青森県軽種馬生産農業協同組合は今年引退して種牡馬入りしたウインバリアシオンの展示会およびお披露目会を8月30日に開催すると発表した。
開催の経緯に関しては「近隣の生産者や熱心なファンの方々に元気な姿を見ていただきたいという所有者の方の希望と熱い思いが形となりました」とのこと。
当日は馬が落ち着いていれば写真撮影も可能。日程は8月30日の14時〜15時を予定している。
ウインバリアシオンは5月3日に行われた天皇賞春(GI/芝3200m)で左前浅屈腱不全断裂により競走能力喪失と診断されたことで引退が決まった。当初は乗馬になる予定だったが、種牡馬入りのオファーがあり、青森のスプリングファームで第2の馬生をスタートすることになっていた。
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