2026年10月25日(日)の第87回菊花賞(京都芝3000m)で、皐月賞・日本ダービーを勝ったロブチェンが三冠に挑む。勝てば2020年のコントレイル以来6年ぶり、史上9頭目のクラシック三冠馬になる。本記事では、歴代三冠馬8頭と、菊花賞で三冠を逃した二冠馬の例をまとめる。
歴代のクラシック三冠馬一覧
| 達成年 | 馬名 | 菊花賞の騎手 |
|---|---|---|
| 1941年 | セントライト | 小西喜蔵 |
| 1964年 | シンザン | 栗田勝 |
| 1983年 | ミスターシービー | 吉永正人 |
| 1984年 | シンボリルドルフ | 岡部幸雄 |
| 1994年 | ナリタブライアン | 南井克巳 |
| 2005年 | ディープインパクト | 武豊 |
| 2011年 | オルフェーヴル | 池添謙一 |
| 2020年 | コントレイル | 福永祐一 |
三冠馬は85年あまりで8頭。2020年のコントレイルは、父ディープインパクトに続く父子2代の三冠で、無敗での達成だった。1994年のナリタブライアン以降は、2005年、2011年、2020年と、6〜11年おきに三冠馬が出ている。
三冠を知る騎手が今年も菊花賞に
今年の出走馬の騎手には、三冠を経験した2人がいる。ディープインパクトで三冠を取った武豊騎手はゴーイントゥスカイ(5枠9番)に、オルフェーヴルで三冠を取った池添謙一騎手はショウナンハヤナミ(8枠16番)に乗る。コントレイルの福永祐一元騎手は調教師になり、アスクエジンバラ(6枠11番)とナリタエスペランサ(8枠18番)の2頭を送り出す。三冠を勝った側から、三冠を阻む側に回る形だ。
菊花賞で三冠を逃した二冠馬
| 年 | 二冠馬 | 菊花賞の着順 | 勝ち馬 |
|---|---|---|---|
| 1992年 | ミホノブルボン | 2着 | ライスシャワー |
| 2003年 | ネオユニヴァース | 3着 | ザッツザプレンティ |
| 2006年 | メイショウサムソン | 4着 | ソングオブウインド |
皐月賞・ダービーの二冠を勝っても、菊花賞では負けた例がある。無敗で二冠を取ったミホノブルボンは、逃げてライスシャワーにかわされ2着。ネオユニヴァースとメイショウサムソンも、3000mで勝ち切れなかった。二冠馬が菊花賞に出ずに三冠を目指さなかった例もあり、春の二冠と秋の3000mは求められるものが違う。
ロブチェンの三冠への条件
ロブチェンは皐月賞をレコードで勝ち、ダービー、神戸新聞杯と重賞3連勝中。父ワールドプレミアは2019年の菊花賞馬で、父子での菊花賞制覇もかかる。過去10年の1番人気は4勝・複勝率60%で、データ上の不安は少ない。
課題は2つ。1つは距離で、ロブチェン自身は2400mより長いレースを走ったことがない。もう1つは馬場で、京都は24日(土)、25日(日)とも雨の予報が出ている。出走馬の詳しいデータは「過去10年データ傾向」、印と買い目は「菊花賞2026予想」の記事にまとめた。
まとめ
三冠馬は過去8頭。ロブチェンが勝てば、コントレイル以来6年ぶりの9頭目になる。一方で、ミホノブルボンやメイショウサムソンのように、二冠を取っても菊花賞で敗れた馬もいる。発走は10月25日(日)15時40分だ。

