小倉大賞典2018の競馬予想分析…過去の血統と種牡馬、明確な共通点とは?

2018年2月18日、小倉競馬場で小倉大賞典(GⅢ/芝1800m)が行われる。ローカル巧者に加えてGⅠホースの参戦も度々あり、毎年盛り上がりを見せる当レース。今年は堅く収まるのか、それとも波乱のレースとなるか注目である。

開催に際し、どのような血統の馬がいい成績を残しているのか、同コースでどのような血統の馬が台頭しているのか、過去のデータをもとに見ていくことにしよう。

今回、好走血統は過去10年、コース・距離別種牡馬成績は2015年以降のレースより集計を行った。


目次

過去10年好走馬血統

着順人気種牡馬母父馬
14ゴスホークケンOld Trieste
28ディープインパクトノーザンテースト
35クロフネスペシャルウィーク
12ディープインパクトUnusual Heat
26ディープインパクトUnbridled
35ネオユニヴァースMeadowlake
13ダイワメジャーGrindstone
26ロージズインメイジェニュイン
311ディープインパクトUnbridled
11ディープインパクトティンバーカントリー
28キングカメハメハサンデーサイレンス
34ダイワメジャーエルコンドルパサー
16キングカメハメハタマモクロス
22ディープインパクトUnbridled
35ダイワメジャーホワイトマズル
15Giant's CausewayDanzig
210マーベラスサンデーパドスール
31Stephen Got EvenParis House
16アドマイヤベガTheatrical
29ジャングルポケットCrafty Prospector
31アグネスタキオンサンダーガルチ
17アドマイヤベガフォーティナイナー
22スペシャルウィークペンタイア
313マヤノトップガンDanzig
17ステイゴールドダンシングブレーヴ
21アグネスデジタルサンデーサイレンス
35オペラハウスホリスキー
16パラダイスクリークAlydar
21サンデーサイレンスZafonic
37グラスワンダースターリフト

解析・分析:注目血統は?

近5年に絞るとディープインパクトが主体で次いでダイワメジャー、キングカメハメハとなっている。ニアークティック系は近年不振であったが昨年1・3着に絡んでおり今年はどうであろうか。ミスタープロスペクター系は父系では当レースの活躍は皆無だが母父としては

ダコール (母父Unbridled)
カレンブラックヒル(母父Grindstone)
ラストインパクト(母父ティンバーカントリー)
ブレイズアトレイル(母父エルコンドルパサー)
リルダヴァル(母父サンダーガルチ)
オースミスパーク(母父フォーティナイナー)

といった人気を問わず上位に絡んでいるケースが多くあくまで母父として注目したい。今年の該当馬としてはケイティープライドとタイセイサミットが挙がり、いずれも近走不振だが人気薄の馬も時折上位に来ており注意が必要だろう。

出走予定馬・種牡馬コース成績

種牡馬着別度数勝率複勝率
ステイゴールド8-5-8-768.2%21.6%
マンハッタンカフェ4-3-6-2610.3%33.3%
クロフネ1-1-3-342.6%12.8%
ディープインパクト13-20-9-8710.1%32.6%
ハービンジャー4-9-4-625.1%21.5%
フジキセキ1-0-1-612.5%25.0%
キングカメハメハ5-4-2-3610.6%23.4%
メイショウサムソン1-1-1-136.3%18.8%
ダイワメジャー4-5-3-319.3%27.9%
Kitten's Joy0-1-0-19.6%23.2%
スクリーンヒーロー0-0-0-20.0%0.0%
タートルボール2-2-0-425.0%50.0%
ジャングルポケット2-4-4-334.7%23.3%
ストラヴィンスキー0-0-0-20.0%0.0%
シンボリクリスエス1-0-1-194.8%9.5%

集計期間:2015.1. 1 ~ 2017. 12. 28

解説・分析:注目血統は?

サンデーサイレンス系ではディープインパクトの他にはマンハッタンカフェ産駒の活躍が目立つ。次いでダイワメジャーと非サンデーではキングカメハメハ産駒が活躍している傾向が見られる。

出走頭数が少ない中ではタートルボール産駒の健闘が目立っており、本レースでもトリオンフが3連勝となるか注目したい。

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