東京新聞杯2018の競馬予想分析…グレーターロンドンは勝てない?3つの不安要素

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初重賞制覇へ――。

2018年2月4日、東京競馬場で東京新聞杯(GⅢ/芝1600m)が行われる。例年、同じ舞台で行われるGⅠヴィクトリアマイルや安田記念にむけて豪華なメンバーが集い非常にレベルの高い重賞となるが、一方で人気馬があっさり敗れ伏兵が絡んでくる波乱の多いレースでもある。

今年はGⅠ馬3頭、重賞馬5頭と例年以上に豪華なメンバー構成となっている。この豪華メンバーの中でも注目されるのが未だ重賞のタイトルを手に出来ていない無冠の大器グレーターロンドンだ。昨年の安田記念では重賞初挑戦ながらコンマ1秒差の4着と大健闘。続く毎日王冠ではコンマ2秒差でリアルスティール、サトノアラジンに次ぐ3着。しかもGⅠ馬3頭に先着している。

重賞未勝利ながらそのポテンシャルの高さは疑いようもなく、ここで重賞初制覇を成し遂げ安田記念制覇が期待されるところだろう。

しかし、過去のデータを見てみるとグレーターロンドンにとって気がかりなデータがいくつかある。今回はグレーターロンドンが東京新聞杯を勝てない3つのワケを見ていこう。

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目次

勝てないワケ① 逃げ先行有利

東京新聞杯は差し追込よりも逃げ先行が有利なレースとなっている。ハンデや開幕2週目という芝のコンディションがいいことが関係していると思われる。

過去10年の脚質別の成績を見ていこう。

脚質 着別度数 勝率 連対率 複勝率
逃げ 3- 1- 0- 6/10 30.0% 40.0% 40.0%
先行 3- 2- 5- 24/34 8.8% 14.7% 29.4%
差し 4- 3- 3- 49/59 6.7% 11.8% 16.9%
追込 0- 4- 2- 41/47 0.0% 8.5% 12.7%

集計期間:2008年~2017年

グレーターロンドンは差し追込タイプであり爆発的な末脚が武器だが、データが示すように前残りの決着になりやすく前を捉えきれない、脚を余すなど自慢の末脚が不発に終わる可能性が高い。

勝てない根拠② 前走距離

過去10年を見てみると距離延長組よりも同距離の1600mや距離短縮組が好成績を残している。一見するとグレーターロンドンには味方すると思われるのだが…

過去10年の前走距離別の成績を見ていこう。

前走距離 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1200m 0- 0- 0- 7/7 0.0% 0.0% 0.0%
1400m 2- 0- 3- 15/20 10.0% 10.0% 25.0%
1600m 6- 8- 6- 76/96 6.3% 14.6% 20.8%
1800m 0- 0- 0- 7/7 0.0% 0.0% 0.0%
2000m 0- 1- 1- 10/12 0.0% 8.3% 16.7%
2200m以上 2- 1- 0- 5/8 25.0% 37.5% 37.5%

集計期間:2008年~2017年

同じ距離短縮でも前走2200m以上からの一気の距離短縮が好成績を残しているのに対し前走1800mでは馬券に全く絡んでいない。

グレーターロンドンの前走が1800m。前走1800m組は全く馬券に絡んでいない、近い距離の1400m組、2000m組が結果を出していること考えるとなんとも気がかりだ。

勝てないワケ③ 前走人気

東京新聞杯は人気上位の信頼度が高くなく穴馬の激走が目立つレースだ。そういう事情もあり前走で単勝1番人気に支持されていた馬は過去10年で1勝も出来ていない。

過去10年の前走の単勝人気別成績を見ていこう。

前走単勝人気 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1番人気 0- 3- 3- 13/19 0.0% 15.8% 31.6%
2番人気 3- 2- 2- 9/16 18.8% 31.3% 43.8%
3番人気 1- 1- 0- 13/15 6.7% 13.3% 13.3%
4番人気 2- 1- 0- 10/13 15.4% 23.1% 23.1%
5番人気 1- 0- 0- 6/7 14.3% 14.3% 14.3%
6~9番人気 3- 1- 4- 31/39 7.7% 10.3% 20.5%
10番人気以下 0- 2- 1- 36/39 0.0% 5.1% 7.7%

集計期間:2008年~2017年

前走のOP特別ディセンバーSでは1番人気に支持されるも3着。前走1番人気の勝利がない、今回より格下である前走を勝ちきれなかったこともかんがえると今回は強気にはなれないだろう。

まとめ

いかがだっただろう? 東京新聞杯ではディープインパクト産駒が好成績を残しており、グレーターロンドンにとって有利なデータも一応あるのだが、それは他のディープ産駒にも当てはまるし人気サイドながらここまで勝てない条件が揃っているとやはり気になる。

果たしてグレーターロンドンはここまで悪条件が揃っていながらそれを跳ね返すだけの力を示してくれるのだろうか?

その答えは今週末、2月4日の15時45分頃明かされる。

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