京都大賞典2018の競馬予想分析!過去の血統と種牡馬、明確な共通点

2018年10月08日、京都競馬場で京都大賞典(GⅡ/芝2400m)が行われる。秋の天皇賞、ジャパンCを視野に入れた馬達が出走を予定しており注目の一戦だ。今年はシュヴァルグラン、サトノダイヤモンド、パフォーマプロミスなどが出走を予定している。

開催に際し、どのような血統の馬がいい成績を残しているのか、同コースでどのような血統の馬が台頭しているのか、過去のデータをもとに見ていくことにしよう。

今回、好走血統は過去10年、コース・距離別種牡馬成績は2013年以降のレースより集計を行った。


目次

過去10年好走馬血統

着順人気種牡馬母父馬
14ディープインパクトホワイトマズル
26ハービンジャーフジキセキ
31ハーツクライMachiavellian
11ブラックタイドサクラバクシンオー
26アドマイヤドンサンデーサイレンス
32キングカメハメハダンスインザダーク
11キングカメハメハダンスインザダーク
22ネオユニヴァースDixieland Band
35ハーツクライA.P. Indy
13ディープインパクトティンバーカントリー
25フジキセキノーザンテースト
36ディープインパクトLycius
111キングカメハメハタマモクロス
27Giant’s CausewayAlzao
32ディープインパクトLycius
15グラスワンダーダンスインザダーク
27ジャングルポケットSilver Deputy
32ハーツクライFabulous Dancer
11キングカメハメハサンデーサイレンス
24ミスキャストブライアンズタイム
33ジャングルポケットSilver Deputy
12フレンチデピュティSadler’s Wells
21ジャングルポケットSilver Deputy
34フレンチデピュティサンデーサイレンス
13ジャングルポケットSilver Deputy
24マーベラスサンデーパドスール
37ジャングルポケットサンデーサイレンス
14ダンスインザダークNureyev
26ドリームウェルトニービン
37サッカーボーイサンデーサイレンス

解析・分析:注目血統は?

父サンデーサイレンス系は母父ミスタープロスペクター系と、非サンデー系は母父サンデー系と好相性であることが伺える。

[父:サンデーサイレンス系]

2017年 シュヴァルグラン(母父Machiavellian)
2014年 ラストインパクト(母父ティンバーカントリー)/トーセンラー(母父Lycius)
2013年 トーセンラー

[父:非サンデーサイレンス系]

2017年 トーセンバジル(母父フジキセキ)
2016年 アドマイヤデウス(母父サンデーサイレンス)/ラブリーデイ(母父ダンスインザダーク)
2015年 ラブリーデイ
2012年 メイショウカンパク(母父ダンスインザダーク)
2011年 ローズキングダム(母父サンデーサイレンス)
2010年 プロヴィナージュ(母父サンデーサイレンス)
2009年 トーセンキャプテン(母父サンデーサイレンス)
2008年 アイポッパー(母父サンデーサイレンス)

父サンデー系の該当馬は今年はシュヴァルグランのみ、非サンデー系はアルバートのみとなる。

これらについで相性のより父サンデー系×母父二アークティック系ではサトノダイヤモンド、スマートレイアー、プラチナムバレットの3頭が該当しており、この3頭にも警戒したい。

出走予定馬・種牡馬コース成績

種牡馬着別度数勝率複勝率
アドマイヤドン3–1-2-333.3%66.7%
カンパニー0–1–0-20.0%33.3%
ダンスインザダーク2–0-1-622.2%33.3%
ディープインパクト15–7-8-5318.1%36.1%
ステイゴールド4-3-6-378.0%26.0%
ハーツクライ9–7–9-5111.8%36.1%
バトルプラン0–0-1-00.0%100.0%
マンハッタンカフェ1-5-3-312.5%22.5%
シンボリクリスエス2–2–2-276.1%18.2%

集計期間:2013.1. 1 〜 2017. 12. 28

解説・分析:注目血統は?

ディープインパクト産駒の成績が抜けているが、アドマイヤドン産駒の成績がサンプル数が少ないながらもこれを凌駕しており、本レース発出走となるアルバートに注目したい。ハーツクライがこれらに次ぐ形となっており、シュヴァルグランの走りに今年も期待がかかる。

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