頭だ。

ミッキースワローが続く。もともと素質は評価されていたが、菊沢騎手の取りこぼしなどもあり、春は結果が出なかった。

横山典弘騎手に乗り替わってのセントライト記念で、1000万下の身ながら豪快な末脚で皐月賞場アルアインを完封。一気に菊花賞の有力馬に躍り出た。

その菊花賞は大雨に泣いた印象。距離も若干長かったか。

キレのある末脚が身上ながらも自在世も出てきており、輸送のない中山の2200mは良馬場ならベストの条件と言えるだろう。

再度のオープン入りを果たしたダンビュライトも面白い1頭。

クラシック3冠は3着、6着、5着と惜しい結果に終わったが、それぞれ武豊騎手の手綱であと一歩のところまで迫った。

前走は準オープン・サンタクロースSだったが、流石に地力の違いを見せつけて完勝だった。再度のオープン入り、皐月賞で好走した中山コースでここが試金石になる。キレのない馬なのでコーナー4つの中山コースは悪くないはず。

ブラックバゴの前走・中山金杯は大味なレースで最後届かなかった(4着)が、中山コース適性の高さと末脚の破壊力は見せつけた。上位陣が強くなるので一概には言えないが、展開次第で一発はあっていい。

他にも軌道に乗ってきた大器レジェンドセラー、小島太厩舎ラストイヤー戴冠を狙う2年前の覇者ディサイファ、安定感出てきたショウナンバッハが虎視眈々と上位を狙っている。

登録馬は以下のとおりだ。

馬名性齢
ゴールドアクター牡7
シホウ牡7
ショウナンバッハ牡7
ダンビュライト牡4
ディサイファ牡9
トーセンビクトリー牝6
トミケンスラーヴァ牡8
ブラックバゴ牡6
マイネルディーン牡9
マイネルミラノ牡8
ミッキースワロー牡4
レジェンドセラー牡4

想定人気・予想オッズ

人気馬名予想オッズ
1ゴールドアクター2.7
2ミッキースワロー3.9
3ダンビュライト5.8
4レジェンドセラー5.9
5ディサイファ16.7
6ブラックバゴ19.7
7トーセンビクトリー20.5
8シホウ24.1
9トミケンスラーヴァ24.6
10ショウナンバッハ25.6
11マイネルミラノ59.5
12マイネルディーン123.6

過去5年好走馬

 

着順馬番馬名性齢
8タンタアレグリア牡5
10ゼーヴィント牡4
1ミライヘノツバサ牡4
3ディサイファ牡7
11スーパームーン牡7
7ショウナンバッハ牡5
12クリールカイザー牡6
14ミトラセ7
9エアソミュール牡6
10ヴェルデグリーン牡6
2サクラアルディート牡6
1フェイムゲーム牡4
3ダノンバラード牡5
5トランスワープセ8
4アドマイヤラクティ牡5

集計期間:2013. 1.20 ~ 2017. 1.22

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