プロ麻雀リーグ「Mリーグ」は、2025年秋より開幕予定の「Mリーグ2025-26シーズン」に向け、新たなレギュレーション・賞金制度・ドラフト会議の日程などを正式発表した。この記事では、その詳細と今後の注目ポイントをわかりやすく整理する。
目次
■Mリーグ2025-26とは?いつ開幕する?
Mリーグ2025-26は、2018年のリーグ創設から数えて第8シーズンとなる節目の年。今シーズンからは、アース製薬の新規参入により全10チーム体制での戦いとなる。開幕は2025年9月頃を予定しており、ファンの期待が高まっている。
これまでの7〜9チーム体制からの拡大は、Mリーグの発展と人気の裏付けであり、各チームの編成競争、試合の熱量はさらに高まることが予想される。
■新レギュレーションのポイント|選手入れ替え義務化とは
今シーズン最大の変更点のひとつが、選手構成の見直しを促す新ルールの導入である。以下が主な内容だ。
- 同一選手構成で2年連続セミファイナル進出を逃した場合、翌シーズンは最低1名の入れ替えが必須
- 入れ替えによって自由契約となった選手は元チームとの再契約が不可
これはチームに競争原理を促し、固定化を防ぐ狙いがあると見られる。特に下位チームにとっては構成刷新が義務となるため、より戦略的な編成が求められる。
■賞金が大幅増額|ファイナル1位は7,000万円に
Mリーグ2025-26では賞金額も大きく見直された。ファイナル1位チームへの賞金はこれまでの5,000万円から7,000万円へと増額され、よりハイレベルな戦いが期待される。
ファイナルシリーズ賞金
- 1位:7,000万円
- 2位:2,000万円
- 3位:1,000万円
レギュラーシーズン賞金
- 1位:300万円
個人賞の詳細は後日発表予定だが、これまで以上に成績次第で収入に大きく差が出る制度設計となっている。
■開幕までのスケジュールまとめ
Mリーグ2025-26に向けた今後のスケジュールは以下の通り。
- 〜6月16日(月): 契約継続・満了選手の公表
- 7月: 契約選手・チーム構成の発表
- 9月頃: Mリーグ2025-26 開幕(詳細日程は後日)
特に6月〜7月は移籍・再契約・自由契約などが一気に動くタイミングであり、各チームの構成に目が離せない。
■注目のドラフト会議はいつ?ルール変更も
新チームが加わる今季のドラフト会議は、2025年6月30日(月)17時より開催。ABEMA麻雀チャンネルにて生中継される予定だ。
ドラフト会議の主なルール
- 指名順はまず新規参入の「アース製薬チーム(仮称)」が4名指名
- その後、「2024-25シーズン最下位のチーム」から順に1名ずつ指名
- 競合・抽選は行わず、先に指名された選手は再指名不可
- 第2巡以降も同様に最下位から指名
また、自由交渉契約選手については、ドラフト指名によって他チームとの交渉が可能となる点も新たな注目ポイントである。
■ドラフト会議の視聴方法(ABEMA)
ドラフト会議は以下の要領で視聴可能。麻雀ファンにとっては各チームの戦略と読みが垣間見える重要イベントとなる。
- 放送日時: 2025年6月30日(月)午後5時~
- 放送チャンネル: ABEMA「麻雀チャンネル」
- 番組URL: https://abema.tv/channels/mahjong/slots/8r7GbKVuht9UpX
プレミアム会員なら見逃し配信や追っかけ再生などの機能も活用可能。
■まとめ|Mリーグ2025-26は“改革”の年。新体制に注目
チーム数の増加、選手入れ替えルール、賞金の増額など、Mリーグ2025-26は明確な“改革の年”として位置づけられている。チーム編成の妙や、ドラフト戦略がリーグの構図を大きく左右することは間違いない。
開幕前の移籍市場、6月末のドラフト会議、そして9月の開幕戦。今後の動向から目が離せない。
麻雀界におけるプロリーグの真価が問われる今シーズン。進化を続けるMリーグを、ぜひチェックしておこう。